大黒柱不在の富山にまさかのグダグダ!カンター選手の4連続リバウンドからの反撃で逆転は光明だ

富山はチーム台所事情が厳しい!中地区では7勝25敗の7位。それでも過去厳しいB1残留をしのいで戦った来た。秋田は悪い癖、相手に合わせる戦いがある。意識していないのだが、ディフェンスやオフェンスが「うそでしょ?」という場合が結構あった。なので秋田は余裕をかましている場合などない!目の前の試合を必死に戦ったほしい。

試合結果・速報

2022-23 B1第20節1月28日秋田ノーザンハピネッツVS富山グラウジーズゲーム1

秋田|19|10|31|26|=86
富山|18|18|21|15|=72
富山の大黒柱ジョシュア・スミス選手足のケガのためにインジュアリーリスト登録された。インサイドが制圧できなくなり、秋田にすれば相手の弱いところをついていくはずではあった。

しかしふたを開けてみると、攻守がかみ合わない。富山のターンオーバーにある意味助けられても、秋田もミスを犯し、波を作れない。ホームの富山は気持ちが強く、今いる選手が躍動しているように感じた。

富山の新外国籍選手のノヴァ―・ガドソン選手も初登場したが、まだ連携不足であり、それでも必死にプレーしていた。となると富山の頼りはブライス・ジョンソン選手ということになる。

ジョンソン選手がトップの位置から3Pシュートを外すとそのまま跳ね返ったボールを保持してのダンクは圧巻だった。日本人選手のビッグマン、小野龍猛選手も3Pシュートを効果的に決め存在感を発揮した。飴谷選手のオフェンスリバウンドも効果的だった。

前半29-36の7点差で折り返した。

後半秋田は川嶋選手の3Pシュートが入りだし、少しリズムが良くなった。しかし富山の上田選手の連続レイアップで53-53と引き離せない。タイムアウト後、秋田はパス回しを早くしてキッド選手が連続の3Pシュートを決めて、いよいよ秋田はエンジンがかかる。

最終クォーター、カンター選手がオフェンスリバウンドで、4回ジャンプし、タップシュート成功!意地の粘り勝ち。さらにレイアップ、ファール2スローで64-57で前に出た。

股関節が良くなっている証拠だろうか。

ジョンソン選手の3Pで追撃するがカンター選手がドフリーでお返し3Pシュート。中山選手も保岡選手からのキックアウトで決めて70-62とした。

これで一気に流れは秋田に傾いた。ザックのゴール下、中山選手のキックアウトから長谷川選手が3Pシュート、古川選手のフローター、キッド選手の3Pシュートで決して納得のいかなかった試合のウップンを晴らすべく、激しい攻撃を浴びせた。


引用:https://basketball.mb.softbank.jp/lives/500397

ハイライト動画

ケビンHC代行コメント

富山さんは前半の入りは素晴らしかったと思います。シーズン前半でなかなか勝てなかったチームは残留争いに入るのですが、富山さんもケガ人もいて勝ち切れないところもあったと思いますので、ホームゲームで何が何でも勝ちたい強い気持ちで入ってくると、この試合を準備するにあたり、チームには何度も言っていました。自分たちは富山さんのその強い気持ちに負けてソフトに入ってしまい、前半は残念なパフォーマンスだったと思います。
ただそこで頭を下げずに切り替えて、自分たちのケミストリーとアグレッシブさ、フィジカルに行くところをしっかり見せて勝ち切れたのは良かったと思います。昨季のアウェーでの富山戦は初戦を落として1勝1敗で終わっていたので、第1戦に勝ててうれしく思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17347

最後に

秋田は後半ディフェンスの圧を強めた。富山のターンオーバーが明らかに多くなってしまった。

カンター選手の粘りのオフェンスリバウンドからの流れは素晴らしかった。14分のプレータイムで12リバウンド、10得点は安定してきているのではないかと感じた。決して派手さはないが、コツコツとケガ明けから、アジャストの光明が出ているし、明日以降も注目していきたい。

また、ねん挫していた保岡選手、体調不良だった伊藤選手もプレータイムがあり良かった。