ヤバい!次節宇都宮に元NBA2巡目外国人加入!迫りくる秋田の限界論どうみるか?

川崎にホームで2連敗した秋田の次節の相手は宇都宮。宇都宮といえばマブンガ選手が退団し、外国籍選手が2名になっていたのを、球団が動いて探し当てたグラント・ジェレット選手が加入した。おそらく秋田戦には間に合うと思うが、宇都宮も横浜に負けて、このままではいけないと感じたのだろうか?

では秋田の台所事情はどうなのか?カンター選手抜きの試合が10月下旬から常態化され、とても厳しい状況になりつつある。

その中で選手はぎりぎりのタイムシェアをやっていると思うが、交代メンバーも固定化され、リフレッシュには程遠い感じが漂ってきた。確かに秋田らしいプレスもある。3pシュートも決まってはいる。

ゲームの入りはここ数試合は素晴らしい。一気に畳みかける速攻も、見ていてワクワクする。

しかし終盤力尽きる。この時のパフォーマンスは素人が見ても明白だ。コーチはこれ以上選手に何を求めるのだろうか?困難な競い合いを、根性で制することをまじめに考えているのだろうか?

サッカー解説の辛口でおなじみのセルジオ氏であれは何というだろうか?まあ、サッカーとバスケは展開も違うので、感じ方も異なると思うけれど、チーム状態のパフォーマンスは試合そのものの時系列で追ってもわかると思う。そもそものところを見る目はとても厳しい。

東北カップでは直前に補強できたのに、リーグ中の危機においては短期すら補強できず?

まして秋田はCS出場と優勝を公言し目指している球団である。また新B1に加入するための集客条件もある。ということは勝利以外目指すものはないはずで、時間的な余裕はないと思いたい。

現実にカンター選手の復帰に時間がかかるとなれば、復帰してからすぐに大活躍するとは思いない。アジャストする期間が必要だろう。なのでケガ扱いにして、宇都宮みたいに他の外国選手獲得に、具体的な行動の時間も管理する必要もある。そもそもカンター選手とはどんな話をし、了承を得ているのだろうか?その情報が公式にはないし、いろんな憶測が発生する事態も、想定してのことだろうか?

リーグもいよいよ中盤に差し掛かる今、決断の時は迫っている。

これが降格しない範囲での成績をとりあえず目指す球団なのか?もう一度確認するべきなのだ。ハッピーとワクワクを本気で取り戻し、与えようとするならば、時には鬼と化し、決断をするとこのあるだろう。

秋田ファンの目は肥えている。バスケの内容いかんでは試合途中であっても平気で席を立つ。それが試合を、、ともすれば負ける試合を何千人も見に来る人はいるのだろうか?そのことは球団も言われなくても理解していると思うし、何らかの手を打っていると信じたい。

やらない後悔はしてほしくない。