ハピネッツ栃木に猛追!コールビーロシターを止めるも首位栃木を慌てさせた3点差の意味は?

【18-19 B1第5節10月24日試合結果71対74で栃木】ハピネッツは2年ぶりに栃木ブレックスと対戦!そう能代工業高校出身の田臥勇太選手(当時の能代工業3年連続3冠を籠球(ろうきゅう)侍はすべて知っています)やロシター、ギブスといった名プレイヤーにどこまで3連勝中の秋田のディフェンスが通用するか?大注目の試合です。

ハピネッツの戦術

もちろん攻撃的守備が40分間できるか?につきます。それもロシターです。何といっても1試合平均28,7得点、リバウンド12本。ここを止めないといけない。コールビー、キーナン頼んだ。でもハピネッツはオンザコートゼロで日本人を使い、外国人選手にミスマッチ状態になることがあります。ここは日本人ビッグが頑張りたいところ。谷口、野本、よろしく。最近は新加入選手もだんだんハピネッツの戦術に慣れて、本来の実力を発揮してきました。ですがまだゲーム時間にばらつきがあり、特定の選手への負担が大きいのも事実。それでも出た選手がまずはディフェンスをしっかりやること。つまらないところでファールしないでね。いい試合でなく勝ちに行く気持ちで。

ハピネッツ試合結果

コールビーとロシターのマッチアップが楽しみ。腰痛のため田臥勇太選手はいませんでした。B1初代チャンピオンにどれだけのプレーを見せられるのか?共にディフェンスのチームですが、秋田は前半いつもの激しさは感じられませんでしたね。序盤こそコールビーのインサイド、白濱のスチール、中山のレイアップで連続ポイントで「イケる」と思いましたが、栃木の精度のいい外角シュートやロシターのインサイドで着実に得点してくるあたりは、ほんとにゲーム運びがうまいです。第1クオーターは13対21。第2クオーターは秋田はスチールするも、オフェンスが遅れると栃木のディフェンスでターンオーバーが多くなりました。栃木はオフェンスが洗練されて、得点を伸ばしにかかる。3Pの精度は半端ない。うーん、伸び伸びプレーしています。
コールビーもロシターのシュートをブロックし、「これで波に乗って行ける」感があっても、今日の秋田は走れない。コミュニケーション、アイコンタクトがずれている、波を逃している。どこか王者に気を使っているのかな?栃木の早めのタイムアウトも上手い気がした。秋田は栃木の流れを中々変えられないまま、32対39で折り返した。

後半は中山拓哉選手のレイアップやキーナン選手のスチールからの速い攻めで1点差に迫りましたが、フリースローを外して同点できないし、ロシターにオフェンスリバウンドを決められてしまい、逆転を逃してしまいました。

秋田|13|19|15|27|=74
栃木|21|18|19|19|=77

中山拓哉選手のコメント

自分もディフェンスが遅れていると言われた。考えすぎてしたったかもしれない。自分達がいい展開の時は速攻がでる。しっかりディフェンスでプレスして走りたい。

ペップHCの注目発言

今日は栃木さんというB1の中でも優れた強豪チームと戦える、勝つ可能性がある戦いができる、ということを確認できたという意味では良い試合だったと思います。試合前にゲームプランをチームで共有した際、細かいところまで全員がしっかり実行できれば勝つチャンスはあると伝えていましたが、前半はやらなければならないことができていませんでした。後半ももちろん勝てる可能性はありましたが、結果としては、前半の20分でやるべきことをできなかったことが、勝敗を分けたと考えています。https://northern-happinets.com/news/detail/id=12446
チームで連動して動かなければいけなかったが、誰かが1秒遅れるなど細かい部分で崩れた。

最後に籠球(ろうきゅう)侍から

うーん、序盤インサイドの責めとフリースローをが少なかったのが尾を引く形になりました。栃木はフリースローで14点も稼ぎました。シュートモーションファール、これ見逃したらダメですか?栃木はあまり深追いしないみたいですが。最後の追い上げは見ごたえがありました。明らかに激しいディフェンスで栃木を上回ったし、でもここぞという所で引いてしまったのは悔いが残ります。本当に惜しい負けでした。王者にも引けを取らない試合内容は誇ってもいいですし、自信になったところもあったはずです。チームは確実に成長しています。この日は平日開催にもかかわらず、仕事帰りの人もたくさんアリーナに来てくれました。3,766名。残り52試合。次回はアウエーで富山戦。元ハピネッツのライオンズ選手がいます。待ってろ!連勝だ。