いつもの負けパターンなのに?新年早々ファールトラブルも、ギアを上げて見ると?

現時点で滋賀は9勝15敗で西地区8位。秋田は15勝9敗で東地区5位。チャンピオンシップ出場を狙う秋田は願わくば2連勝を飾りたいが、新年最初の試合は秋田のやりたいバスケの遂行がとても重要だ。

パフォーマンスの浮き沈みは、もうあっていあならない状況にある。

2021-22 B1第15節1月2日秋田ノーザンハピネッツVS滋賀レイクスターズゲーム1

秋田|23|18|30|23|=94
滋賀|19|16|22|20|=77

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ケンゾーHCコメント

まず試合の入りは、滋賀さんの強いところで勝負されてしまい、非常に悪かったと思っています。
またファウルトラブルなど自分たちでゲームを難しくしてしまった部分もあったのですが、選手たちが集中力を切らさずに苦しい時間帯をしっかり乗り切ってくれて勝てたというのは非常によかったと思っています。
ただ内容としてはあまり満足のいく内容ではないのでチームとしては明日、より高いレベルでバスケットができるように準備をしていきたいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=16410

ゲームの入りは、秋田は悪い癖が出た。いかにも慎重なのか?様子見で、ボール回しが遅い。滋賀は伸び伸び動き、特に外国籍選手のオマラ選手は切れていた。いきなり8-0のランを許しタイムアウト。

落ち着きを取り戻した秋田は中山選手の3Pシュートが入り追撃開始!田口選手がスチールからのレイアップで13-17。インサイドへの合わせが次々に決まり、地力を発揮するとデイビス選手がアタックワンスローで20-19の逆転に成功した。

2クオータでは滋賀の外国籍選手の躍動が目立った。ソコ選手はアグレッシブにインサイドアタックを開始。オマラ選手もシュートブロックと気を吐いた。

秋田はそれでもオフェンスの引き出しが多かった。いつの間にか日本人選手の層が厚いのだ。

田口選手がプザービーター3Pシュートを決めれば古川選手のジャンパー。残り3分26秒から長谷川選手がスチール、川嶋選手のパスを受けてレイアップ。それを連続で決めて39-34と前に出た。

時々ペイントエリア内にぽっかりと穴が開く滋賀のディフェンス。それを秋田は見逃さなかった。

後半は秋田の攻撃がかみ合った。

特に日本人選手の3Pシュートが長谷川選手、中山選手と連続で決まり突き放した。ディフェンスの圧も落とさず、仕掛けに行ったところでグリン選手、デイビス選手がイージーバスケットを展開し64-44の20点差をつけた。

喜んでばかりではいられない秋田の外国籍選手がファール4。20点差はあるものの、油断できない上場に陥った。結局、デイビス選手がファールアウト、アイバーソン選手の代わりにワン選手が出て踏ん張った。

秋田はここからさらに日本人選手が踏ん張った。12点差まで詰め寄られるも中山選手のアタック。

滋賀は容赦なくインサイドを攻めてきた。しかしガドソン選手の3Pシュートで71-63の8点差にした。流れは滋賀に傾いたかに見えたがグリン選手のワンスロー、残り3分14秒、古川選手からキャッチアンドシュートで田口選手が3P成功で86-72、勝負所できっちり仕事をし、危機を回避して、流れを渡すことはなかった。

明日のゲーム2は滋賀も対策をしてくると思う。よりアグレッシブにインサイドを外国籍選手中心に攻めてくるだろう。ガドソン選手は3Pシュートも高確率で決めるので、マッチアップは重要だ。