ところが、試合が始まると秋田のシュート精度はなかなか上がらず、信州は古川選手を中心に3Pを次々と沈めてきます。前半だけで56失点と、ディフェンスの立て直しが急務となる展開。それでも後半はスミスが得点を重ね、中山のドライブやジャオの勝負強い3Pで最大12点差を追い上げ、ついには96-96の同点に追いつきました。
しかし、最後は古川選手にこの日5本目の3Pを決められ、残り21秒にはスミスのターンオーバーも発生。秋田は96-101で敗れ、5連敗となりました。スミスの35得点も、ジャオの起死回生の3Pも勝利には届かなかった。96点を取っても勝てない現状を、そろそろ本気で変えなければいけません。攻撃の選択肢を増やすだけでなく、守備の立て直しとエースに頼り切らないチームづくりが急務です。
しかし、最後は古川選手にこの日5本目となる3Pを決められ、残り21秒にはスミスのターンオーバーも発生。秋田は96-101で敗れ、5連敗となりました。スミスの35得点も、ジャオの起死回生の3Pも、チームの勝利には結びつかなかった。96点を取っても勝てない現状を、そろそろ本気で変えなければいけません。攻撃の選択肢を増やすこと、守備の意識をそろえること。そして、エースに頼り切らないチームへの変化が必要です。
今日の試合の注目点
そんな中、明るいニュースもありました。アンジェロ・チョル選手のインジュアリーリスト抹消手続きが行われ、本日15時にリストから抹消。さらに栗原翼選手も復帰し、ロスターは13人がそろいました。一方、リード・トラビス選手はインジュアリーリストに登録されています。選手が戻ってきたことは心強いものの、人数がそろえばすぐにチーム力が上がるわけではありません。限られた練習時間の中で、どう連携を深めていくかも注目したいところです。
この日のスターターは、トロイ・マーフィージュニア、田口成浩、ヤニー・ウェッツェル、ジャオ・バイチン、マーク・スミスの5人。得点力のある選手を中心に、まずは信州の勢いを止めたい布陣でした。
注目したいのは、信州の3Pへの対応です。3連勝中の相手には古川孝敏選手や小栗、土屋らシュート力のある選手がそろっています。ボールをよく動かし、フリーの選手を作る攻撃に対して、秋田がどこまで守備の連携を保てるか。ここが勝敗を左右するポイントになりそうでした。
- 4連敗を止めるため、ホームで最初から守備の強度を上げられるか
- 栗原の復帰とチョルの復帰を生かし、攻撃の選択肢を増やせるか
- 信州の古川ら日本人選手の3Pを簡単に打たせないこと
- スミスだけに得点を頼らず、複数の選手が攻撃の責任を担えるか
秋田は北海道戦に続き、厳しい日程の中でのホームゲームです。しかし、相手も同じリーグで戦うチーム。疲労を言い訳にせず、まずは守備から流れを作ってほしい。栗原の復帰も含め、チームが一つになって戦えるかを見届けたい一戦でしたね。
【試合結果】秋田ノーザンハピネッツ96-101信州ブレイブウォリアーズ
試合結果・対戦カード
2026年11月8日(日)、B.LEAGUE 2026-27シーズン、信州ブレイブウォリアーズ戦。会場はCNAアリーナ☆あきたです。
| Q | 秋田 | 信州 |
|---|---|---|
| 1Q | 21 | 24 |
| 2Q | 28 | 32 |
| 3Q | 28 | 23 |
| 4Q | 19 | 22 |
| FINAL | 96 | 101 |
| チームスタッツ | 秋田 | 信州 |
|---|---|---|
| 3P | 6/24(25.0%) | 14/26(53.8%) |
| 2P | 31/49(63.3%) | 22/40(55.0%) |
| FT | 16/26(61.5%) | 15/17(88.2%) |
| リバウンド | 36(OR12/DR24) | 33(OR6/DR27) |
| スティール | 11 | 5 |
| ターンオーバー | 12 | 16 |
| ポイントインザペイント | 60 | 42 |
| セカンドチャンスポイント | 19 | 5 |
| ファストブレイクポイント | 23 | 19 |
個人得点では、マーク・スミスが両チーム最多の35点。ウェッツェル16点、中山11点、チョル10点と続きました。信州は古川孝敏が21点、ハリスが19点。秋田はインサイドで得点を重ねましたが、3Pの成功率で大きな差がつきました。
1Q 信州の3Pが先行、秋田は疲労の影響かシュートに苦しむ(21-24)
北海道戦から中1日の秋田は、シュートの精度が上がらず、信州は小栗、土屋、古川らが3Pを沈めて先手を取ります。ボールもよく回り、信州の攻撃が機能する展開。秋田は21-24と食らいつきますが、守備面では不安を残しました。
2Q チョルのピック&ロールで応戦も、信州の攻撃が止まらない(28-32)
秋田はチョルのピック&ロールやリバウンドからの連携で得点を重ねます。しかし、信州のシュート確率は落ちず、前半だけで56失点。秋田も攻撃では応戦したものの、49-56と7点を追う展開で後半へ向かいます。
3Q 12点差から反撃!中山のドライブとスミスの得点で追い上げる(28-23)
後半も信州の攻撃を止め切れず、秋田は最大12点差を背負います。それでも中山のドライブからのエンドワン、スミスのレイアップなどで反撃。77-79まで差を縮め、勝負を分からなくしました。
4Q ジャオの3Pで同点に追いつくも、古川の5本目が勝負を決める(19-22)
90-90で迎えた残り1分からの攻防。秋田はジャオの3Pやスミスのフリースローで粘りを見せましたが、古川にこの日5本目の3Pを決められます。残り21秒にはスミスのターンオーバーも発生。最後まで追いつけず、96-101で試合終了となりました。
スミス35得点だけではない!ペイントエリアを支配した秋田の攻撃と、ジャオの3Pが示した可能性
今回の試合で、まず評価したいのは秋田のインサイド攻撃です。最終スコアは96-101。敗れたとはいえ、攻撃面では信州を上回った部分がいくつもありました。特に注目したいのが、ペイントエリアでの得点とセカンドチャンスです。
チームスタッツを見ると、秋田のポイントインザペイントは60点。信州の42点を大きく上回っています。さらにセカンドチャンスポイントも秋田が19点、信州は5点。リバウンドでも36対33と秋田が上回りました。単純にシュートが入らなかっただけではなく、ゴール付近で身体を張り、攻撃をやり直す力は十分に発揮できていたと思います。
一方、3Pは秋田が24本中6本で成功率25.0%。信州は26本中14本で53.8%でした。外のシュートでは大きな差がついたものの、秋田は2Pで49本中31本を成功させ、成功率63.3%。信州の55.0%を上回っています。つまり、秋田の攻撃が完全に機能していなかったわけではありません。むしろ、ゴールへ向かう攻撃には明確な強みがありました。
スミス35得点は圧巻!それでもエース一人に背負わせてはいけない
35得点という数字は簡単に出せるものではありません。相手の守備がスミスを警戒する中でも、自ら得点を重ねてチームを引っ張る姿勢はさすがです。北海道戦に続く厳しい日程で、これだけの働きを見せたことには頭が下がります。
ただ、今回の試合で考えたいのは、スミスの得点力をどうチーム全体の攻撃につなげるかという点です。相手がエースを警戒して守備を厚くすれば、当然ほかの選手が使えるスペースも生まれます。そこで周囲が動けなければ、せっかくの攻撃力も生かし切れません。
スペースを作る動きやスクリーン、バックドアへのカットなど、スミスを起点にした攻撃の選択肢を増やしたいところ。35点を取れるエースがいるからこそ、ほかの選手にも得点のチャンスが生まれる。そんなチームに成長してほしいですね。
ジャオの勝負強い3P!インサイドだけではない攻撃の選択肢
今回、個人的に大きな収穫だと感じたのがジャオの働きです。得点は8点ですが、フィールドゴールは4本中3本成功。2Pは2本中2本、3Pも2本中1本を決めています。数字だけを見れば派手ではありませんが、勝負どころでの3Pは非常に大きな意味を持ちました。
秋田が追いつき、試合の流れをつかもうとする場面で、ジャオが外からシュートを決める。インサイドで身体を張るだけでなく、外からも得点できることを示したのは、相手の守備にとって厄介な材料になります。
これまでジャオには、ゴール付近での高さやフィジカルを生かした働きを期待することが多かったと思います。しかし、外からも打てるとなれば、相手はゴール下だけを固めるわけにはいきません。守備の選択肢を広げることができれば、スミスやウェッツェルの攻撃にも余裕が生まれるはずです。
もちろん、毎試合3Pを何本も決める必要はありません。大切なのは、相手が守り方を限定できない選手になること。ジャオがインサイドとアウトサイドの両方で存在感を示せば、秋田の攻撃はもっと幅広くなります。
ウェッツェルも16得点、チョルも10得点と、インサイドで存在感を示しました。復帰したチョルがピック&ロールに加わったことで、ゴール付近の攻撃にも厚みが生まれています。
スミス、ウェッツェル、ジャオ、チョル。それぞれの持ち味を生かして攻撃の起点を変えられれば、相手にとっても守りにくいチームになるはずです。
リバウンド36本、セカンドチャンス19点。攻撃の土台には光るものがあった
もう一つ評価したいのが、リバウンドからの攻撃です。秋田はリバウンド36本で信州を3本上回り、オフェンスリバウンドも12本を確保しました。そこから生まれたセカンドチャンスポイントは19点。信州の5点と比べても、秋田がゴール下で粘り強く戦っていたことが分かります。
シュートを外しても、そこで攻撃が終わらない。もう一度ボールを確保し、ゴールへ向かう。これは簡単そうに見えて、実際には身体のぶつかり合いを繰り返す大変な仕事です。特に中1日の連戦では、疲労がたまる中でこうしたプレーを続けるのは容易ではありません。
スティールも秋田が11本、信州が5本。ターンオーバーも秋田12本に対して信州16本と、相手より少なく抑えています。こうした数字を見ると、秋田が全面的に信州に負けていたわけではないことが分かります。
攻撃面では、勝利につながる材料をいくつも示しました。あとは、このインサイドの強さやリバウンドの粘りを、チーム全体の勝利につなげられるか。そこが次の課題になります。
スミスの35得点だけに目を奪われてはいけません。ジャオの外角、ウェッツェルとチョルのインサイド、そしてリバウンドからの粘り。秋田には複数の攻撃パターンを作れる選手がいます。次はその力をチーム全体で生かしてほしいですね。
2試合連続100失点超え!ディフェンスの崩壊と最後の判断をどう立て直すのか
ここからは、少し厳しい話をします。今回の敗戦で最も重く受け止めなければいけないのは、秋田の守備です。北海道戦に続いて、この日も101失点。2試合連続で100点以上を許しています。96点を取っても勝てないのは、攻撃力が足りないからだけではありません。相手にそれ以上の得点を許している現状を変えなければ、連敗を止めることは難しいでしょう。
もちろん、信州のシュートがよく入ったことも事実です。3P成功率53.8%という数字は、相手のシュート力を認めなければならない結果です。しかし、これだけ高い確率で打たせてしまった守備にも問題があります。特に前半だけで56失点という内容は、ホームで戦うチームとして見過ごせません。
古川の3Pを止められなかった。スカウティングはコートで生きていたのか
信州の攻撃で目立ったのが、古川孝敏選手の3Pです。最終的に21得点を挙げ、3Pも5本成功。特に前半は日本人選手を中心に外のシュートがよく決まり、信州の攻撃を勢いづけました。
試合後の中山選手のコメントで、私が特に気になったのは、古川選手に対して何を一番やられたくないのか、どんなシュートを打たせたいのかというスカウティングがあったはずなのに、そこを簡単にやられてしまったという反省です。
これは大事な指摘だと思います。相手にシュート力のある選手がいるなら、当然その選手をどう守るかを準備しているはずです。しかし、準備したことと実際にコートで守れることは別問題。スクリーンへの対応が遅れたり、マークの受け渡しが曖昧になったりすれば、相手は気持ちよくシュートを打ててしまいます。
古川選手のような経験豊富なシューターに、同じ形で何度も打たせてはいけません。1本決められた後にどう修正するのか、スクリーンへの対応やマークの受け渡しをどう改善するのか。試合中の対応力も問われます。
信州の3P成功率は53.8%、秋田は25.0%。一方、秋田の2P成功率は63.3%でした。インサイドでは上回っていただけに、外からの失点を抑えられなかったことが悔やまれます。
2試合連続で100失点を許している現状は、疲労や日程だけでは片付けられません。相手の得意な攻撃を把握し、打たせたくないシュートを打たせない。その基本を、もう一度チーム全員で確認してほしいですね。
中山が語ったチームの未成熟さ。練習不足を言い訳にしてはいけない
今回の試合後コメントで、もう一つ重く受け止めたいのが中山選手の言葉です。大事な時間帯に全員が何をすべきなのか、何を絶対にやられてはいけないのか。その共通認識がまだ十分にできていないと振り返っていました。
これは守備だけの問題ではありません。攻撃でも、スミスに相手の守備が集中したとき、ほかの選手がどこへ動くのか。パスを出す側と受ける側が同じイメージを持てていなければ、せっかくの攻撃もターンオーバーにつながってしまいます。
バスケットボールは5人で戦うスポーツです。スミスがボールを持ったとき、ウェッツェルがスクリーンをかけた後、誰がどのスペースを使うのか。こうした判断を瞬時に共有できるチームにならなければ、接戦を勝ち切るのは難しいでしょう。
中山選手は、現在の試合日程では十分な練習時間を確保できないことにも触れていました。試合に長く出ている選手の疲労やコンディションを考えれば、激しい5対5の練習を簡単に増やせない事情もあります。
ただし、本人が強調していたのは、練習ができないから勝てないというのは言い訳にならないということ。ここは本当にその通りだと思います。厳しい日程は秋田だけの条件ではありません。どのチームも移動し、試合を重ねながら戦っています。
だからこそ、練習時間以外のコミュニケーションが大切になります。試合映像を見ながら確認することもできるでしょうし、選手同士で短い時間でも守備の約束事を確認することはできます。コーチ陣と選手の間でも、同じ考え方を共有しなければいけません。
私たちブースターが求めているのは、難しい戦術ばかりではありません。声を掛け合い、味方の位置を確認し、守るべき相手を見失わない。まずはこうした基本を全員で徹底してほしいですね。
残り21秒、96-97からのターンオーバー。最後の判断に疑問が残る
今回の試合で、どうしても引っかかるのが最後の攻撃です。秋田は96-97と1点を追う状況で、残り21秒にスミスがフロントコートでターンオーバー。逆転のチャンスはそこで大きく遠のきました。
SNSでも、バックコートに戻して24秒をぎりぎりまで使い、ゴールへ向かってファウルをもらう方法もあったのではないか、という声が上がっていました。もちろん、外から見ているファンと、実際にコートで判断する選手やコーチでは見えている状況が違います。相手の守備や残り時間、攻撃の組み立てを含めて考える必要があるため、結果だけで簡単に判断することはできません。
ただ、HCの試合後コメントを聞くと、この場面ではウェッツェルとスミスのピック&ロールを選択していたことが分かります。相手のハリス選手が良い守備を見せ、ターンオーバーになってしまったとのこと。HCとしては、1点差で負けている以上、シュートを決めなければいけないと考え、フロントコートから素早く攻める選択をしたようです。
タイムアウト明けには、スミスのバックドアからのレイアップなど、セットプレーがうまく機能した場面もあったと振り返っています。それだけに、最後のポゼッションでボールを失ったことは痛かったでしょう。
ここで考えたいのは、最後の判断が正しかったかどうかだけではありません。残り時間や点差を踏まえ、選手全員が同じ攻撃のイメージを持てていたかという点です。接戦では一つの判断が勝敗を分けます。次戦では、タイムアウト後のセットプレーを含め、全員が迷わず遂行できる攻撃を期待したいですね。
栗原復帰で13人がそろった。プレータイムの偏りと日本人選手の意識改革
今回の試合では、栗原翼選手が復帰し、ロスター13人がそろいました。チームにとっては明るい材料です。ただ、出場できる選手が増えたからといって、すぐに戦力が整うわけではありません。
この日の出場時間を見ると、スミスが34分27秒、ウェッツェルが27分14秒、ジャオが23分52秒、トロイ・マーフィージュニアが23分30秒。一方、栗原は1分52秒、田口は10分54秒、元田は15分40秒でした。もちろん、出場時間だけで選手の評価を決めることはできません。相手とのマッチアップや試合展開、コンディションなど、さまざまな事情があります。
スミスが34分以上プレーし、35得点を挙げたことからも、エースへの負担の大きさが見えてきます。長いシーズンを考えれば、ほかの選手が攻守両面で役割を果たし、プレーの負担を分散させる必要があります。
日本人選手には、もっと積極的に攻撃へ参加する姿勢を期待したいところです。赤穂は6得点、3Pを5本中2本成功。中山も11得点を挙げ、ドライブからエンドワンを獲得しました。こうした積極性は今後の秋田に欠かせません。
一方、元田はこの日無得点。田口や栗原も含め、出場機会を得た選手には、得点だけでなく守備やリバウンド、ボールを受ける動きなど、自分にできる仕事を示してほしい。無理にシュートを増やすのではなく、チャンスが来たら迷わず仕掛ける。その積み重ねがチームを助けます。
秋田はまだ発展途上のチームです。選手が戻り、ロスターがそろい、攻撃の形も少しずつ見えてきました。しかし、リーグ戦はすでに4分の1を終えています。CSカムバックという目標を掲げるなら、そろそろ結果で成長を示してほしい。個々の能力をチームの力に変える段階へ進まなければいけません。
今後、チームとして改善してほしいポイントを整理すると、次のようになります。
- 守備の共通認識:古川のようなシューターに何をさせないのか、5人で守り方を共有する
- スミスへの依存を減らす:エースに守備が集中したとき、周囲が自分の判断で攻撃を組み立てる
- 接戦での判断力:残り時間や点差に応じた攻撃の選択肢をチーム全員で共有する
- 選手層の活用:復帰した選手も含め、それぞれが守備やリバウンドなどで役割を果たす
- 練習以外の意思疎通:試合映像やミーティングを活用し、同じイメージでプレーできるようにする
スミス一人に頼るチームから、5人全員で勝ちにいくチームへ。栗原の復帰でそろった戦力を生かし、選手同士が同じ絵を描けるようになってほしい。96点を取っても勝てない現状を変えるのは、個々の意識とチームの連携です。
ハイライト動画・試合後コメント
ミック・ダウナーHCコメント
ミックHCが敗因として挙げたのは、最後の3~4分におけるディフェンスとターンオーバーでした。タフなシュートを打たせてもリバウンドを確保できず、古川選手に3Pを決められたこと、さらに大事な場面で2度のターンオーバーが発生したことを悔やんでいます。
残り21秒の攻撃については、ウェッツェルとスミスのピック&ロールを選択したものの、ハリス選手の守備に阻まれたとの説明でした。フロントコートから素早く攻める判断には意図があっただけに、最後までプレーを遂行できなかったことが惜しまれます。
中山拓哉選手コメント
中山選手は、古川選手にやられたくない形で得点を許したことを悔やんでいました。事前にスカウティングしていたにもかかわらず、相手の得意な攻撃を簡単に許してしまったことへの反省です。また、北海道戦に続く大量失点についても、これでは勝てないと厳しい言葉を口にしていました。
もう一つ印象的だったのは、現在の厳しい日程では十分な練習時間を確保できないとしても、それを勝てない理由にはできないという考えです。選手同士だけでなく、コーチ陣も含めてコミュニケーションを取り、共通認識を持つことの重要性を強調していました。
中山選手自身も11得点を挙げ、後半にはドライブからエンドワンを獲得しています。言葉だけでなく、コート上でもチームを引っ張る姿を期待したいですね。
試合後コメントの詳細は、秋田ノーザンハピネッツ公式サイトでも確認できます。
⇒秋田ノーザンハピネッツ公式:11月8日信州ブレイブウォリアーズ戦 試合結果・コメント
最後に 攻撃力を勝利につなげよう!次こそ守備から連敗脱出へ
96-101。ホームで迎えた信州戦は、またしても悔しい敗戦となりました。スミスの35得点、ジャオの勝負強い3P、そしてリバウンドでの粘り。勝利をつかむ材料はあっただけに、最後まで守り切れなかったことが悔やまれます。
これで5連敗。北海道戦に続く100失点以上という現実は、重く受け止めなければいけません。攻撃力をさらに伸ばすことよりも、まずは相手に簡単な得点を許さない守備を取り戻すこと。今の秋田には、その立て直しが必要です。
スミスには、これからもチームの中心として期待しています。ただ、35得点を挙げたエースにすべてを背負わせるわけにはいきません。ウェッツェル、ジャオ、チョル、中山、赤穂、そして復帰した栗原にも、それぞれの役割があります。元田を含め、出場機会を得た選手には、得点だけでなく守備やリバウンドでも存在感を示してほしい。選手層がそろってきた今だからこそ、全員で勝ちにいく姿を見たいですね。
守備では、相手のシューターに簡単に打たせず、最後までリバウンドを取り切る。仕事でも忙しいときほど確認や声掛けが大切になるように、厳しい日程だからこそ選手同士の意思疎通を大切にしてほしいですね。
次戦は11月11日(水)、ホームのCNAアリーナ☆あきたで茨城ロボッツを迎えます。連敗を止めるためにも、まずは守備の立て直しを期待したい。ホームのブースターが待っているのは、100点を取る派手な試合だけではありません。相手に簡単な得点を許さず、最後まで身体を張って戦う秋田の姿です。
スミスの35得点を、次は勝利につなげよう!ジャオの勝負強い3Pも、ウェッツェルのインサイドも、秋田には戦える材料があります。必要なのは、5人が同じ方向を向いて守り、攻めること。もう一度チームを立て直し、ホームで連敗を止めてください。苦しいときこそ、ブースターは秋田を信じて応援し続けます!
