泣くな中山!死闘を制した島根も認めた秋田の底力!モラン、メコウルのアジャスト赤穂の脅威

昨日のゲーム1では5点差に迫るも、22点差をつけられ完敗を喫した。島根のオフェンス力に屈してしまった秋田ではあるが、メコウル選手がB1キャリアハイの15得点を上げて本来の調子を取り戻しつつあるのは良い兆しだ。今日は島根の外国籍選手をどう防ぐ、ディフェンスの成果が秋田のポイントになる。

試合結果・速報

2024-25 B1第5節10月27日秋田ノーザンハピネッツVSレ島根スサノオマジックゲーム2

秋田|20|17|24|17|8|9=90
島根|17|23|24|14|8|4=95

秋田は赤穂選手へのハイローパスが惜しくも外れたが、熊谷選手のおしゃれパスからライスナー選手のゴール下。島根のマカドゥ選手にインサイドから得点を許すも、りバインドへの意識を高くし、セカンドチャンスを許さない。

すると赤穂選手は早々に3pを決め、自分でリバウンドを取るとそのままレイアップで12-12の同点にした。エンジン全開の赤穂選手だった。

秋田は1クォータ、ターンオーバーゼロ。

秋田はモラン選手が何度もペイントへ侵入、フリースローを獲得し、昨日とは違う試合をクリエイトした。ガディアガ選手はアシストで、メコウル選手のアリウープパス、カットインを引き出し貢献した。

島根は外国籍選手の個人技、安藤選手の3Pで突き放しにかかるが最後田口選手が3本目の3Pを決め37-40で後半へつないだ。

後半、メコウル選手がディフェンスで存在感を出す。マッチアップのマカドゥ選手はイライラを隠せず、相当なフラストレーションをためていた。さらに熊谷選手のパスでベースラインからゴールを決めた。

マカドゥ選手のアタックで飛ばされ、ファール4を付けた。

田口選手も3pが好調で、納見選手とやり合った。島根の方が外国籍選手の強さでじわりと引き離しにかかる。それでも今度はモラン選手が躍動する。ミドルや、リバウンドからのフォローで自在にボールを操っていた。メコウルからモランへのアリウーププレイも生まれた。

一進一退の攻防は見ごたえ十分、田口選手が5本目の3Pを決めて78-78でオーバータイムに突入した。

田口のミドル、中山のドライブで先行したが、要所でマカドゥ選手、ケイ選手が決めて86-86の2度目のオーバータイムへ。

熊谷、メコウルのインサイドダンクで先行したが、島根の安藤選手が値千金の3p88-89。流れは一気に島根に傾き、90-95で力尽きた。中山選手は熊谷選手の代わりにゲームコントロール、リバウンドやディフェンスに奔走した。足がもつれたり、満身創痍だった。田口選手も同時にチームを鼓舞し続けた。2人の秋田の魂は歴史に残る名勝負で輝いた。

ハイライト動画

これぞ秋田の真骨頂!

ケンゾーHCコメント

田口選手のコメント

出だしからリズムを持っていかれましたが追いかけて、後半もリズムを持っていかれてそれでも追いかけて。
同点になって最後ようやく一歩出ましたが、雷太も退場してしまい、いかにああいう場面でリバウンドを取り切れるかが勝負でした。
島根ブースターの大声援というホームアドバンテージもあったと思いますが、それでもやっぱり勝ち切りたかったです。
昨日は自分たちのコミュニケーションミスだけで取られた点もありましたし、それを無くせば勝てるんだということをチームで試合前に話していました。
それは証明できたのかなと思います。
次は千葉Jとの試合です。
今日みたいな試合で「いい試合だった、戦えたよね」というのはもういらないです。
勝つからこそ成長できると思いますし、いかに勝ち切るかということが秋田がより上にいくために必要な材料だと思うので、チームで倒しにいきたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=18770

最後に

昨日からの修正を示してくれた。できれば勝たせたかったが、これがバスケット。ケンゾーHCの言葉「自信をもって、絶対にできるから」はその通りになった。試合に負けたが下を向く必要はないと思う。

西地区首位の島根と互角に戦えた。ヘビーな外国籍選手と戦うヒントを示し、ひるまず実践した。試合終了後、満員のブースターから最大の拍手が鳴り響いた。

モラン、メコウル選手の急アジャストや赤穂選手の急成長、確かに爪痕を残した。それらをスタンダードにして、さらに強くなってほしいと思う。

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