股関節のケガでまさかの長期離脱したカンター(Kerem Kanter)選手。その復帰からプレータイムがまだ限られているせいか、チームのディフェンスやオフェンスにアジャストが遅れているような気がしてならない。
もうシーズンも後半だ。
本来の体のタフさで、インサイドアタックは巧みで、カンター選手の武器のはず。その場面があまりにも少なすぎるのだ。
以下の動画は秋田に来る直前の様子だ
リバウンドも然り。ザック選手が前節ファールアウトになってしまった際、輝きを増してプレーできる選手なのだ。
インサイドアタックは大阪戦でゴールには結びつかなかったが、だれも止められなかった。重戦車のようだった。チームプレイを優先するのは仕方のないことだが、けが人が多い中で、思い切ったプレーがより活路を見出すと思う。
少し前に、保岡選手が吹っ切れたように、縦横無尽さを取り戻し、チームにエナジーを与えた。勢いあまってねん挫をしてしまったのだが。
これから競った試合が多くなり、勝負を分けるシビアな場面が幾度となく訪れようか。そのためにもカンター選手の完全復帰が待たれるし、いやもはや待ったなしの状態なのかもしれない。
股関節の状態は本人にしかわからない。それでも彼の持っているものはまだ完全に出し切れてはいないのが、何とも悩ましい。
MVPやMIPを受賞する姿を見たいし、喜びの声を聞きたいファンが待っている!
GO!Kerem Kanter!