秋田はケガ人も復帰して、戦力も充実してきた。中でも古川選手は精神的支柱な存在。そしてライスナー選手が秋田のエースとして自覚、覚醒したのも心強い。
試合結果・速報
2023-24 B1第21節2月4日秋田ノーザンハピネッツVS富山グラウジーズゲーム2
秋田|26|33|16|25|=100
富山|14|20|24|15|=73
秋田はいきなりライスナー選手が連続の3Pを決めると富山は早々にタイムアウト!秋田はチームオフェンスを遂行し、シュートセレクションに迷いなく打った。いわゆる練習で来ている形を出していた。
というのも富山のボールマンへのプレッシャーが弱すぎた。
単発でブバ選手のインサイドや水戸選手の3Pがあるものの、秋田の攻撃を止める手立てに苦労をしている。秋田はライスナー選手が縦横無尽に動き、支配するとチョル選手もゴール下で躍動連続ゴールを決めた。
秋田は3Pが入らずとも、オフェンスリバウンドを何度も取り、2次3次攻撃に繫げた。さらに切り返しが早く、ゴール下へのタッチダウンパスを何度も通し、チョル選手の強みを発揮した。
富山はゾーンを敷くも、長谷川選手が中に侵入したライスナー目掛け高速パス、ゴール下を決めた。ワン選手のシュートブロックからの元田選手が3pを決めた。
とにかく秋田はやすやすと中に入っては仕事をし、やるべきことをやっている。それが精度よく決まっている。
後半富山はインサイドアタック、ブバ選手のゴール下で盛り返した。トロイ選手のドライブダンクも飛び出し富山のインサイド陣の破壊力を示した。
しかし秋田は無理な得点をしないで、チームシェアを繰り返し、確実に仕留めにかかる。隙あらばライスナー選手がドライブし、田口選手がミドルを決める。得点と時間を見据えた攻撃だ。
最終クォーターでも秋田はドーンを敷き、田口選手が3P、熊谷選手のパスからカーター選手がゴール下を決め富山がタイムアウト。その後も小栗選手がアタック、元田選手の3pとメンバーが変わっても攻撃の手は緩めなかった。
ワン選手もスチールからのドライブを決めて活気があったし、チョル選手は自身ファール4なのにキャリアハイの15得点。フックシュートがうまかった。最後小栗選手がクラッチ3pシュートを決めて100点に乗せた。
ハイライト動画
秋田ビッグプレー動画
ケンゾーHCコメント
連勝おめでとうございます。ケガからの復帰した選手。しなかった選手、新しい選手の融合が素晴らしかった。ケンゾーHCはどんな会話を心掛けたのでしょうか?これからも選手との距離感を近くして、選手の可能性を信じて助言をお願いします。パス回しからの3Pが決まっていましたが、インサイド、縦への攻めがもっとあればいいと思います。富山のブバ、ガリクソン選手のような。次節東京戦も臆することなくプレーしてください。
小栗瑛哉選手のコメント
最後に
秋田は久ぶりに前半から得点を積み上げた。選手のコミュニケーションも良く、足が動いた。シュート精度も帰善されて、普段の練習が発揮された。見ていてストレスもなかった。小さなミスはあったが、すぐさまオフェンスで取り返した。点差が離れて雑になるのか心配したが、チームとしてやるべきことを遂行した。
富山には申し訳なかったが、チーム状態が思ったよりも悪く、特にディフェンスのエナジーの継続が出来ていなかった。
秋田は次節ホームで東京を迎え撃つ。今日みたいなオフェンスは出来ないかもしれないが、ケンゾーHCがどんな準備をするか?わくわくしている。熊谷選手をしっかり休ませた事も大きい。
ケガ人の復帰した選手と、元からいた選手がステップアップした印象があるし、そこに新しい選手が実によい味付けをしているかのようだった。ケンゾーHCの言葉や態度が選手の良さを伸ばしているような気がした。
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