秋田は初顔合わせの広島戦を能代のホームで迎え撃つ。広島はオフェンス力に目を見張るものがある。元ハピネッツの谷口選手も在籍中!トーマス・ケネディが帰化選手となったので、ケネディ選手、エチェニケ選手のオンザコート3をいかんなく発揮してくる。秋田は持ち前のディフェンスが機能し、ロースコアに持ち込みつつ、スチールからの速攻でゲームを支配したい。
2020-21 B1第11節12月5日秋田ノーザンハピネッツVS広島ドラゴンフライズゲーム1
秋田|21|14|33|27|=95
広島|14|18|22|19|=73
前半は古川選手の精度のよいミドルシュートが今日も好調で、攻撃に良いリズムを与えてくれた。そして久しぶりに細谷選手がプレータイムを伸ばした。
ミドルシュートも決まり、積極的にインサイドへもアタックし結果を残した。秋田はスチールから走る展開が常に備わっている。そしてカーター選手も「俺がいるぜ!」とばかり気をはいた。
多田選手の外れた、3Pシュートを回収すると、お返しの3pシュートを決めた。まだ右手をテーピングしているが、強烈なダンクを見せつけたり、おかまいなしの気合を感じた。
広島の帰化選手、ケネディ選手のシュートをコールビー選手がブロックショットではじき返したのは、相手を調子に乗せない一撃だった。
さらにはデイビス選手からコールビー選手への合わせのダンクが強烈だった。このデザインはこれからも随所に見せてほしい気がした。
広島も中が止められたら外、外が止められたら中とリズムよく、離されずについてくるあたりはさすがだ。エチェニケ選手も粘り強く得点を重ねてくる。
秋田がディフェンスを教える
後半は秋田はディフェンスのギアを上げた。すると広島の足も少し止まったかに見えた。ボールがうまく運べない。ターンオーバーが増えていく。中山選手のスチール、細谷選手のミドル、古川選手のミドルとあっという間に43-32の10点差。
それでもうっぷんを晴らすかのような広島のトレイラ選手のレイアップからの物凄いダンク!やはり調子に乗せると広島のオフェンス能力は高いと感じさせた。
しかし今日の秋田は出てくる選手が躍動した。新潟戦の悔しさを晴らしに来た。
改めてデイビス選手の手の長さを生かしたディフェンス、そのボールプッシュの圧力にマッチアップされた選手はてこずっていた。
課題の3pシュートもカーター選手は3本、細谷選手が2本、多田選手が2本、大浦選手がディープ3pシュートを含む2本を決めた。やはり当たり前のことだが、これだけ外角シュートが決まると、安心するし、選手も自信につながると思う。
ファンとしても気持ちいい。強豪を慌てさせたプレシーズンの宇都宮戦を思い出した。
広島は元ハピネッツの谷口選手を終了間際に登場させると、3pシュート連続で決め元気な姿を見せてくれた。さすがに狙い通りの軌道はやはり仕事人である。
最近はプレータイムは少なかったが、今日もベンチでは声を出していたし、久しぶりの秋田ブースターにこたえていたような気がした。
今日は本当にナイスゲームだった。シューター陣、細谷選手の闘争心に火をつけたのは、ケンゾーHCの発言記事だったとは、無駄ではなかったのですね。
細谷選手のコメント
「ぶれずに打ち続けてきた。それができなかったらプロを辞めなければいけないと思っている」と強い気持ちで本来のプレーを取り戻した。引用:https://www.sakigake.jp/news/article/20201206AK0006/
やはり気持ちを伝えあい、選手が答える努力をする。そんな秋田はまだまだ強くなる予感がした。
何回も見たいカーター選手のワンハンドダンク!
→細谷選手を奮い立たせたケンゾーCHの発言