仙台がB1宇都宮をディフェンスで翻弄金星!秋田は東北カップで勝てるのか?

プレシーズンマッチは開幕1カ月前の腕試し。そして仕上がり具合で課題を見つける試合だ。B2仙台の琉球からきた藤田HCが今シーズンの戦い方を示した。仙台は72-56で勝利した。

なんといっても40分間秋田のお株を奪うハードなディフェンスが光った。外国籍選手もバーレル選手をはじめ、アグレッシブなプレーを披露した。仙台の方が圧倒的に足が動いた。

明日から開幕を迎えてもいい感じの仕上がりを示した。

ハードなディフェンスはチームファールが多くなる、懐かしい場面もあった。その流れに乗じて宇都宮は8点差まで追いすがった。

もちろん宇都宮にしてみれば比江島選手は不在。外国籍選手2名の合流が遅れている。その一人はニュージーランド代表のアイザック・フォトゥ選手。2019年に中国で行われたFIBA バスケットボール ワールドカップ 2019に出場し、日本戦では23得点および10リバウンドを記録している。

宇都宮の選手は恐らくはこんなものだろうと思っているのかもしれない。選手の連携も不完全で、ミスもあった。

それよりも仙台のスチールや、動き出しの良さが目立つ試合内容だった。

勝負の4クオーターで10点差を、仙台は一気にギアを上げたかに見えた。いきなり9-0のランで勝負あった感が見えた。宇都宮は勝負にこだわることなく、ケガをさせないように、試合勘を取り戻すことに専念したようにも見えた。

今の時期を冷静に見据えての対応だ。あくまでシーズン開幕までの準備とし、収穫と課題を分析をしていくのだろう。

ファンとすれば勝利を求めがちだ。

今日はこの後沖縄で秋田は琉球戦を迎える。その琉球のヘッドコーチは昨シーズンまで仙台の桶谷ヘッドコーチだ。

どんな試合になるか?とても楽しみですが、本当にケガの内容にお願いしたい。秋田はコルトン・アイバーソン選手、コールビー選手は間に合わないだろう。

それでも新しい選手と既存の連携が楽しみだし、個人的には3年契約したワン選手の伸びしろに期待している。野本選手が抜けたインサイドのプレーがどれだけ深まっているのか?注目したい。

そして注目の東北カップで仙台と戦うときは、B1カテゴリー君臨するチームとして、突き放すことができるのか?今から話題は尽きない。

➡ハピネッツのここだけの話!裏事情が満載の記事はこちら!