川崎が青ざめた!最悪のチーム状況下で秋田の起死回生オフェンスの遂行力に感動!

川崎ゲーム2は秋田が躍動する。コールビー選手が不在で多田選手、伊藤選手、ワン選手以外でケンゾーHCは知恵を絞りまず、ディフェンスでチームに活力を与えると、選手個人も強い気持ちでアウトサイドシュートを打ちまくった!

2020-21 B1第31節4月11日秋田ノーザンハピネッツVS川崎ブレイブサンダースゲーム2

秋田|15|27|21|30|=93
川崎|22|20|18|24|=84

秋田は劣勢の中、あきらめないで川崎のビッグラインナップを攻略した。もしかしたら2連敗を覚悟してもおかしくない秋田のメンバーのやりくりだ。

バスケのセオリーをチームの力でことごとくひっくり返すバスケの醍醐味。そのポイントは外角シュートの精度だった。

インサイドの劣勢を打ち返したのが細谷選手の3Pシュートだった。それが秋田の選手、カーター選手、保岡選手、長谷川選手、大浦選手に伝染し、大きく離されそうな場面で効果的に決まった。

その反対に川崎の辻選手、元秋田の大塚選手、藤井選手が外角シュートの精度が悪かった。微妙なシュートタッチの狂いは最後まで修正できなかった。それが例えば終盤に追い上げる武器にもなるのだが、今日は秋田が勝っていた。

外国籍選手のデイビス選手もファールトラブルに見舞われて、秋田は本当に窮地だった。いつ崩れてもおかしくない状況だったがディフェンスも機能した。チームの約束事のローテーションがはまり、リバウンドを頑張った。

スチールもあったし、やり返されたりもしたが、ゲームを楽しんで、ボールを回し続けた。

今日は特に細谷選手が日頃のうっぷんを晴らした。3Pシュートはもちろん、フローターシュート、速攻ドライブ、バックシュートを披露し躍動した。

保岡選手もディープミドル,3Pシュートを落ち着いて決めた。中山選手からのシェーパス合わせで野本選手が鮮やかにゴール下を決めた。

勝負所で川崎はビッグラインナップを仕掛けた。確かにゴール下やリバウンドで得点を重ねた。それでも秋田は切り替えを早くし、タッチダウンパスからの速攻を繰り出した。

最後まで秋田はあきらめずひたむきに守り攻めた。42-42からの勝負の後半、川崎は秋田の守りを上手に崩した。連続得点し、ビックラインアップの優位性を示し、突き放しにかかる。

カーター選手の3Pシュートで45-50.大浦選手レイアップ、細谷選手の3Pシュート、保岡選手の連続3Pシュートで63-60と逆転した。

残り3分45秒、カーター選手ダンクで83-73。川崎はファールゲームを仕掛けるも、秋田は9点差で逃げ切った。

確かに今日は3Pシュートが大当たりした日だ。過去他のチームでもやっている。これがスタンダードとはいえないまでも、まずディフェンスをやりぬいて、そこからのオフェンスの選択は自信をもって打ち切ることがいいと再確認した。

もちろん逆の立場もある。なかなか決まらない時も。それでも練習を信じてシュートを放つと、選手のうち誰かはシュートタッチがいい選手がいる。それは他のチームもだ。

今日のようにインサイド、アウトサイドとチームの連携が見て取れれば、新しい可能性も見えてくる。秋田は苦しい台所事情で川崎に勝利した事実。

さあ今度は水曜日に富山にリベンジしてほしい。

ハイライト動画

ケンゾーHCコメント

「連敗を止められたことをうれしく思います」と語るとともに、「負けが続いている中、自分たちを信じて、勝ちを信じて、同じ方向を向いて40分間ゲームプランを遂行してくれました。チームが勝とうという意識を出し続けてくれたことを非常に誇らしく思います」引用https://basket-count.com/article/detail/74301

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