東地区3位の渋谷と6位の秋田との激突。しかし今回はケリー選手、マカドゥ選手がけがのため不在、なので外国籍選手はジャクソン選手のみ。ということで秋田は優位に立つ。しかし内容が問われる試合になる。前回の富山戦ではシューター陣の確率があまりにも悪かった。さすがにこのままだと、まさかの展開になるかもしれないのだ。
2020-21 B1第21節2月10日秋田ノーザンハピネッツVSサンロッカーズ渋谷ゲーム1
秋田|17|26|18|15|=76
渋谷|16|20|17|25|=78
ゲームの入りは渋谷がリズムが良かった。
しかし渋谷のオンザコート1に対してどうして秋田も付き合う必要があったのだろうか?表現は悪いが、なめてかかったような感じがした。
じりじりと秋田は外国籍選手で優位に立つも、渋谷もあきらめず食い下がる。秋田の攻めるディフェンスに対して、インサイドで果敢に攻めてくる。
リードを許しても、いつか逆転できるといった慢心ゆえの、展開になりつつあったのかなーと?
秋田は例えば、手負いの相手にも、全力で立ち向かうライオンの強さが欠けていたように思う。
そして、思い描いたように逆転したが、突き放せない!細谷選手の5連続3pシュートが入らないことは、なにか不吉な予兆だったのか?
4クオーターでは中山選手の3Pシュートで64-55,カーター選手もミドルを決めて66-55で勝負ありかと思ったが、コールビー選手がまさかの負傷退場。デイビス選手のアリウープパスが届かず、着地に失敗!外国籍選手同士の高さを生かした攻めが、裏目に出た。
ここから信じれないほどのミスがでる。中山選手、経験豊富な古川選手がスチール&ファールになり渋谷にじりじりと攻め込まれた。
残り26秒で76-76絶対にミスが許されないところで、渋谷のプレッシャーを受けてのファール、、。でフリースロー献上で万事休す。
今日は外国籍選手で有利になるはずが、ペイントエリアでの攻守が甘かった。リバウンドはもちろん、インサイドアタックをいとも簡単に許すシーンがあった。
三河や川崎に対して手ごたえを感じた分、なにか慢心があったと思う。ディフェンスは奥が深い。これでいいってことはないな。しかし悔しい!今日は悔しい!
このハンデの渋谷戦で学ぶべきことは大きい。例えば、これでチャンピオンシップを逃してしまうきっかけになるとしても、、。
渋谷は誰か選手がいないとしてもそのせいにすることなく、自分たちのバスケを遂行する気持ちに対して勝利の女神が、最後微笑みました。秋田に足りないのは、ここかな?
悪夢の試合後のコメント
「自分たちの特色ではありますが、外国籍がCJ(チャールズ・ジャクソン)しかいない中で、日本人選手も果敢に取りにいって繋いでくれました。
ターンオーバーでボールを結構失ってしまいましたが、そこでポゼッションを取り戻していたと思います」
一方、逆転負けを喫した秋田の前田顕蔵ヘッドコーチは「絶対に負けられない重要な試合という位置づけでやっている中で、勝ちきれない、守りきれない。そして簡単なミスをしてしまうという大きな課題が浮き彫りになったのかなと思います」と総括した。
「チームとしての共通認識が徹底できるようにならないと、こういう接戦を勝てるようにはならない。非常に残念な負けでしたが、ここを超えないと僕たちの先はない。すぐに名古屋D戦もやってくるので頑張りたいです」
引用https://news.yahoo.co.jp/articles/351369caa4fe12c86e7c23163f58a2f54c75449f?page=2
渋谷は40分間の集中力は素晴らしく、ある意味外国籍選手に頼らない戦い方を示した。秋田のやろうとした戦いだ。さあ、秋田はこの試練から這い上がるだけの「志」はあるのか?
しかし本当にバスケットの試合は何が起こるかわからないのだが、原因があるから結果がある。その原因を選手が共有し、階段を上がる必要がある。
今日の試合を肝に銘じ、もう一度原点に立ち返り、チャレンジャーとしての気概を示してほしい。本当の勝負はここから。次回の名古屋戦で秋田の方向がわかるだろう。
現在の困難を共に乗り切っていきたい覚悟だ。
→天皇杯優勝の渋谷を逆転!無観客で秋田ファンの願いに答えた選手の神対応に陶酔した