「スラムダンク」の映画「THE FIRST SLAM DUNK」が昨年12月に封切りされ、その爆発的な人気が秋田県能代市の「能代バスケミュージアム」にも波及しています。この効果により、能代バスケミュージアムは盛況を極めています。
訪れる人々の目当ては、映画や漫画に登場する高校バスケットボール界の王者として描かれる山王工業のモデルとされるあの高校でしょう。この人気作品の影響で、その舞台となった高校やバスケットボール文化に対する関心が高まり、能代バスケミュージアムは多くのファンや観光客でにぎわっています。
能代市役所から徒歩数分の場所に位置するミュージアムには、男子プロバスケットボールBリーグで活躍する選手の写真やメッセージ、秋田を拠点とするバスケチームのユニフォームなどがぎっしりと展示されています。また、雑誌「月刊バスケットボール」の創刊号から最新号までのコレクションや、高校バスケなど各種大会のパンフレット、バスケに関する書籍なども完備され、訪れた人々は自由に閲覧することができます。
注目すべきは、週刊少年ジャンプで1990年代に連載された「スラムダンク」に関する展示品と、かつて高校バスケット界で台頭した能代工業に関する資料です。
展示品には、「スラムダンク」に登場する湘北高校のユニフォームや選手たちのパネルが飾られており、また、能代工業（現・能代科学技術）が誇る全国優勝58回の過去の試合映像や写真、偉業達成までの歴史を記した年表、さらには同校を強豪校に導いた故・加藤廣志氏の功績を振り返るコーナーもあります。
能代バスケットミュージアムは、2012年5月にバスケットボールの街・能代に開館しました。その後、2020年6月に市中心部の商店街に移転しました。
引用：https://www.asahi.com/articles/ASR4W6DRQR4SULUC011.html
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