仙台89ERS

先の東北アーリーカップで仙台89ERSが秋田ノーザンハピネッツを破ったことは、衝撃的な出来事でした。2018~2019の今シーズンはB2とB1で、戦うことはありません。(それでも天皇杯・皇后杯全日本バスケットボール選手権大会、毎年1月(決勝)に開かれるバスケットボールの実力日本一を決める大会ではありえるかもしれませんね。)

同じb2のカテゴリーで戦った時は6戦全敗だったのですよ!!!

アーリーカップの立ち位置自体が、チームの熟成度合いを確認する場所でもあるのですが、B1チームに対する「下克上を成し遂げてやる」といった、メンタルの部分も大きいかと思います。

事実昨年の天皇杯全日本バスケットボール選手権大会では、ハピネッツもB1富山と対戦したのですがその時は85対83で勝利を収めています。

後は、やっぱり仕上げの段階の差が出てしまいました。ハピネッツは激しいディフェンスで先行して、「ああ、いつも通り勝つんだろうな。」と思っていたのですが、仙台89ERSもしぶとく粘ります。

勝負所での3Pを連続で決めると勢いはそのままに押し切られました。

仙台89ERSはハピネッツを研究していたのか?

ハピネッツのディフェンスにどうしてもムラがあり、そこを見逃さずに外角シュートを決めきる仙台はさすがです。若い選手も臆せずに外角シュートを決めていました。

でもこれってなんかこの前に見た記憶があります。

そう、それは、B2優勝をかけた、第2戦、ライジングゼファー福岡との試合です。福岡と仙台の試合運びはとても似ていました。秋田のディフェンスをかいくぐって、タフなシュートを決める。もしかしたら仙台の桶谷大ヘッドコーチはその動画をつぶさに見て、秋田のディフェンスの癖や隙を研究し、ある程度把握していたのかもしれません。

いすれにしろ、勝ち切って行くスタイルを身に付けた仙台89ERSからも目が離せないですね。同じ東北勢としてB2の舞台で躍動してほしいです。

では秋田ノーザンハピネッツはどう受け止める?

でもでも、秋田ノーザンハピネッツとすればデイフェンスの課題はありますが、目指す形ははっきりしていますので、チーム力でカバーしていくしかないです。ディフェンスのズレ、、、ここをいつもつかれます。ここぞという時に。

いかにしてボールにプレッシャーをかけれるか?40分間維持できる体力と連携の強化は急務ですぜ!それが凡事徹底になる日まで。