【18-19 B1第3節10月17日試合結果】63対58で開幕5戦目にしてハピネッツは初勝利をもぎ取りました。この日のハピネッツは過去4試合からの課題を克服し、気持ちと体が一致しているような動きで、落ち着いてゲームを運びました。
渋谷|19|5|20|14|=58
秋田|20|16|10|17|=63
明らかに今までとは違うゲームの入りです。開幕戦の琉球と新潟とは何だったんだろう?と思えました。気負いもなく慌てず、コーチ上でもしっかりコミュニケーションを取っていました。そうあれはB2でのハピネッツの姿です。
ハピネッツの歴史的な勝利の試合運び
第1クオーターは20対19。秋田の試合の入りも落ち着いていましたし、泥臭くゴール下をキーナン選手とコールビー選手が責めて得点を量産していきました。今日もゲームプランはインサイドの日なのか?これでもか!というように、ゴール下へパスを供給した。いやー会場を見渡すと秋田のブースターのピンク色の多いこと!素晴らしいブースターです。気になるファールもやりすぎないで留めています。
第2クオーターは16対5。渋谷のディフェンスが甘いです。秋田はコンパクトなディフェンスが機能していました。解説者も褒めていました。でも日ごろの秋田のディフェンスを知らないんだと思いましたね。チームファールがいつもより少ないです。これは恐らくかなりペップHCの修正が入ったと思います。オフェンスリバウンドも頑張っていたし、いつもより安心して見られました。
第3クオーターはいきなり渋谷の6対0のランを許しました。当然のように秋田のファールも多くなりました。ここにきて秋田のディフェンスが甘くなったように思います。渋谷のゾーンディフェンスでゴール下を固められ、ミスの連続で流れを失った。
逆転だけは許さず!ディフェンスのギアをあげる試合運びはさすが!
さあ、勝負の第4クオーター!いきなり秋田はスチールの成功して得点をかさねます。ここで秋田のブースターが「ゴーゴー渋谷」をかき消すように「ゴーゴー秋田」と大合唱!これには正直参りました。そして誇らしく思いました。相手ミスを誘発する激しいディフェンスでも秋田はオフィシャルタイムアウトまでチームファール0です。初めて見ました。そう、やりすぎないファールは影を潜めたのです。これは栃木も千葉もそうです。これが最後まで試合を有利に進めるポイントになりました。過去4試合をデータで見ると1試合平均30個を超えていたファウルでしたが、それを17個にとどめたディフェンスの勝利ですよ!インサイドを責めてファールをもらえるし、ゲームの組み立てに余裕が生まれます。しかし最後は渋谷の3Pの猛攻をしのぎましたが、逆に今日は秋田の3Pは極端に少なかったです。谷口選手に1本でも出ていれば。下山大地選手は出ていませんでしたが外角シュートは欲しいです。頼むぜ!
ペップHCのコメント
1勝をあげたことは、今もがいている選手たちに自信を与えられて、チームにとって非常に大きなことだと捉えています。これまでの3試合ではかないませんでしたが、今日は勝利を掴むことができましたのでチームとして成長できていると感じています。
次の対戦相手の福岡さんは強い気持ちを持ってプレーするチームですので簡単にはいかないとは思いますが、福岡戦は秋田にとって、ファンのみなさんにとっても重要な試合です。今日もたくさんの応援が力になりましたが、ホームですのでファンのみなさんの力も借りて一緒に戦いたいです。https://northern-happinets.com/news/detail/id=11904
最後に
しかしペップHCのコメントですが実にハピネッツの選手の心を見て感じて発言していますよね?温かかい「まなざし」の存在があります。
アウェーでの難しい試合を勝ち切れて本当に良かったです。成長の証は見えましたね。ペップHCも誇らしげに言っていました。それは、オンザコートルール改正は日本人選手を強くするための措置!これをハピネッツは実践しています。実際にオンザコートゼロにして、日本人選手でゲームを作っています。ここがペップHCの凄いところ。わきまえて実践しています。他のチームはいつまでも外国人選手最後まで頼っているでしょう?残り55試合。次回は因縁の相手福岡です。同じb1昇格しても、優勝をさらわれた相手。リベンジですぜ!