今日勝てばハピネッツは5連勝!チームの勢いや成長の度合いを判断するいい機会です。ましてここはアウエー。京都のブーイングの中実力が試される試合内容となりました。勝てた試合だと思いましたし、最後まで手に汗握る展開に一喜一憂し吠えていました。でもこれがバスケット。お互い死力を尽くしての戦いは見ごたえ十分でした。勝負に「~たら、~れば」は禁物ですが本当に目の前から勝利が「スルリ」と逃げていくのは本当に悔しい想いです。ですがこれも貴重な経験として明日から練習を再開してほしいですね。
18-19 B1第12節12月9日ハピネッツvs京都ハンナリーズ試合結果
最初からハピネッツはダブルチームでボールを奪ってからのコールビーのダンクシュートで始まりました。うーんあの身体能力は本当にほれぼれします。あまりにも華やかです。京都の伊藤選手は中山拓哉選手の大学の同期ですか、こちらもゴールへの嗅覚は素晴らしい。レイアップシュートや3Pを決め、一進一退の展開で、1クオーターはハイスコアゲームになりました。秋田の外角シュートの精度が上がってきたように思います。ディフェンスもいつも通りで後半勝負の臭いがプンプンしました。
2クオーターはいきなり白濱選手が相手の3P体制へファールで3ポイント与えました。ですが中山選手のレイアップシュート、白濱選手のカットイン、キーナン選手の連続3Pが決まり、ハピネッツの流れかに見えました。でも秋田のファールがかさみ、フリースローの得点で京都が点差を詰めてきます。45-42の三点差で後半へ。
3クオーターは秋田の時間だった。京都は早々にチームファール2.サイモン選手が4でファールアウト。この隙にコールビー選手がゴール中に入り得点を伸ばしました。秋田は京都の特徴を捉え、対策を立ててきている。中山拓哉選手の3Pで56-55、コールビー、谷口の連続得点で51-60、さあ突き放しにかかるも、つまらないところで下山がファール。でも最後は保岡龍斗選手の3Pがブザービーターで終了しました59-68の11点差。
魔の第4クオーターでの明暗
これで勝利が見えたに思ったのは選手も籠球侍もそうだろうと思いました。ですがここで京都は連続で10点をあげる。5点差に迫る。さあ、これからが本当の勝負、引いた方が負けという展開はしびれました。こんな時はホームゲームの京都に地の利がありますよね。そんな中ハピネッツはどれだけ、安定した戦いを見せられるのか?これが一つにテーマであるわけです。
77-78で小野寺選手がファールをもらいフリースロー2本外した。京都の攻撃を24秒バイオレーションで守ったかに見えたがコールビー選手のファールビデオ判定で、2本決められタイムアウト、悔しい結果となってしまいました。
秋田|27|18|23|10|=78
京都|23|19|15|22|=79
ペップHCの注目発言
今日は最後の最後で勝ち切ることができず、非常に悔しい結果となりました。チームではとにかくリバウンドを制すること、それが最も重要であるということを話していました。次の渋谷戦でも、そのあとの試合でもリバウンドを自分たちでコントロールする(支配する)ことが勝利につながるということを意識して臨むつもりです。
中山拓哉選手と伊藤選手の同期対決は?
うーん、はっきり言って5分5分なか?中山拓哉選手はアグレッシブで、伊藤選手はキレの良さ。どちらも特色を出してチームに貢献していましたね。私は伊藤選手に学んでほしいのは、成田正弘選手です。身長も同じくらいですし、多しか年齢も同じでは?成田選手がスピードを生かしてドライブを決める姿は合っていると思います。もちろん、相手外国人のブロックショットを受けてしまう場合以外の穴が開いている時にですが。3Pの精度ももう少し上がってくると思いますし、レイアップシュートを果敢にトライしてほしいですね。
最後に
言ってみればコールビー選手に始まりコールビー選手で終えた日でした。うーん、4クオーターは明暗が分かれましたね。最後は終了間際に試合をひっくり返されて、京都は劇的な勝利を呼び込んだのですが、小野寺選手のフリースロー2本決めていたら80-79で勝利です。でも「たられば」ですからね。選手は重圧の中頑張ったと思います。お互いの思惑が交差する中、最後まであきらめないで戦った姿は感動しました。これを良き経験としてハピネッツの選手はまた強くなります。この歴史の証人になれて幸せです。ゴーゴーハピネッツ。次は水曜日、サンロッカーズ渋谷戦、ホームゲームで挽回するぜ!