仙台はB1初年度、お互いにしのぎを削る中でした。秋田もB2降格を経験した。なので苦楽はともに分かつチームであると思う。少しだけ経験では秋田に分があると思うが、そのような、「慢心」はもってのほかだ。
実際に、宇都宮との試合を見たが、「秋田VS福島」のプレシーズンゲームより、白熱した試合だった。お互いプレッシャーディフェンスでバチバチやり合った。特に仙台は秋田みたいに、前からしつこくディフェンスを遂行した。練習試合なのに、厳しいのだ。球出しさえも容易に出させてはくれないし、4秒バイオレーションを狙うディフェンスなのだ。
宇都宮が先行したが仙台が追いついていく展開は見事だった。1Qでは14-14のロースコアの展開に持ち込んだ。
外国籍選手のパフォーマンスはどうだったか?宇都宮はマブンガ選手はベンチにいたし比江島選手は不在。仙台はなんと、小寺ハミルトンゲイリーを含むビッグラインナップが登場した。これにはある意味可能性を感じた。
バーレル選手はキャプテンということもあり、アグレッシブなプレーを展開し安定をもたらした。新外国籍選手のネイサン・ブース選手はアウトサイドシュートが高確率で決めていた。
最終クオーターで12-0のランを作ったのは見事だった。確かに両チームとも連携不足はしょうがないにしても、バチバチやり合う姿は本番さながらだった。
それでも試合巧者の宇都宮が76-75で薄氷の逃げ切りで勝利した。開幕までどのくらい仕上げていくのか?実に興味深い試合だった。
秋田はどうだろうか?外国籍選手が今足りていない。練習試合なのかコンタクトが本来と比べて弱い、無理していない。さらに試合を重ねつつ、激しさを増していくと思うが、仙台のディフェンスにお株を奪われないように、今から警告する。
秋田の外国籍選手もまだまだ、球際が審判の笛に対して警戒心がある。パフォーマンス全開ではない。なので早くに試してほしい。
これ、へたに行け身になったら絶対に深い傷を受けてしまうと思う。
6年もB2で我慢をした経験、メンタルは脅威だ!
秋田の時々試合の入りで目にする、得点が入らない、スロースターターは言い訳にならないと今の段階できっちり認識すべきである。そして目指すは開幕の勝利ではあるが、ケンゾーHCの意見も反映されていると信じたい。んでねー?
今シーズン初めてのプレシーズンゲームはB2福島との試合。感染で中山選手、長谷川選手不在、川嶋選手、伊藤選手はベンチで8人で戦った。プレシーズンではあるが勝利にこだわってほしい気もする。 試合結果 プレシーズンゲーム8月3 …