2連勝の勢いを持って乗り込んだアウェーのTOYOTA ARENA TOKYO。しかし、待ち受けていたのは、個の能力も選手層も厚いアルバルク東京でした。しかも秋田ノーザンハピネッツは、リード・トラビスの負傷などでロスター10人という厳しい状況。簡単な試合になるはずがありません。
それでも、試合は途中で終わりませんでした。第1Qに4-13と突き放されながら追いつき、第3Qにはマーク・スミスが攻撃のスイッチを入れると、元田大陽が連続3Pを沈めて57-58。あと一歩で逆転というところまで迫りました。配信を見ながら思わず声が出たブースターも多かったのではないでしょうか。
最後は74-90で敗れたものの、元田の復調を感じさせる連続3Pと、スミスが引っ張った猛追には次戦へ持ち帰りたい価値があります。ただ、追いつきかけた試合を勝ちに変えられなかった事実も忘れてはいけません。東京の強さに何を感じ、秋田は何を修正すべきなのか。スタッツと試合の流れを振り返っていきましょう。
今日の試合の注目点
今回の大きなテーマは、トラビス不在のなかで、秋田がどこまで東京の総合力に対抗できるかでした。栗原翼、小松亮太も帯同せず、ロスターは10人。相手のアルバルク東京はキヨンテ・ジョンソンやホグをはじめ、身体能力と得点力を備えた選手がそろっています。簡単にミスマッチを突かれ、守備の連係が崩れるようでは、試合の主導権を握るのは難しい状況でした。
注目したかったのは、次の3点です。
- インサイドとリバウンド:東京の高さやフィジカルに対し、秋田が全員で身体を張り、セカンドチャンスを減らせるか。
- スミスを中心とした攻撃:個人技だけに頼らず、ウェッツェルや日本人選手のシュートを引き出せるか。
- クォーター終盤のゲーム運び:追いついたあとに守備の集中力を維持し、相手の流れを断ち切れるか。
2連勝してきた秋田にとって、東京との対戦は現在地を知るための試金石でもあります。勝つために必要なものが見える試合だからこそ、点差だけで評価を終わらせず、追い上げた理由と最後に届かなかった理由を見ていきたいですね。
試合結果・速報
10/19(月)vs.アルバルク東京 @TOYOTA ARENA TOKYO
| Q | アルバルク東京 | 秋田 |
|---|---|---|
| 1Q | 23 | 20 |
| 2Q | 21 | 14 |
| 3Q | 24 | 25 |
| 4Q | 22 | 15 |
| FINAL | 90 | 74 |
| チームスタッツ | 秋田 | アルバルク東京 |
|---|---|---|
| 2P | 21/44(47.7%) | 18/36(50.0%) |
| 3P | 9/36(25.0%) | 10/36(27.8%) |
| FT | 5/10(50.0%) | 24/30(80.0%) |
| リバウンド | 43(OR12/DR31) | 54(OR14/DR40) |
| スティール | 5 | 3 |
| ターンオーバー | 8 | 11 |
| ポイントフロムTO | 9 | 8 |
| ペイント内得点 | 42 | 34 |
| セカンドチャンス | 14 | 11 |
| ファストブレイク | 12 | 13 |
| ベンチポイント | 20 | 30 |
まず目を引くのは、フリースローの本数です。秋田は10本中5本、東京は30本中24本。成功率の差だけでなく、獲得した本数そのものに大きな開きがありました。さらにリバウンドは秋田の43本に対し東京が54本。3Pの成功率には大差がないのに、フリースローとリバウンドで11本ずつ差をつけられたことが、16点差につながる重要な要素となりました。
一方、秋田はペイント内得点で42-34と東京を上回っています。ターンオーバーも8回に抑え、相手の11回より少ない数字でした。つまり、攻撃のすべてが機能しなかったわけではありません。むしろ、勝負できる部分がありながら、ファウルを誘われる守備とリバウンドの差、そして大事な時間帯の失点を埋められなかった試合だったと感じます。
試合内容・ゲームの流れ
1Q 4-13の苦境から同点へ!田口とスミスが秋田を立て直す(20-23)
試合の立ち上がり、秋田は赤穂雷太のフローターが外れた直後にホグの3Pを許しました。さらにスミスのターンオーバーからジョンソンにドライブのエンドワンを決められ、ホグのバックカットでも失点。攻撃を組み立てる前に東京の身体能力を見せつけられ、4-13でタイムアウトを取る展開になりました。
ここでズルズル離されなかったのは大きかったですね。タイムアウト明け、田口成浩がキャッチ&シュートの3Pを沈めると、スミスもペイントへ強く仕掛けてエンドワン。さらに田口が3Pを決め、13-13まで追いつきました。わずかな時間で9点差を消した反撃には、秋田の意地が感じられます。押されていた試合の空気を、自分たちの攻撃で引き戻した場面でした。
ただ、東京も簡単には引き下がりません。ジャロウが身体能力を生かしてアタックを仕掛け、味方へのアシストも絡めながら秋田のチームファウルを増やしていきます。秋田が一度追いついても、東京は攻撃の手を緩めず、こちらの守備をじわじわと消耗させました。
それでもスミスの個人技と中山拓哉の3Pで20-20。序盤の劣勢を再び振り出しに戻した場面は、秋田の粘りを感じるところでした。元田もバックカットからリングへ向かいましたが、ジャロウの長い腕に阻まれて得点には至りません。惜しいプレーでしたが、リングへ向かう積極性は次につながるものです。
第1Qは、東京に押し込まれながらもタイムアウトをきっかけに立て直し、20-23まで持ち込んだ秋田の修正力が光りました。田口と中山の3Pが続いていたのも明るい材料。ただし、ジャロウの侵入を簡単に許せば、シュートで追いついても守備でまた離される。その危うさは残っていました。
2Q ウェッツェルがインサイドで踏ん張るも、フリースローで差が広がる(14-21)
第2Qはトロイ・マーフィージュニアが身体能力を見せ、ダブルクラッチから得点を狙いました。惜しくもシュートは外れましたが、相手の前に出ていく姿勢は悪くありません。堀田尚秀やウェッツェルのフックシュートが決まらない時間帯もありましたが、ウェッツェルがインサイドで得点し、22-25と食らいつきます。
ところが、東京の攻撃はインサイドへのアタックが止まりません。秋田は守備で後手に回る場面が増え、チームファウルも積み上がっていきました。相手にフリースローを与えるたびに時計が止まり、秋田は守備を整える間もなく、じわじわと点差を広げられます。
10人のロスターで選手をやりくりする秋田にとって、ファウルが増える展開は厳しいものです。簡単に交代で流れを変えられるわけではなく、主力の負担も気になります。東京のペースに引き込まれるほど、追い上げに必要なエネルギーまで削られていきました。
それでもスミスは3Pを返し、個人技でも得点を重ねます。赤穂のファストブレイクから3Pにつなげたい場面では、狙ったシュートが決まりません。中山のおしゃれなパスもスミスに届かず、攻撃の歯車がかみ合わない時間がありました。対する東京は、スミスの突破にジャロウがアタックで応戦。最後には秋田がジャロウの突破を止めたものの、前半は34-44で終了しました。
10点差で踏みとどまったことは評価したいです。ただ、ここで気になるのは、秋田が攻撃で得点を探している間にも、東京はファウルを誘ってフリースローを獲得できていたこと。後半に追い上げるためにも、守備の接触を整理し、相手に簡単な得点を与えないことが必要でした。
3Q スミス劇場から元田の連続3P!57-58まで迫った怒涛の猛追(25-24)
後半に入ると、秋田は反撃のギアを上げました。赤穂のインサイドフローターは決まりませんでしたが、東京の小酒部が3Pを沈めて34-47。再び13点差となり、嫌な空気が漂います。ここで秋田が何もできずに離されていたら、試合の行方はもっと早く決まっていたかもしれません。
しかし、スミスが走りました。ウェッツェルへのバウンズパスを通し、自らも連続ドライブで得点。40-49とすると、さらにスティールからのイージーバスケットを決めます。速攻からキックアウトパスを受けると、今度はロング3Pを叩き込みました。得点するだけではなく、守備から攻撃へ一気に切り替え、東京の守備が整う前に仕留める。スミスの勢いに、試合の空気が変わっていきました。
しかし、スミスが走りました。ウェッツェルへのバンズパスを通し、自らも連続ドライブで得点。40-49とすると、さらにスティールからのイージーバスケットを決めます。速攻からキックアウトパスを受けると、今度はロング3Pを叩き込みました。得点するだけではなく、守備から攻撃へ一気に切り替え、東京の守備が整う前に仕留める。スミスの勢いに、試合の空気が変わっていきました。
ここから主役の座を奪ったのが元田です。コーナーから、さらにウイングから、連続で3Pを沈めました。東京のディフェンスを振り切って放ったシュートがネットを揺らし、57-58。13点あった差が、ついに1点まで縮まったのです。
ここは本当に胸が熱くなる場面でした。元田はここ数試合、思うようにプレーできないもどかしさを抱えていたと試合後に語っています。それでも、ためらわずにシュートを打ち切った。決まった瞬間の喜びは、単に3点を取った以上の意味を持っていたはずです。応援している側にとっても、待っていた一本だったのではないでしょうか。
ただし、東京も黙ってはいません。ジョンソンがファストブレイクから3Pを返し、秋田はタイムアウト。追い上げた直後に突き放されるのは痛いものの、秋田にはまだ勢いがありました。ところが、ジャロウのドライブからエンドワンを許し、岩屋のパスカットを起点にホグの3Pも決まります。せっかく1点差まで詰めたのに、再び差を広げられ、59-68で第3Qを終えました。
1点差まで迫った勢いを、そのまま第4Qへ持ち込めなかったこと。ここが勝利をつかむための大きな分岐点になりました。元田の連続3Pは間違いなくこの試合のハイライトです。ただ、追い上げた直後こそ、守備の一つひとつを丁寧にやり切りたい。あと一歩を勝利に変えるには、得点の勢いだけでは足りません。
4Q スミスへの包囲網と平岩の仕事。追いつけないまま試合終了(15-22)
第4Q、秋田はジャロウの侵入を防ぎながら、スミスのアタックで60-68と一桁点差に戻します。ここからもう一段ギアを上げたいところでしたが、田口の3Pは決まらず、赤穂もリバウンドからのゴール下を決め切れません。追い上げの勢いを得点に変えられないうちに、東京が落ち着いて試合を締めにかかりました。
存在感を示したのが平岩でした。ゴール下で連続得点を決め、秋田が追いつくために必要な時間を削っていきます。派手な3Pだけが試合を決めるわけではありません。苦しい時間帯にゴール下で確実に仕留める選手がいることは、東京の強さの一つでしょう。
さらに東京は、スミスへの守備にビッグマンを付け、3Pを簡単に打たせないようにしました。スミスも簡単に封じられる選手ではありませんが、シュートを打つまでの判断に時間がかかり、わずかに精度も落ちていきます。相手が警戒を強めたとき、別の選手が空いたスペースを使って得点できるか。ここが問われる時間帯でした。
ジョンソンは3Pでも得点を重ね、元田もシュートを返します。しかし、ジャオの得点などで粘りを見せても、その後の連続得点にはつながりません。最後にはスミスからのハイローをウェッツェルがダンクで仕留めたものの、ウェッツェルはファウルアウト。インサイドで身体を張ってきた選手がコートを離れ、秋田は追い上げの力を失っていきました。
ジョンソンの3Pは止まらず、元田もシュートを返します。しかし、ジャオの得点などで粘りを見せても、その後の連続得点にはつながりません。最後にはスミスからのハイローをウェッツェルがダンクで仕留めたものの、ウェッツェルはファウルアウト。インサイドで身体を張ってきた選手がコートを離れ、秋田は追い上げの力を失っていきました。
終わってみれば74-90。第3Qに1点差まで迫った試合だけに、悔しさは残ります。ただ、東京が最後まで冷静に対応し、守る場所を変え、必要な得点を重ねたことも認めなければいけません。秋田にとっては、追いつく力と、追いついたあとに勝ち切る力の違いを突きつけられた第4Qでした。
スタッツで見えた勝敗の分かれ目。フリースローとリバウンドをどう変えるか
今回の試合は、秋田がすべての面で東京に劣っていたわけではありません。ターンオーバーは東京より3回少なく、スティールも5本を記録。ペイント内得点は秋田が42点、東京が34点と上回っています。スミスを中心に攻め込み、ウェッツェルもインサイドで仕事をしていました。
それでも勝ち切れなかった理由を考えると、フリースローとリバウンドの差が浮かび上がります。秋田のフリースロー成功は10本中5本。東京は30本中24本を決めました。東京はフリースローを獲得することで得点を積み重ねるだけでなく、時計を止め、守備をセットし直す時間も確保できました。
一方の秋田は、追い上げの場面でもシュートが決まらなければ、攻守の切り替えを急がなければなりません。フリースローを獲得できないまま相手に走られると、体力面でも苦しくなります。ミックHCが試合後に指摘したテンポコントロールの問題は、こうした数字にも表れています。
| 注目項目 | 秋田 | 東京 | 試合への影響 |
|---|---|---|---|
| フリースロー | 5/10 | 24/30 | 得点と試合のテンポに差 |
| リバウンド | 43 | 54 | 東京が攻撃機会を確保 |
| ターンオーバー | 8 | 11 | 秋田はミスを抑えた |
| ペイント内得点 | 42 | 34 | 秋田がインサイドで健闘 |
| ベンチポイント | 20 | 30 | 選手層の差が表れた |
リバウンドも見逃せません。秋田は43本、東京は54本。オフェンスリバウンドは秋田12本、東京14本と差は2本でしたが、ディフェンスリバウンドは31本対40本と9本も開きました。相手の攻撃を一度止めても、最後にボールを確保できなければ守備は完結しません。シュートを外させたあとに全員でボールを確保し、相手の攻撃を終わらせるところまで徹底できるか。次戦では、ここをもう一段突き詰めたいところです。
ターンオーバーを8回に抑え、ペイント内で42点を取れたことは収穫です。次は、その良さをフリースロー獲得とリバウンドの改善につなげたいですね。負けたからすべてを変えるのではなく、機能した部分を残しながら、勝敗を分けた細部を修正する。それが次の勝利への近道になるはずです。
元田の復調とスミスの奮闘。次の勝利につなげたい攻撃の形
この試合の明るい材料を挙げるなら、まず元田大陽の連続3Pでしょう。個人成績は9得点、3Pは5本中3本成功。3P成功率60.0%という数字も残しました。もちろん、1試合の結果だけで完全復調と決めつけることはできません。それでも、ここ数試合のもどかしさを抱えながら、思い切ってシュートを打ち、チームの追い上げを支えたことには大きな意味があります。
元田は試合後、シュートがうまくいかない状況にフラストレーションを抱えていたことを明かしています。そのうえで、自分がコートに立つ理由を再確認し、ディフェンスで信頼を得て出場していることを意識したと語りました。シュートが入らないときでも、守備でチームに貢献する。そこを土台に、思い切って打ち切った3Pが結果につながりました。
この考え方は、秋田のほかの選手にも通じるものがあります。得点だけで存在感を示す必要はありません。スクリーン、リバウンドへの参加、相手のエースへのプレッシャー、ルーズボールへの飛び込み。自分が任された仕事をやり切ったうえで、チャンスが来たら迷わず打つ。元田には、この日の手応えを次の広島戦でも見せてほしいですね。
そして、マーク・スミスは27得点、8アシスト。フィールドゴールは18本中11本成功し、2Pは12本中9本を決めています。得点だけでなく、味方を生かす仕事もこなしました。第3Qに試合の流れを引き寄せた連続アタックとロング3Pは、東京の守備を揺さぶる大きな武器でした。
ただし、東京は第4Qにスミスへのマークを強めました。ビッグマンを使って3Pを警戒し、簡単に打たせない守り方へ切り替えています。ここでスミス一人に突破を任せ続けるのではなく、周囲が空いた場所へ動き、パスを受けて得点できるようになれば、秋田の攻撃はさらに厚みを増すでしょう。
ウェッツェルも19得点、16リバウンドと奮闘しました。フィールドゴールは15本中8本成功し、2Pも13本中7本を決めています。リバウンドで身体を張り、インサイドで得点し、終盤にはスミスからのパスをダンクで仕留めました。ファウルアウトは痛かったものの、最後までゴール下で戦い続けた姿は評価したいところです。
一方で、田口は6得点、赤穂は2得点。チームを追い上げさせる働きはありましたが、試合全体では得点を積み上げ切れませんでした。もちろん、得点だけで選手の評価は決まりません。それでも、スミスへの守備が厳しくなったとき、周囲がシュートを決めて相手に守り方を変えさせることは重要です。次は日本人選手にも、得点面で一段上の貢献を期待したいです。
元田の連続3Pを一度きりの見せ場で終わらせず、スミスへの集中マークを逆手に取る攻撃へ発展させられるか。ここは次戦の大きな注目点です。個人の奮闘をチーム全体の得点力へ変えられれば、追い上げで終わる試合から、最後に勝ち切る試合へ近づけます。
ハイライト動画・試合後コメント
第3Qの猛追と、東京が最後に引き離した第4Q。数字だけでは伝わりにくい試合の空気は、ハイライトでも振り返っておきたいところです。
ミック・ダウナーHCコメント
<試合の総括>
負けてしまって悔しいです。ただ、今日は選手たちのマインドセットが素晴らしく、外国籍選手が2人しかいない厳しい状況の中でも、チームとしてゲームプランを遂行しようと最後まで頑張っていました。前半はシュートの確率が悪く、フリースローも打てなかったので試合の流れを掴むのが難しかったと感じています。
フリースローが打てないと、ディフェンスのセットアップや全体のテンポコントロールができません。A東京は逆にフリースローをしっかり獲得していたことで、テンポのコントロールやプレスディフェンスのセットアップができており、クォーター終わりのゲーム運びに長けていた印象です。
自分たちで改善できる場面はたくさんあります。ディフェンスでのブレイクダウンはもちろん、オフェンス面も含めて学べる要素が多い試合でした。勝てた試合だったとも思っています。第3クォーターで追い上げたものの最後の締めくくり方が良くなかったので、そうしたクォーターの終わり方や、攻守におけるブレイクダウンをしっかり見直し、次に繋げていきたいです。
元田大陽選手コメント
まず今日の試合前に、チーム全員でリバウンドを泥臭く獲り切ること、そして相手のジョンソン選手とホグ選手をしっかり抑えようと話し合って臨みました。序盤はなかなかアジャストし切れない場面もありましたが、試合を通して少しずつ対応し、最後までしっかり戦い抜けた点は良かったと感じています。ただ、そこで勝ち切れなかったのはこれまでの課題というか、いつもの展開になってしまいました。勝ち切った上で反省点を見つけて修正するのが一番ですので、結果を出せなかったのは本当に悔しいです。
ここ数試合、自分自身の中でプレーが上手くいっていないのは分かっていましたし、すごくもどかしくフラストレーションを抱えていました。それでもシーズンは続いていくので、まずは自分がコートに立つ理由を再確認しました。庄司ACたちからも言われていた通り、自分はディフェンス面で信頼を得てコートに送り出してもらっています。
だからこそ、今日はシュートを外してもいいから思い切って打っていこうという強い気持ちでコートに入りました。その中で3Pシュートを決めることができて、ファンの皆さんやチームの仲間たちがめちゃくちゃ喜んでくれて本当に嬉しかったです。この良い手応えと流れを、次の広島戦にもしっかり繋げていきたいと思います。
元田の言葉で印象的なのは、シュートの不調を抱えながらも、自分がコートに立つ理由を再確認したという部分です。得点だけを追いかけるのではなく、まず守備で信頼を得る。そのうえで思い切ってシュートを打つ。今回の連続3Pは、そうした気持ちの切り替えが形になった場面だったのでしょう。
コメントの出典:秋田ノーザンハピネッツ公式サイト
最後に 1点差まで迫った力を、次は勝利に変えよう
アルバルク東京に74-90で敗れ、連勝を伸ばすことはできませんでした。ロスター10人という厳しい状況で、相手のタレントと選手層の厚さに苦しんだ試合です。それでも、4-13から立て直した第1Q、スミスが攻撃を引っ張った第3Q、そして元田の連続3Pには、秋田が持つ反発力が表れていました。
今回の敗戦から持ち帰りたいのは、1点差まで迫る力があるという自信と、そこから勝ち切るために何を改善すべきかという明確な課題です。フリースローを獲得する攻め、最後までリバウンドを取り切る守備、クォーター終盤の集中力。どれも一つひとつは地味ですが、接戦を勝利に変えるためには欠かせません。
元田には、今回の手応えを次の試合へつなげてほしいです。シュートが入らない日でも守備で貢献し、チャンスが来たら迷わず打つ。その姿勢を続けていけば、今回の連続3Pも一過性のものではなくなるはず。スミスには得点だけでなく、相手の包囲網を味方のチャンスへ変える判断を期待したいですね。ウェッツェルも含め、主力の頑張りを周囲がどう支えるかが重要になります。
そして、チーム全体にはもう一つ注文があります。追い上げて会場の空気を変えたあと、相手に再び主導権を渡さないこと。バスケットは勢いのスポーツですが、勢いだけでは最後まで勝てません。相手が守り方を変えてきたとき、慌てずに次の選択肢を作り、守備では一つのポゼッションを全員で終わらせる。最後のリバウンドまで全員でやり切ってこそ、猛追が勝利につながります。
次は広島戦。今回の悔しさを引きずるのではなく、課題を整理してコートで答えを見せてほしいです。秋田ノーザンハピネッツが好きだからこそ、惜しかったねで終わらせたくありません。元田のシュートが再びネットを揺らし、スミスの突破がチーム全体の得点につながり、最後のブザーで秋田の選手たちが笑える試合を見たい。ブースターも信じて、次の戦いへ声援を送りましょう!
次は広島戦。今回の悔しさを引きずるのではなく、課題を整理してコートで答えを見せてほしいです。秋田ノーザンハピネッツが好きだからこそ、惜しかったねで終わらせたくありません。元田のシュートが再びネットを揺らし、スミスの突破がチーム全体の得点につながり、最後のブザーで秋田の選手たちが笑える試合を見たい。ブースターも信じて、次の戦いへ声援を送りましょう!
