完全覚醒のライスナー選手の献身&チーム愛がヤバすぎる!我慢比べのしたたかなプレーで魅了

前節の茨城戦では特別指定選手の小川選手がデビュー、3pを決めて、ガラリと流れが変わり逆転勝利した。しかしゲームの入りが依然として弱く、大量失点が続いている。今日はアウエー富山ではあるが、まず序盤からアグレッシブに入れるかが注目される。また新加入のチョル選手が直前富山にいたので、そのパフォーマンスも期待される。

試合結果・速報

2023-24 B1第21節2月3日秋田ノーザンハピネッツVS富山グラウジーズゲーム1

秋田|18|20|27|19|=84
富山|22|18|19|15|=74

秋田は古川選手、赤穂選手が復帰した。いきなり古川選手のジャンパーでスタートしたので。シュートタッチは良さそうな気がする。田口選手、熊谷選手の3Pで16-12と先行するが選手の戻りが遅く、切り返しの早い富山はガドソンの連続ゴール下が決まった。

宇都選手もキレッキレのドライブの個人技で締めた。

ライスナー選手からのパスでカーター選手のコーナー3Pシュート、古川選手から中山選手の3Pシュートが決まり、24-22とシーソーゲーム。

チョル選手がファール2だったがリバウンドで2次攻撃につないでライスナー選手が3Pを決めた。秋田はゴール精度が落ちたが富山のターンオーバーに助けられている。前半の終わり、野崎選手がブザービーター3Pで38-40とした。

富山のゾーンを熊谷選手の3Pをカータ選手がフォロー、宇都選手の3Pをライスナー選手がお返しが実に美しかった。古川選手も決めて46-43。富山はリバウンドに集中していない感じがした。

ここからジワジワ秋田が得点を入れ試合が動いた。ライスナー選手がインサイド、エンドワン、&3Pで54-43。ボールを奪いカーター選手のエンドワン。富山は大事なところでターンオーバーが痛かった。

6点差で4クォータは一進一退を繰り返すが、秋田はリバウンドで優位に立ち、富山の2次攻撃を断った。残り2分、熊谷選手はアタックで時間を見ながらの得点を決めて余裕を見せた。

富山は最後ファールゲームに出たが、ゲームコントロールしている秋田が逃げ切った。

ハイライト動画

秋田ビッグプレー動画

ケンゾーHCコメント

熊谷選手のコメント

最後に

赤穂選手、古川選手が戻り、特別指定選手の二人は登録外となった。富山は1月27日の千葉戦では92-93と負けはしたが、爆発力のあるチームで決して侮れなかった。秋田は登録選手で時間をシェアしながら繫いで、外国籍選手の献身的なプレーで我慢して勝利を呼び寄せた。

ただ試合の、オフェンスの組み立てには疑問がある。せっかくの保岡選手、長谷川選手の得点が伸びていない点だ。

アウトサイドシュートが決まらず、縦への侵入もなかった。登録メンバーの得点はほしいところだ。ケガからの復帰で試運転みたいなところもあろうかと思う。でも明日のゲーム2では日本人選手の更なる奮起が望まれる。

今日は秋田の外国籍選手、ライスナー、カーター選手の存在感が増したゲームだった。カーター選手のリバウンドやライスナー選手のディフェンスは見事だった。チームの戦術にマッチして、オフェンスの流れが良く、秋田の時間を何度も作った。我慢比べにおいて、秋田はこの試合展開の巧者ぶりを発揮した。


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