今日のホーム秋田戦で久しぶりにケンゾーHCがベンチ入りして、アシストをする。元気な姿を見れて秋田ファンは安堵するだろうし、選手も自然と気合が入るというものだ。前節では千葉と2連敗したがいずれもいずれも終盤で力尽きた。秋田の外国籍選手2人は安定してきているものの、やはりカンター選手抜きでは厳しい。
カンター選手は10/22(土)琉球戦GAME1で股関節を負傷したために長期離脱の状態になっている。しかし「今後の試合出場につきましては、コンディションを考慮し判断をいたします。」と公式での発表だ。ということは有効な治療法 …
試合結果・速報
2022-23 B1第10節12月10日秋田ノーザンハピネッツVSレバンガ川崎ブレイブサンダーズ1
秋田|25|15|20|17|8|=85
川崎|15|17|25|20|15|=92
川崎もマット・ジャニング選手がケガのために不在。秋田にとっては救われたかもしれないが、帰化選手のファージカス選手の存在で優位に立つだろうか。
ゲームの入りは秋田の好調なアウトサイドシュートで秋田が抜け出した。川崎は秋田のプレッシャーディフェンスに明らかに手こずり、パスミスやスチールを許す展開。加えて秋田の3pシュートにはヘルプに来ないディフェンスで、20-9と秋田は点差を広げた。
しかし川崎の藤井選手のコーナー3Pが決まるとヤングジュニアのインサイドと8-0のランを作った。ゾーンディフェンスを少し上げると、秋田のオフェンスが窮屈になった。キッド選手やザック選手の疲労も気になる。
長谷川選手のヒース選手を考えた技ありループシュートで40-32で折り返した。最大16点差を詰めてきた。
後半秋田は立て続けに3つのターンオーバーを犯した!川崎は秋田張りの激しいディフェンスやスチールでリズムをつかんだ。秋田は持ち味のアウトサイドシュートで得点を加えるのだが、ゴール下からの得点をことごとくヒース選手がシュートブロックで立ちはだかった。秋田は何度もやられているのに、何の対策もなく、一本やりだった。
例えば東京戦で面白いほどに効果てきめんだった、古川選手のバックドアからのゴール下のシュートも2度目はヒース選手が後ろからブロックした。
加えてファージカスからの縦パス、いわゆるハイロープレイで確実に得点を詰める。60-57の3点リードで最終クォーターに入った。
再び、ヒース選手のシュートブロックからそのまま走って60-59。田口選手が3pシュート、ザック選手のゴール下2スロー、ゴール下へのダイブで67-61、しかしここでザック選手の痛恨のオフェンスファールで退場。圧倒的不利に陥った。
秋田は最後の力を振り絞り、ボールへの執着心を発揮!ヘッドコーチチャレンジでマイボールにすると大きなドラマが待っていた。ハイローでファージカスがゴール下で72-76、ワン選手のゴール下で74-77、キッド選手が左右のドリブルからマッチアップのファージカス選手の上から同点の3pシュートを叩き込んだ!!
延長戦に入り、またキッド選手が3pシュートを決めて先制するも、川崎のゲーム運びに接戦を落とした。
キッド、ザック選手の疲労度が気になるなぁ
ハイライト動画
ケビンHC代行コメント
ここまで負けた試合は今日のような展開で負けることが多く、今日もあともう少しというところでしたが、最後に勝ち切れませんでした。
川崎さんは前半は本調子ではなかったと思いますが、後半で調子を上げてきました。
川崎さんに比べると、最後に勝ち切れるか勝ち切れないかというところでの差が出たと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=17245
最後に
秋田は強みを生かして前半リードしたものの、試合巧者川崎に持っていかれた印象だった。秋田は3pシュートが高確率だったため、流れがどちらかに行くかわからず、接戦となった。しかし確実に2ポイントを決め切る川崎に軍配が上がった。お互いが強みを発揮したが、3pシュートが入らなければ点差はもっとついていた。加えてザック選手のファールアウトは痛かった。たたでさえカンター選手抜きの状況なのだ。ファールコントロールは大前提!奇しくも、延長戦では劣勢になった。
今日のゲーム1で改めてペイントエリアの得点が欲しかったし、ヒース選手の対策をして明日は勝ってほしい。
秋田の3pシュートが37本打って16本決め、43,2%。川崎は2ポイントシュートが43本打って29本決めて67,4%。この違いをどう見て修正するか?秋田はもう少し2ポイントシュートが欲しい。明日は今日みたいに入るとは限らない。川崎は2ポイントの積み上げで逆転をした手堅さが光った。でももう決して勝てない相手ではない。明日のゲームプランに期待したい。ケンゾーHCの目前で勝利を届けてほしい。んでねー?