「秋田にはＢがある！」のコマーシャルでおなじみですが、本当にＢ－リーグチームが秋田にあり、現在Ｂ１で戦っている存在は実にあり難いと思うのです。それはあなたの心の中に眠っている郷土愛を呼び起こす、十分なキッカケになると思うのですね。
例えば今年の夏の甲子園で秋田代表の金足農が活躍しました。この時秋田県民はもとより、全国にいる故郷秋田出身者も感動をもらったのは事実なのです。その思いが金農ナインを押し上げ、一体感を作り上げましたし、全国へ拡散しました。寄付の総額は２億を越えましたし、スポーツの与える感動は凄まじいものがあります。
秋田は元々スポーツ王国
秋田は昔から高校生のスポーツが盛んで、全国レベルにありました。野球でいうと秋田商や金農、経法大（現明桜）、秋田は甲子園でも勝ち進んでいました。サッカーは西目、秋商が全国相手に名勝負を繰り広げました。ラグビー秋田工業、中央高校。秋田工業の全国大会出場数は上位に君臨しています。なかでも鮮烈なのが能代工業のバスケットではないでしょうか？能代は出るといつも優勝に絡んでいたし、３年連続３冠の偉業に秋田の関係者は沸きに沸きました。当時の指導者関係者の努力たるや、素晴らしいものがあったと思います。
だからそれを知るものにとっては、スポーツシーズンが始まると、今も期待に胸を膨らませ「ワクワク」しているのです。そこへ今年の金農の活躍に、郷土愛がベストマッチしたのですね。
そんな能代工業も今年は「復活」ののろしを上げました。2015年以来のインターカップに出場が決まりました。これは当時の常勝軍団からすれば、当たり前かもしれませんが、時代の流れを耐え、相当な努力を積み上げてここまで結果を出してきた精神力に拍手です。全国の強豪相手にどれだけ通用するのか？楽しみでもあります。
秋田にはＢがある
秋田県民は本当にスポーツには目が肥えています。特にバスケットにはその通りだと思います。我らが秋田ノーザンハピネッツ。アウエーの試合には秋田出身のブースターが応援に駆け付けます。とりわけ首都圏開催はすごい数のブースターがいる事実。しっかりと愛されているのですね。Ｂ１復帰して苦戦中なのですが、シーズン後半には化けてると思いますよ。なぜならハピネッツの選手はそんなブースターの想いに答えようとして必死に練習を重ねているからです。
秋田のブースターの熱意をいつも感じてプレーしているのです。勝っても負けても試合の最後に、選手とペップＨＣとハイタッチできるのですが、本当にお互いが「支え、支えられているなー」と実感できるひと時です。ある意味ファミリーみたいな感情と言えば大げさかもしれませんが、厳しいこともいうけれど、本当に親身になって考え、励ますことが実感できます。いい時も悪い時も常に共有しながら、手を差し伸ばす。こんな秋田県民は凄い力を持っているのではないだろうか？
秋田には少子高齢化とか、全国ワースト●●だとかネガティブな情報も確かにあるが、子供の学力は日本一ですし、そうした潜在能力は実は凄い可能性をもっていて、大人は出し惜しみしているのでは？なんて思ったり。
だからあなたも秋田ノーザンハピネッツを応援することで、郷土愛を呼び起こし、秋田の力を全国に示していきませんか？いっとき、やんちゃな子供になって声をあげてみませんか？秋田にはハピネッツがある。とてもあり難いことです。ＧＯＧＯ秋田！って叫んだらその力が秋田の未来を変えると真剣に思う次第です。
