昨日のゲーム1は勝つには勝ったがゲームの入りは、どこか緩慢で厳しさに欠けていた。本来のハードワークを取り戻し、CSの連続出場を狙う秋田は、目の前の1勝にこだわり、勝負する気持ちを持続できるのか?いよいよモチベーション維持が大事な時期になる。
試合結果・速報
2022-23 B1第20節1月29日秋田ノーザンハピネッツVS富山グラウジーズゲーム2
秋田|26|21|22|29|=98
富山|11|20|23|26|=80
秋田は本来の堅守速攻を繰り出しに成功した。昨日とは打って変わって、出だしから中山選手、古川選手がペイントにアタック、ドライブを決めた。すると富山は秋田のでフェンスから、続けて3ルのターンオーバーを犯した。
キッドも早々に連続3Pシュートを決めてエンジン全開!早いボール回しで中山選手の3Pシュートも飛び出した。13-0のラン!富山のゾーンディフェンスをものの見事に蹴散らした。
その後もキッド選手のジャンパー、フェードアゥエイシュートで秋田はゲームを支配した。ある意味今日の試合はこれで大方決まってしまう。
2クォーターで富山のジョンソン選手が足のケガで離脱。いよいよ富山は厳しくなった。これから富山のガドソン選手が気を吐く。最初の3Pシュートを気持ちよく決めるとエンジンがかかったようだ。
秋田も気を緩めることなく、攻めた。点差が開くとどうしても緩くなると思うが、ベンチメンバーを効果的に使用し始めた。普段プレータイムが少ない選手にとってはアピールする絶好の機会だ。
そんな中、大浦選手がベストパフォーマンスを発揮する。レイアップやジャンパー、コーナー3pと躍動した、富山に流れが行きかけた時に、ブザービータージャンパーを決め切る精度で、大浦選手は信頼を勝ち得た。69-54。
同時にカンター選手もプレータイムを伸ばして持ち味を発揮した。
長谷川選手からの合わせでゴール下を決めれば、連続してフェイクを入れてワンスロー獲得。自ら仕掛けてアタックすると。今度はドライブをしてそのままゴールまで走り切った。73-59。
ただし、ディフェンスは後半富山の攻撃を止めたのか?といわれればそれはNOだ。デンプス選手に連続3Pシュートを許したり、同じくガドソン選手も止められなかった。今日のゲームプランとして、古川選手やザック選手を必要以上にプレーをさせない部分もあったろうし、無理に止めないでついていく。オフェンスでついていくというプランだったかもしれない。
なので秋田のベンチメンバーはやることはわかっていたので、多田選手、ワン選手も得点したし、大浦選手は最後まで出続けて3Pシュートを決め90-70。無理をしてほしくないキッド選手もドライブをして94-73と試合をコントロールした。
引用:https://basketball.mb.softbank.jp/lives/500398
ゲームハイライト動画
ケビンHC代行コメント
前節のホーム大阪戦では1戦目に勝利しましたが2戦目で敗れていましたので、今節を2連勝で終えられたことにすごく安心していますし、良かったと思います。
シーズンも後半に入ってきて、勝ち星を多く稼がないといけません。これから土日の試合があるときは、まず土曜日に勝って、日曜日もしっかり勝ち切って、勝ち数を増やしていきたいです。実際今回の週末でそれをできたことをうれしく思います。
またブライス・ジョンソン選手が試合中にケガをしてしまいましたが、大きなケガでないことを願っていますし、すぐに回復できることを祈っています。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17349
最後に
富山とはBJリーグ時代から同じ県民球団としてしのぎを削ってきた同期だ。なので頼みの外国籍選手のケガ人は心から気の毒に思う。しかしそれでも、戦うスピリットは健在で、臆することなく勝負に徹してきたのは凄いと思う。
さて秋田はアウエーで連勝したのだが、それでも何か、どこか安定に欠ける要素もある。まずは勝ち切ることが優先だが、ディフェンスの強度、特にアウトサイドシュートへの対応がよろしくない。
確かに3Pシュートは水物ではあるが、できればタフショットで終わらせたい。
次節は天皇杯バスケで敗れたファイティングイーグルス名古屋との対戦だ。天皇杯では有利に試合を進めていたが、ベンチメンバーの交代でミスをし、その外国籍選手の3Pシュートで足元をすくわれた。なのでリベンジはもちろん、試合の内容も大事だ。連続CSを狙うチームのプライドを示してほしい。んでねー?
秋田は天皇杯バスケでファイティングイーグルス名古屋と対戦する。ファイティングイーグルス名古屋は今季B1昇格を果たしており、開幕してから5勝4敗で西地区5位だ。帰化選手のエヴァンス ルーク選手は203センチ。他の外国籍選手 …