アウエーで開幕4連勝の秋田の日本人選手の強さは本物なのか?誰が?

京都は昨日の敗戦を確実に修正をし、クロスゲームに持ち込んだ。何度も秋田のディフェンスをかいくぐり、インサイド、アウトサイドに散らしてゴールを決めてきた。苦戦は覚悟だなぁ。

2020-21 B1第2節10月11日秋田ノーザンハピネッツVS京都ハンナリーズゲーム2

秋田|15|16|23|25|=79
京都|16|13|23|16|=68

秋田はオンザコート2の発進で、安定したオフェンスで、カーター選手の3Pシュートで5-0のランで得点を重ねていくのだが、京都のディフェンスの強度があって、伸びなかった。

うーん伊藤選手が入るとボールの出しどころに、悩んでいるようで攻撃のリズムが悪くなるような気がした。セットオフェンスが長くなる。逆に京都は中に、中に入っていく。

秋田はいい形でのシュートにもっていっていない。

ここぞとばかり、細谷選手がスピードをきかせてドライブでこじ開けると、2度目はファールをもらいフリースローを沈めた。

秋田の日本人選手は戦術において、自分の役割をきっちりと、遂行する能力が今シーズン光っている。継続選手が多い中、ケンゾーHCの目指すべくバスケが体現できているのだろうか?

リードをされても要所で得点を決め切る古川選手。相手にしたら不気味だ。流れを持っていかれそうでも日本人選手が踏ん張る。オフェンスの引き出しというか、パターンが多い。

あらかじめ困難な状況を確認して、その対応を繰り返し練習したのだろうか?日本一のバスケ練習環境の秋田ノーザンゲートスクエアーで!

大浦選手もコールビー使いがうまくなっている。彼の創造力はこれからますます発揮されていくし、まだ見たことのない景色を見せてくれる。

勝負の4クオータでも長谷川選手は光を放った。トップの位置から3Pシュートを決めれば、連続で決め切った。残り4分53秒で秋田はチームファール0で京都は5。なのでインサイドを攻めてファールをドン音もらってもいいと思うのだが、偏ったオフェンスはしなかった。

好調なカーター選手の3pシュートで勝負あった。京都のファールゲームがむなしかった。

秋田は出てくる選手が明確なイメージを持ってプレーをしている。今シーズン追いかける姿があるのだ。そこへ積み上げていく最中なのだ。

だからリードを許してもぶれない。

もちろん、選手の好不調はある。例えば多田選手はもっと外角シュートを決め切れるはずだし、保岡選手も多様なシュートを打てる。野本選手はゴール下でのシュート勝負で一皮むけた。外国籍選手のマッチアップも臆することなくこなしている。

次節はいよいよホーム開催だ。新外国籍選手アレックスデイビス選手もプレーできるだろう。この京都戦でだいぶイメージが湧いたはずでうずうずしているに違いない。
結局はどれだけ、チームの戦術を理解し、溶けこむことができるか?が需要で、個の力のみでぐいぐい押すタイプがもてはやされる時代ではなくなりつつある。

秋田のこれからの戦いがとても楽しみになってきた。んでねー!

→B1開幕直前!ハピネッツ選手の新戦術は東地区で通用するか?実は穴だらけなのか?