三河戦で気を吐いた保岡選手25得点!見えてきた令和新時代秋田の理想形と喫緊の課題克服

新年早々、まだ勝ち星がない秋田はチームワーストの5連敗。最近では負けパターンが決まっていて、ゲームの入りのオフェンスが重いこととアウトサイドシュートの確率で苦しんでいる。それがそのままスコアに表れている。
シンプルに考えすぎずに、もう少し走るバスケを展開し、リズムを取り戻してはどうだろうか?ペイントエリアに早く侵入しドライブを仕掛けたり、パスを供給したり。
外国籍選手のハビエルカーター選手が最近3試合出ていないが、今日先発ならうっぷんを晴らし、やってくれると思う。そろそろ存在意義を発揮してもらいたいところだ。

2019-20 B1第16節1月5日秋田ノーザンハピネッツVSシーホース三河ゲーム2

秋田|25|21|19|16|=81
三河|18|19|22|30|=89
ハピネッツは前半から攻めるディフェンスが機能した。三河のリズムを狂わせて、アウトサイドシュートも精度よく決めた。
秋田はやっぱりディフェンスからリズムを作るチームであると再確認できた。
オフェンスも古川選手のミドル、保岡選手、カーター選手が連続で3Pシュートを決めて、なんとニカ選手もスチールしてインサイドからダンクをねじ込んだ。

なにしろ、ディフェンスがファイトしているので、秋田に流れが来ている。三河はどこを攻撃の起点にするのか?ができない状態だった。

それでも三河がフリースローやガードナー選手の3Pで追い上げてきたが、ここも保岡選手の3Pシュートで流れを渡さない。やはり、3Pシュートのエナジー効果は素晴らしい。

外が決まると、インサイドへのパスも通る。川村選手へダブルチームを仕掛け、伊藤選手がスチール、そのまま保岡選手がドライブで36-22の12点差まで広げた。

ターンオーバーからのファストブレイク!本当に見ていて楽しいし、チームとして連敗止めるぞ!とエナジー全開を感じ取り勝利の予感を漂わせてくれた。

後半は秋田の運動量がとまり、攻守が噛み合わない時間帯があり、古川選手がいない間、金丸選手が躍動した。川村選手の3pシュートで逆転されて、総合力で押し切られた。

今日は勝たせたいゲーム内容だった。ケガで白濱選手、中山選手がいなく、十分なタイムシェアが出来ない分体力的にきつかったと思う。

本来ならば最終クオーターでもう一段ディフェンスのギアを上げたいところではあった。なので戦術的にそういった駆け引きの部分も必要になってくる。

今日に限って言えば、4クオーター、相手チームファール4でオフェンスが停滞している時に、パスを早く回しながらニカ選手を効果的に使ってみてはどうだったろうか?

相手はガードナー選手が個の力でインサイドを攻めファールをもらいフリースローを確実に決めてくる。今日秋田もビックマン、カーター選手、ニカ選手のコンビで打開できる器もあると思うし、競った時の抜け出す術を構築してもらいたい。

なので勝負所はゴリゴリしてもいいのかと。今日の三河は、川村、金丸、ガードナー、35分超え、マブンガ、サイモン、ライオンズは40分フルタイム。

出ずっぱりの外国籍選手にタイムシェアしているチームが負ける??なぜ???

同時に筋力トレーニング&走り込みで無尽蔵のスタミナを得てもらいたい。

いずれにしても、秋田はまだまだ限界ではありませんし、発展途上のチーム。連敗中ではあるがしっかり血肉に変えて練習して備えてほしいです。

⇒起爆剤が欲しい!新年早々秋田はシーズン後半戦に向けて新外国籍選手獲得の検討をしているのか?