【暴露】2年目ライスナー選手の進化が止まらない!B1アジャスト、エナジー全開の秘密

2年目のタナーライスナー選手の活躍が止まらない!

秋田のアジア枠や新外国籍選手の話題に目が行きそうではあるが、彼らを引き上げている選手がいる。それがタナーライスナー選手だろう。2年目の彼は秋田の戦術にアジャストすると、献身的なプレーに磨きをかけている。

決して自己中心的なプレーではなく、チームプレイ時の判断がエナジーを与えている。それを良き手本にしながら、ガディアガ選手やモラン、メコウル選手が連動し最近では赤穂選手も刺激を受けているようだ。

得意の3Pやディフェンスに加え、今シーズンはペイントアタックを武器としている。そのゴール付近の判断は素晴らしく、リバウンドにも強さを増した。身長のミスマッチをついての位置取りも瞬時で、ハイロープレーもこなしている。

まさに必殺仕事人なのだ。

ライスナー失意からの出発

「選手として、いつも全力でプレーしている。誰かに頼ることなく、自分のシュート力がドライブなど様々なプレーを生み出す源になっていると感じている。だからこそ、ハードにプレーしながら、シュートやドライブの技術を磨くことで、オールラウンドなプレーヤーへと成長していると思う。」

ライスナーは自身の強みについてこう語る。大学を卒業してから、ドイツ、イスラエル、トルコ、リトアニア、スペインといったヨーロッパ各国でプロとしてのキャリアを積み上げてきた。しかし、今シーズンに契約したスペインのトップリーグ、ACBに所属するスンデール・パレンシアでは、なかなか出場の機会を得られない日々が続いた。

これはライスナーのバスケットボール人生において、最も厳しい時期だった。

1月20日に長崎ヴェルカに勝利した後、当時のパレンシアでの経験を次のように振り返っている。

「スペインにいた時、物事が徐々に見えてきた。気持ちが落ち込み、とても苦しくて、自分らしいプレーができなかったんだ。」

「1年半ほど前から日本に来たいとずっと思っていた。今日、妻にもそのことを話したんだけど、スペインにいた頃はBリーグの試合が毎週YouTubeに上がっていて、確か長崎と渋谷の試合を見ていたんだ。あの時は、いつか自分もBリーグでプレーできたらいいなと思いながら試合を見ていたから、今こうして長崎と戦うことになるなんて想像もしていなかった。すごく幸せだし、ここに来られて本当に嬉しい。」

タナーライスナー選手の進化の秘密は?

それはマインドセットということだった。
「このリーグで自分が通用することを示す、たった一度のチャンスだと思っている。スティーブ(ザック)とはここに来る前に話していて、“積極的に取り組んで、この機会を無駄にするな”ってアドバイスをもらったんだ。コーチもプレーするチャンスを与えてくれ、自分らしいプレーを引き出してくれたことで、自信を持つことができた。そのおかげで、移籍もうまくいったと思っている。」
要約:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/853fb4ff4cc28ea53806f6bcb9353f9eba53af89

最後に

どうか、引き抜きしないでね!(笑)

どことなく、彼には「武士道精神」を感じてしまう。ひたむきで、自分も他人も生かすプレーを判断し、純粋に遂行していく。

そうすると当然視野も広くなり、リバウンドやペイント侵入への位置取りも、つかみやすくなる。

見ていると「神プレー」そのものなのは、納得がいく。秋田にとって、頼もしい外国籍選手の誕生だ。2年目の彼はどんなパフォーマンスをみせてくれるだろうか?

彼の負担を減らすためでも、土屋選手の出番も多くなりそうだ。