賛否があってもいい!秋田3年ぶりの復帰の田口記者会見で何を語った?

6月30日に秋田へ電撃復帰した田口選手が、記者会見を行い、心境を話した。以下は秋田魁新報より抜粋です。

バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の秋田ノーザンハピネッツは30日、B1千葉から3年ぶりに秋田に復帰したガード田口成浩(31)=仙北市出身=の入団会見を県庁で開いた。

田口は「バスケに対する情熱、熱い思いがある。秋田の優勝のため、目の前のことを精いっぱいやり、その姿を見て応援したいと思ってもらえるようになりたい」と力強く語った。

入団の決め手を前田顕蔵ヘッドコーチ(HC)からの熱烈なラブコールだったと明かした。2018年に秋田から千葉へ移籍した後も、毎年電話などで「いつ戻ってくるの」などと声を掛けられていたと説明。最後は「田口成浩という選手が欲しい」とオファーをもらい、「素直に幸せだと思った」と話した。

千葉では天皇杯全日本選手権、リーグ優勝を経験。高いレベルを目指すスター選手がそろう環境でもまれた。細かいルールにのっとったプレーを求められたことで、状況判断が磨かれ、チームが一つになることがいかに大切かが分かったという。

「千葉での3年間は良いことも悪いこともあったが、全て自分のためになった。経験を還元し、力を発揮していきたい。全試合出場し、秋田の守備に適応して取り組んでいきたい」と気持ちを込めた。

会見に同席した水野勇気社長は「秋田でもう一度上を目指してほしい。リーグで数少ない秋田出身選手なのでファンにも迎え入れてもらいたい」と語った。
引用:https://www.sakigake.jp/news/article/20210630AK0029/

いずれにしても、ケンゾーHcから毎年ラブコールがあったわけで、今回のタイミングとなったようだ。やはり秋田にとっては特別な存在なのだろう。

東北から出たことがなく関東で生活する恐怖があった。それを千葉のブースターさんが温かく迎えてくれた。
彼は自分について「賛否があってもいい。自分にコメントがあること自体幸せなこと。自分の行動で、その人たちの何かを変えられたら、。」というニュアンスが感じられた。

千葉の3年間で彼なりの器の部分、大きくなったように感じた。

来シーズンは、各チームが選手補強に力を入れており、最近では島根に金丸選手、安藤選手が移籍した。さらに新外国籍選手にニック・ケイ(現役オーストラリア代表)を、新ヘッドコーチにポール・ヘナレ(2015年から2019年までニュージーランド代表の指揮を執った。)を獲得した。

わが秋田も補強は完了し、チーム作りに7月から入る。

今度はオフェンスに特化する部分も相当ある。選手の持ち味を最大限に出しつつ、勝利という結果で秋田を元気にしてほしい。