今日はホームで、ファイティングイーグルス名古屋を迎え撃つ。名古屋は20勝22敗で中地区6位。勝率だけを見れば秋田と同じぐらいだが、渋谷、東京を撃破して乗り込んできた。元秋田の保岡選手も、調子がいい。秋田はディフェンス、オフェンス共に調子の波があり、特にターンオーバーの多さには目を覆う酷さがある。どこまで改善できるか?選手の覚悟が問われる。
試合結果・速報
2024-25 B1第26節3月22日秋田ノーザンハピネッツVSファイティングイーグルス名古屋ゲーム1
秋田|33|14|22|23|=92
名古屋|15|26|18|25|=84
秋田は前節のウップンを晴らすかのような、攻撃を見せた。モラン、ライスナーがミスマッチを生かしたゴール下でリードをすると、ライスナーの3Pモランのエンドワンとリングへ向かう姿勢が素晴らしかった。
シュート精度や、熊谷のボール回しで生き生きしていた。
名古屋はヘンリーのアタック。佐土原のゴール下で追い上げるが、田口の3Pで最大27-7と得点が開いた。
笹原の連続3P、ヘンリーの3Pで追従、要所でトラジションバスケが面白いように決まり、オマラ、佐土原が躍動し、逆に秋田はオフェンスが停滞。メコウルは長距離砲が決まらず、インサイドアタックに切り替え、フリースローを獲得した。
大味な試合の入りを秋田はオフェンスが収縮、名古屋が落ち着いて強みを発揮、、47-41と射程内に迫り後半へ。
名古屋は並里のフローター、佐土原のゴール下で50-52の逆転に成功。このままずるずると引き離されるのが前節の悪い癖なのだが、秋田のモランのゴール下と保岡のミドルで一進一退に。
秋田の田口が3Pを連続で決め、69-59とリードを保った。
最終クオーターはケコウルの3Pで72-59と秋田が流れを引き寄せたに見えたが、田口、保岡、小栗、保岡が3pの応酬で、全くわからない試合展開に。佐土原の3Pをオマラがフォローダンク!熊谷がレイアップで84-78。
起死回生の保岡が4本目の3Pを決めて84-81まで迫ったが、名古屋はファールゲーム。しかし秋田はモランのダンクで92-84で逃げ切った。
ゲーム終了後、保岡と田口が抱擁したシーンに胸が熱くなった。
【B1個人通算1,000得点】ライスナー
ハイライト動画
ケンゾーHCコメント
前節のクソゲームからのカムバックという事ですが、6年間の集大成としては不安定極まりないゲーム運びの現実です。今日20点差があっても逆転される戦術、スカウティングミスは致命的であります。たまたま勝利しましたが、選手個人のマインドセットを聞いてみたいです。明日、ゲームで証明しファンを納得させてください。ですよね?水野社長?
田口選手のコメント
同じ勝率同士のゲームですので、負けたら終了という覚悟ですよね?ヘルプミスも、パスミスもありましたが、相手がファールトラブル時にインサイトへの仕掛けが少なかったし、3Pが入らなかった時のリバウンド、フォローを明日お願いします。
最後に
前節のクソゲーム三河戦であり得ない結果だった秋田は、今節のゲームは期待しないことにした。しかし1クォータで、得点力を発揮した秋田は逆転をゆるしたが、粘って勝利をものにした。
ガディアガのいない試合だったが、田口の計5本の3P,モランのキャリアハイでシュート精度が良かったし、要所で我慢できた試合だった。しかしそれを持続できるか?は別問題であり、明日の試合の出来が秋田の将来を物語る。
今日みたいにファイティングスピリットが継続できればいいのだが、出来ない現状が顔を出すのは、どう評価すればいいのかわからなくなる。やれるなら、最初からやれよ!となるのは当たり前で、チームの覚悟が問われるのは変わらないのだ。