2019-20シーズン、秋田は補強をしチャンピオンシップ出場を最大の目標に掲げて、ペップ元HCからプレッシャーディフェンスの進化およびオフェンスの自由さ、流動性重点を置いて練習をしシーズンに入ってきた。
アーリーカップでは優勝したし、ファンの期待も膨らんだ。
されど、シーズンの三分の一をを終了し、勝敗だけをみれば現時点で12勝11敗の東地区5位。昨シーズンから比べたら、成績は良くなっていると思う。
東地区強豪相手にいい勝負をしたかと思えば大敗をしてしまう部分もあるが、アルバルク東京には2勝2敗の五分。
チームとして機能する部分もあるが、やはり40分間継続するのは、タイムシェアするとは言え、体力の消耗も激しいし、オフェンスまで回らないのもあるのではなかろうか?
チームとして試行錯誤は続くと思うし、やりたいバスケの完成形はそんなに簡単なことではない。ならばここは手堅く、3年計画というか、時間をかけてホップ、ステップ、ジャンプという具合にチーム力を磨いていくのはどうだろうか?
もちろん、チャンピオンシップに出るチャンスがあるうちは、チャレンジしてもいいのですが、足元をちゃんと見て確実に仕留めるほうが真理にかなっていると思う。
ラッキーなことが続いて、未来はどうなるのかわかりませんが、昨シーズン経験した「ハラハラ、ドキドキ」のB1降格か?残留か?の争うことなく、スムーズに残留できるだけでも、昨シーズンよりは上であります。
試合を重ねるごとに強豪相手に競い合い、一方的な展開にきっちり歯止めをかけれる、そんなチーム力の実力を付けてからの強豪の仲間入りだと思います。
なのに最近は、確かに秋田のプレーに対して目が肥えて、選手らの出入りの激しいプレーに一喜一憂するファンもいると思います。
心技体の充実、、、これを3年かけて作る。
良いお手本が宇都宮ブレックスとアルバルク東京。このチームはほとんどメンバーが変わっていませんンし、宇都宮はロシター選手が帰化選手になり、ますます選手層の充実がなされていくと思います。現在13連勝中もうなづけます。
いい試合、ただけない試合と極端な試合があるのは本物の成長にあらずということなのかもしれない。1歩進んで2歩下がりながらでも確実に強くなってもらいたい。
そして気が付けば余裕でB1残留のポジションに。これでも昨年から比べたら躍進したことになりますよね?
しかし、この先試合を進めていく中で、選手を強化してある日突然覚醒し、化学変化をして連勝街道まっしぐらのマンガみたいなことにはならないでしょう?
やはりチームとしての成長は時間がかかって当たり前ですし、努力相応の結果がでるだけです。結果がでないなら、努力の仕方を見直さないといけません。
この年末に今年最後の試合が宇都宮2連戦。現在秋田はここまで同一カード2連勝もないが2連敗もない。
ハピネッツのこれからが問われる試合内容にしてほしい。