岩屋頼、未来を撃ち抜く18点!戦術ヤニーで猛追も、秋田は1Qの深すぎる穴に泣いた

ハピネッツ試合結果

富山の地で迎えた第35節GAME1。秋田ノーザンハピネッツにとって、この試合はただの1試合ではありませんでした。順位、残り試合、チーム状況、そしてブースターの想い。すべてを背負いながら、アウェーの体育館にピンクの熱が持ち込まれました。

赤穂雷太、アリ・メザーを欠く中で、秋田のスターティングファイブは堀田尚秀、ヤニー・ウェッツェル、菅原暉、中山拓哉、キアヌ・ピンダー。苦しい台所事情でも、前を向くしかない布陣でした。相手は富山グラウジーズ。順位的にも絶対に落としたくない直接対決であり、秋田としては最初の10分から魂をぶつける必要がありました。

しかし、結果は72-82。第4クォーターには2点差まで迫り、ヤニー・ウェッツェルを軸にした攻撃、キアヌ・ピンダーのブロックとアタック、そして岩屋頼のキャリアハイとなる18得点が光りました。それでも勝ち切れなかった。そこには、はっきりした理由があります。

この試合は、岩屋の未来が輝いた一方で、1Qの入りの遅さと勝負どころのターンオーバーが重くのしかかった一戦でした。

今日の試合の注目点

  • 1Qの入りで主導権を握れるか
  • 富山のブロック・モータム、ヤニス・モランをどう止めるか
  • ヤニー・ウェッツェルとキアヌ・ピンダーのインサイドで圧を作れるか
  • 岩屋頼、髙比良寛治ら日本人選手が外とアタックで支えられるか
  • 勝負どころでフリースローとターンオーバーを我慢できるか

試合前の注目点は明確でした。秋田は連戦の疲れもあり、ロスターも万全ではありません。だからこそ、最初から受け身になったら厳しい。富山に先に走られ、リバウンドを取られ、モータムに気持ちよくプレーされると、後から追いかける展開になります。

逆に秋田が勝つためには、守備で一歩目を出し、ペイントへ強く入って、ウェッツェルとピンダーを中心に富山のインサイドへ圧をかける必要がありました。外のシュートはもちろん大事ですが、外だけに寄ると攻撃が軽くなります。ミックHCのコメントにもあった通り、序盤に簡単なアウトサイドを選びすぎたことは、試合全体の重さにつながりました。

秋田が勝つには、気持ちだけでなく、最初のポゼッションから足を動かす覚悟が必要でした。

試合結果・速報

2025-26 B1 4/25(土)第35節 VS 富山グラウジーズ GAME1

Q 秋田 富山
1Q 10 21
2Q 21 19
3Q 14 19
4Q 27 23
FINAL 72 82

チームスタッツ 富山 秋田
2P 21/40(52.5%) 16/31(51.6%)
3P 8/28(28.6%) 10/31(32.3%)
FT 16/18(88.9%) 10/21(47.6%)
リバウンド 42(OR13/DR29) 37(OR12/DR25)
ターンオーバー 11 13
ポイントフロムTO 13 8
ペイント内得点 38 32
セカンドチャンスポイント 20 7
ファストブレイクポイント 10 8
ベンチポイント 17 37

数字を見ると、秋田にも良い材料はあります。3Pは10/31で富山を上回り、ベンチポイントも37点。岩屋、髙比良、チョルらが途中出場から流れを変えようとしたことは、はっきり数字にも出ています。

ただし、勝敗を分けた数字はもっと冷たいです。フリースローは秋田が10/21で47.6%。富山は16/18で88.9%。さらにセカンドチャンスポイントは秋田7点に対し、富山20点。リバウンド数以上に、取られた後の失点が痛すぎました。

2点差まで迫った試合で、フリースロー11本失敗とセカンドチャンス13点差は、あまりにも重いです。

試合内容・ゲームの流れ

1Q 入りの遅さがすべてを難しくした10分(10-21)

秋田ボールで始まった試合。最初にヤニー・ウェッツェルが得意のフックを沈め、出だしだけを見れば悪くない入りに見えました。ところが、そこから秋田の得点が止まります。堀田の3Pは来ず、ボールは回ってもリングへ向かう迫力が足りない。連戦の疲労が足に重りをつけたように、全体の動きが少しずつ遅れて見えました。

富山は岡田雄三のドライブで流れをつかみ、ブロック・モータムが外からも中からも存在感を出します。モータムの3Pを許した場面は、秋田の守備が一歩遅れた象徴でした。ボールマンへの圧、ヘルプの位置、戻りの足。どこかが大きく崩れているというより、少しずつ全部が遅い。これが一番怖い形です。

秋田も無抵抗ではありません。堀田の3P、元田からのパスを受けた栗原翼の3P、アンジェロ・チョルのリバウンド絡みで10-15まで持ち直す時間はありました。しかし、そこで富山にもう一度踏まれました。元秋田のヤニス・モランにもゴール下で決められ、1Qは10-21。最初の10分で11点を追う展開になりました。

この1Qは、点差以上に秋田の呼吸を苦しくした時間帯でした。

2Q 岩屋が空気を変え、髙比良も刺したが、富山のリバウンドが重かった(21-19)

2Qに入ると、ようやく秋田のテンポが少し上がります。キアヌ・ピンダーから岩屋頼がドライブ。若い選手が迷わずリングへ向かう姿は、沈みかけた空気に風穴を開けました。岩屋は途中で出血によりベンチへ下がる場面もありましたが、戻ってからも気持ちは切れませんでした。

ウェッツェルはユーロステップでゴール下へ侵入し、ファウルをもらってフリースローへ。中山拓哉はチョルへ鋭いストレートパスを通し、ゴール下で得点を演出します。秋田が少しずつ、ペイントへ体を入れ始めた時間でした。

ただ、ここでももったいなさが顔を出します。ボール出しからの8秒バイオレーション。こういうミスは、単なる1ターンオーバーではありません。追い上げようとするチームの胸元に、冷たい水を差すようなプレーになります。

それでも岩屋は攻めました。アタックでエンドワンの形を作り、さらに高比良寛治がコーナー3Pを決めて、秋田はじわじわ点差を詰めます。岩屋からウェッツェルへのパス、トップの位置からの3Pも決まり、短い時間で確かな仕事を積み上げました。

しかし富山も簡単には緩みません。水戸健史の3P、岡田の勝負強いシュート、そして何よりリバウンド。秋田が良い守備をしても、最後のボールを富山に取られる。これでは、守備の努力が報われません。中山がリバウンドに絡み、自ら3Pを決めて31-35まで迫った場面は熱かったですが、前半ラスト0.9秒で岡田に痛恨の3Pを決められ、31-40で折り返しました。

残り0.9秒の失点は、追い上げムードを削るには十分すぎる一撃でした。

3Q 追撃の入りから一転、痛恨のターンオーバーで流れを手放した(14-19)

3Qの入り、秋田は悪くありませんでした。ピンダーから岩屋の3P。さらにピンダー自身もアタックでこの日初得点を挙げ、36-40。ようやく追撃態勢が整ったように見えました。モータムのスチールからのドライブも、中山の粘り強いディフェンスでトラベリングを誘います。ここは秋田が一気に空気を変えられる時間でした。

中山のドライブからウェッツェルが合わせて38-44。さらに元田大陽からピンダーのアタックも出て、40-47。数字だけ見ればまだ遠いですが、コート上の空気は確実に秋田へ傾きかけていました。

しかし、ここでまた痛恨の8秒バイオレーション。これが本当に痛かった。追い上げの階段を一段ずつ登っている最中に、自分で足を滑らせてしまったようなプレーです。富山はその隙を見逃しません。モランのフェードアウェイ、トレイ・ケルのアタック、モータムの速攻。秋田が一瞬止まったところを、富山は一気に広げてきました。

モータムは本当に厄介でした。21得点だけでなく、試合の嫌なところで顔を出します。速攻で走る、リバウンドに絡む、外も狙う。秋田からすれば、止めたい場面で止められない相手でした。3Qは14-19。立ち上がりの良さがありながら、終わってみれば富山に差を広げられる苦しい10分になりました。

3Qは秋田が追い上げるチャンスを作りながら、ターンオーバーで自ら流れを切ってしまった時間でした。

4Q 戦術ヤニーで2点差まで猛追、ピンダーも燃えたが最後に届かず(27-23)

4Q、秋田はようやく本来の熱を取り戻します。髙比良がコーナー3Pを決め、ウェッツェルが得意のフックで50-59。ここから体育館の空気が少し変わりました。富山に傾いていた流れの中で、秋田がもう一度拳を握り直した時間です。

モータムがアタックからダンクを決めても、髙比良がドライブでやり返す。中山の3Pが飛び出すと、次の守備ではピンダーがニカ・ウィリアムスのゴール下をドンピシャのブロックで叩き出しました。あの場面は、数字以上に熱かったです。まるで秋田ベンチに火をつけるような、身体ごと叫ぶブロックでした。

そこからピンダーはアタックでもエンジン全開。ウェッツェルもゴール下でニカをファウルアウトに追いやり、秋田は完全に戦術ヤニーへ舵を切ります。苦しい時にボールを預けられる選手がいる。それはチームにとって大きな支えです。ウェッツェルは15得点5アシスト。派手な数字以上に、4Qの圧は富山に確実なストレスを与えていました。

秋田は64-66まで迫ります。2点差。ここまで来たら、勝ち切りたかった。ブースターも画面越し、現地のスタンド、きっと全員が同じ気持ちだったはずです。ここで一本止めて、一本決めれば逆転。まさに勝負の入口に立っていました。

しかし富山は崩れませんでした。岡田の3P、トレイ・ケルのエンドワン。秋田が追いつきかけたところで、富山は大事なシュートを決め切りました。そして残り2分40秒から、秋田はウェッツェルへボールを集めますが、2回続いたターンオーバーがあまりにも痛かったです。

岩屋は最後まで気を吐きました。ジャンパー、3P。18得点は秋田の未来を照らす数字です。ただ、ファウルゲームに入ってから富山はフリースローを落とさず、最後は72-82。猛追は届きませんでした。

2点差まで来てからの連続ターンオーバーは、勝利の扉に手をかけた瞬間に自分で鍵を落としたような痛さでした。

スタッツで見る敗因と収穫

この試合の敗因は、感情論だけで片づけてはいけません。数字にもしっかり出ています。秋田は3Pを10本決め、ベンチポイントでは37-17と富山を上回りました。岩屋、髙比良、チョル、栗原らが途中から流れを作ろうとしたことは、間違いなく収穫です。

一方で、勝つための土台が崩れていました。まずフリースロー。秋田は10/21で47.6%。富山は16/18で88.9%。単純に成功数だけで6点差。失敗数で見れば秋田は11本落としています。最終点差は10点ですが、第4クォーターに2点差まで詰めた試合で、このフリースローの差は重すぎます。

次にセカンドチャンスポイント。秋田7点、富山20点。リバウンドは37-42で本数差は5本ですが、その後の得点差が13点あります。つまり、富山は取ったリバウンドを点につなげ、秋田は取り返した後の一撃まで持っていけなかったということです。

そしてターンオーバー。秋田13、富山11。数だけなら大差ではありません。しかし、問題は出た場所です。8秒バイオレーション、追い上げ局面でのミス、2点差に迫った後の連続ターンオーバー。試合の流れが変わる場面で出たミスは、数字以上に重くなります。

秋田は悪い時間を短くできず、良い時間を長く続けられなかったことが最大の敗因でした。

ポイント 試合への影響
1Qの10-21 最初から追う展開になり、後半の猛追に余計な体力を使う形になった
FT 10/21 追い上げの流れを自分たちで止めてしまい、勝負どころで圧をかけ切れなかった
セカンドチャンス 7-20 守っても取り切れず、富山に二度目の攻撃で得点を許した
勝負どころのTO 2点差まで迫った後に流れを渡し、逆転のチャンスを逃した

今日のスポットライト 岩屋頼がキャリアハイで見せた秋田の未来

負け試合であっても、光はありました。その中心が岩屋頼です。19分19秒の出場で18得点。FGは6/10、3Pは3/6。数字だけ見ても立派ですが、それ以上に良かったのは、試合の中で消えなかったことです。

出血で一度ベンチへ下がる場面がありながら、戻ってからもアタックの姿勢を失いませんでした。ドライブでリングへ向かい、外でも迷わず打つ。若い選手にありがちな、ミスを恐れて小さくなる感じが少なかったのは大きな収穫です。

特に終盤のジャンパーと3Pは、ただの得点ではありません。チームが苦しい時に自分のシュートを打てる選手は、伸びます。試合が決まりかけた空気の中で、それでもリングを見る。秋田の未来に必要なのは、まさにこういう選手です。

もちろん、これで満足してはいけません。キャリアハイはゴールではなく、次の基準です。今日18点取ったなら、次は相手が警戒してくる中でどう点を取るか。ドライブの選択、パスの判断、守備での強度。ここからが本当の勝負になります。

岩屋の18点は、負け試合の慰めではなく、秋田が次へ進むための希望の火種です。

ピンダーの後半エンジン全開と、ヤニーに託した勝負どころ

キアヌ・ピンダーも後半に強い存在感を出しました。26分05秒で11得点8リバウンド。3Pは0/7と苦しみましたが、4Qのブロックとアタックは明らかに秋田の空気を変えました。

ニカのゴール下を叩き出したブロックは、ただの守備ではありません。あれはチームに向けた合図でした。まだ終わっていない。身体を張れば流れは変わる。そう言っているようなプレーです。ピンダーは波のある選手ですが、あの爆発力は秋田に必要です。だからこそ、外のシュートが入らない日でも、リングへ向かう判断をもっと早く増やしてほしいところです。

ウェッツェルは30分17秒で15得点5アシスト。4Qはまさに戦術ヤニーでした。ゴール下でファウルを引き出し、合わせで得点し、味方も生かす。秋田が2点差まで迫れたのは、ウェッツェルを中心に据えたからです。

ただ、最後にボールを集めた場面でターンオーバーが続いたことは、チームとして重く受け止めたいところです。ヤニーが悪いという単純な話ではありません。預ける場所、周りの立ち位置、富山の守備を見た次の選択肢。全部を含めて、最後の詰めが足りませんでした。

エースに託すだけでは勝ち切れない。託した後に周りがどう動くかまで含めて、勝負どころの完成度です。

元田大陽に期待したい奮起 沈黙で終わっていい選手ではない

この試合で辛口に触れたいのは、元田大陽です。12分59秒の出場で無得点。FG0/3、3P0/2。シューターとして期待される選手がこの数字で終わるのは、やはり厳しいです。

もちろん、シュートは入る日もあれば入らない日もあります。そこだけで責めるつもりはありません。ただ、秋田が苦しい時、相手の岡田や水戸のように、一本で空気を変える日本人選手が必要です。元田にはその役割を担える力があるはずです。

だからこそ、もっと欲を出してほしい。外が来ないなら、まずディフェンスで噛みつく。ボールを持てないなら、走ってコーナーへ入る。スクリーンを使って一瞬でもズレを作る。ベンチから出た選手が静かに終わると、チーム全体の火力が落ちます。

秋田の未来を考えれば、岩屋だけに背負わせるわけにはいきません。元田がもう一度、自分の一発で流れを変える姿を見たいです。沈黙で終わっていい選手ではありません。

元田には、遠慮ではなく、外した後も打ち返すくらいの強さを見せてほしいです。

ハイライト動画

ミック・ダウナーHCコメント

<試合の総括>
結果に対してもそうですし、今日の試合における自分たちのパフォーマンスの不安定さという部分にフラストレーションのたまる試合でした。
特に試合の出だしのところで得点が伸び悩みましたが、原因としては、簡単にアウトサイドからのシュートを選択してしまい、ペイントアタックが十分にできなかったことが挙げられます。

チャンスはあったはずですが、安易な選択に流されてしまい、その結果3Pシュートのアテンプトが多くなり、ハーフタイム時点での成功率は25%ほどでした。
第4クォーターは良くなったと思いましたが、出だしの悪さや、調子が上がってきた時のパフォーマンスを持続できないという点が、今日の試合を象徴していたと感じます。

良かった点としては、15点あった点差を第4クォーターに2点差まで詰め寄った場面です。
ですが、その後にターンオーバーが2回続いてしまい、再び点差を広げられてしまいました。

オフェンスが良くてもその後のディフェンスが悪く失点する、あるいはディフェンスが良くても次のオフェンスで得点が取れないといった安定感のなさが、今シーズンの我々の課題であり、今日の試合でもそれが出てしまいました。
富山さんはチームとしても、各クォーターの終わり際など、本当に最後まで気を抜かずにプレーしており、素晴らしかったと思います。

髙比良寛治選手コメント

今日勝てばまだ順位をひっくり返すチャンスがありましたが、勝ち切ることができませんでした。

チームとして最下位で、チャンピオンシップ出場も叶わないという非常に難しい状況ではありますが、今目指せる最高の順位までいけるというチャンスがあったにもかかわらず、相手の方がハードにプレーしていて、自分たちはそれができていなかった。
それが今日の結果だと思います。

点差やフリースロー、ターンオーバーなど、敗因はいろいろあると思いますが、最初からリードされる展開もそうですし、途中で2点差まで追い上げた場面でも課題が出ました。

僕もそうですが、ルーズボールに飛び込めず、相手に取られて3Pシュートを決められ、再び離されてしまった。一つひとつの大事な場面でのミスが多すぎました。
ああいうところで決められると相手も乗ってしまいますし、結局、その勢いに乗った選手に最後、ゲームを決定づけるシュートやバスケットカウントを許してしまいました。

負けたのには理由がありますが、今日の試合は戻ってきません。

今シーズンはあと3試合しかないので、本当に一つでも多く勝たなければいけないですし、何が何でも明日は勝って帰らなければならないと思っています。
今、何が必要で、何をすべきか。

瞬時に判断して、一つひとつのポゼッションを積み重ねることが勝利に繋がると思うので、明日はしっかり修正してチーム全員で勝ちに行きたいです。

遠く秋田から、アクセスも良くない中、このアウェー会場にもたくさんの方がピンクのウェアを着て応援に来てくださっています。
その方たちのためにも、明日のアウェー最終戦をしっかり勝ち取ってホームでの最終節に戻ります。

出典:秋田ノーザンハピネッツ公式サイト 試合結果

最後に

悔しいです。本当に悔しい。2点差まで迫ったからこそ、なおさら悔しさが残ります。あそこまで戻せる力があるなら、なぜ1Qから出せなかったのか。あそこまでヤニーで押し込めるなら、なぜもっと早くペイントへ向かえなかったのか。あそこまで岩屋が輝けるなら、なぜチームとして彼の勢いを勝利に変えられなかったのか。

でも、この試合をただの敗戦で終わらせてはいけません。岩屋頼の18得点は、秋田にとって大きな希望です。キアヌ・ピンダーのブロックとアタックも、4Qの空気を変えました。ウェッツェルに託せば、相手の守備を押し込める時間も作れました。髙比良の言葉にもあるように、負けた理由はあります。だからこそ、修正する場所も見えています。

必要なのは、試合の最初からルーズボールに飛び込むこと。簡単に外へ逃げず、ペイントへ体をぶつけること。フリースローを決めること。追い上げた後の1本を雑にしないこと。料理で言えば、最後に味見をせずに鍋を火から下ろしてしまったような試合でした。途中でいい香りはしていた。でも、勝利という一皿にはあと一手が足りなかった。

明日は、最初の10分から秋田のバスケを出し切ってほしいです。

残り試合は少ないです。順位の現実は厳しい。それでも、ブースターが見たいのは、最後まで目をそらさず戦うチームです。岩屋の未来、ピンダーの爆発力、ヤニーの頼もしさ、髙比良の責任感、中山の泥臭さ。全部を40分間つなげられた時、秋田はまだ勝てます。

明日のアウェー最終戦。もう入りが遅いは通用しません。最初のディフェンス、最初のリバウンド、最初のアタック。そこから全部取りにいきましょう。ピンクの背中を押す声は、遠く秋田からでも届いています。悔しさを燃料に変えて、今度こそ勝って帰ってきてほしいです。

⇒ハピネッツのここだけの話!裏事情が満載の記事はこちら!

⇒サイト運営者紹介:一体誰や?!

タイトルとURLをコピーしました