【チーム解体へ】千葉との最終戦でノボル涙の総括と来季へのチーム作りの条件!

試合結果・速報

2023-24 B1第36節5月4日秋田ノーザンハピネッツVS千葉ジェッツゲーム1

秋田|15|20|19|18|=72
千葉|27|15|27|19|=88

秋田はゲームの入りから思うようなリズムでオフェンスができず、逆に千葉は先制パンチを浴びせ勢いをつけた。前のゲームでは秋田が勝ったものの、なんか選手が「次は千葉からの逆襲を受ける」と考えているかのように、士気が低いように感じた。

せっかくのホームなのに、いつもの強豪相手に、四苦八苦しているし、相手の脅威になる時間が少ない。

秋田のわずかなミスを逆に千葉はポンポンと得点にむずびつけるしたたかさ、そうした場慣れ感のチーム力の差を感じた。ワン選手の初3Pが成功したが、そうしたのも喜ばしいことではあるが、今の時期となっては、一つのサプライズ。しかし本人はよく決めたと思う。

古川選手も3Pを量産する場面もあったし、田口選手も決めてはいるが、ミスを挽回するには至らない。せっかくのホームで勝てない事実だけが残った、後味の悪いゲームだった。

ケンゾーHC抜粋コメント

消極的な場面が多く、シュートを打てるところで打たない、前が空いているのにパスをして難しいシュートになって走られる良くない入りでした。第3クォーターでまた同じようなシチュエーションになってしまったのがもったいなく、オフェンスから崩れてしまいました。

ディフェンスでもエラーはありましたが、リバウンドが気になりました。千葉Jさんはチャンピオンシップ出場がかかっている非常に大事な試合という中で、これだけブースターさんが見に来てくれていて、最後まで大きな声で応援してくれているのも聞こえていました。

僕としてはもっと戦う姿勢を見せたいですし、選手たちが思い切りシュートを打つところ、ディフェンスで攻めるシチュエーションをつくっていかないとチャンスはないと思います。明日もう一度チャレンジして、自分たちの良い時間帯を長く出せるように、そして勝つチャンスが出るような展開に持っていければと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=18410

長谷川選手抜粋コメント

千葉Jさんはチャンピオンシップにつながるゲームで、僕たちとしてはシーズン終了のゲーム。
そういう中で相手が強く入ってきて第1クォーターの出だしで守りきれないしスコアできない状況が続いたのが悔しいです。
僕が後から出て、リズムを変えようと思って色々試しましたが追いつかない状況で、インサイドやリバウンドで負けてしまったので、そこを明日は改善したいと思います。
点が入るたびに、どかんと沸き上がるブースターの皆さんの声援が本当に大好き。その人たちのために、明日は必ず戦う姿を、リングに向かう姿を見せたいです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/db130ad9a6448ec443f915b27666f01e0d2d514b

2023-24 B1第36節5月5日秋田ノーザンハピネッツVS千葉ジェッツゲーム2

秋田|26|28|7|12|5|15=93
千葉|23|14|22|14|5|10=88

秋田は前半選手のシュートセレクションが良かった。シンプルにペイントアタックして、ミスマッチからのゴール下、赤穂、田口の3Pと効率が良かった。千葉は昨日と違いシュート精度が悪く、秋田のゾーンを攻めあぐんだ。

ワン選手も2本の3Pを決め、キャリアハイの存在を示した。前半2ファールのカーター、ザック選手を温存し、54-37で折り返した。前半の終了間際、2本の連続3Pを決めた富樫選手が、目を覚ますか?

後半一気に秋田はオフェンスが重くなる。最大20点差が溶けていく。

富樫選手が3Pとアタックで連続得点で秋田はたまらず、タイムアウト!千葉は外国籍選手の強みを生かす。そしてベテラン西村選手が3Pで67-67の同点。小川選手のペイントアタックで67-69と逆転した。

秋田は中山選手、熊谷選手が3Pを決めて残り1分57秒、値千金で73-69と点差が付いた。しかしスミス選手が連続ミドルでオーバータイムへ突入。

田口選手が3Pを決めて89-85で残り26秒。千葉はファールゲームに出たが田口選手がフリースローを決めて93-88で逃げ切った。

秋田ビッグプレー動画

最後に

ゲーム1ではいつもの千葉に秋田は当たり前に、負けちゃったよーって感じ。外国籍選手の躍動感や、オフェンスの質がいいのだ。秋田では長谷川選手がいいパフォーマンスをしたし、ザックのパスからカーター選手がアリウープダンクも決めた。その流れが下位チームには通用したと思うが、CSを今日で決める千葉は、気持ち的にも強く、ディフェンスでも秋田を苦しめた。
ゲーム2で秋田は最大20点差をつけたが、最後オーバータイムを2回やって勝ち切った。千葉との勝利は今シーズン2回を数えた。何度も負けを覚悟したが、チーム一丸で勝利したこの日で30勝30敗の5割で終えた。

MIPのインタビューの長谷川選手は涙をためて今シーズンの感謝を伝えた。つられてインタビュアーももらい泣きした。

CSに行くチームは35勝!秋田はあと5勝の壁が付いて回った。思えばシーズン序盤外国籍の編成失敗にに苦しんだ。その差が後々響いたのも明白だ。

秋田の戦術は莫大な予算で有望な選手を獲得するのは限界がある。だからスコアラーに頼る試合をするのではなく、チームで個々の強みを引き出しながら勝つのがコンセプトだ。

今日の千葉せんで勝利したのがベストゲームと言い切るケンゾーHCは、その通りだったに違いない。

しかし秋田ファンからすれば、上位チームと対戦するときに、いつも今日みたいな準備万全という事は無かった。オフェンスの重さ、ターンオーバーは相変わらずで来季も課題はある。

選手のステップアップもなかなか微妙で、ベテランもミスをすると一気に流れを持っていかれる。

もう少し強みがあっていいと思う。特に帰化枠、アジア枠だ。選手の年棒も高騰するのだが、だからと言って使ってみないとわからない選手は今季でやめてほしいと願いたい。

来シーズンは降格は無いと聞いているしBプレミアももうすぐだ。秋田はどんなチームを作るか?目が離せない!

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