3Pで刺され、3Pで返せず…それでも見えた光!ピンダー21点も届かず秋田72-85三遠【第18節GAME2】

ハピネッツ試合結果

新年初勝利を願った1/4(日)の三遠GAME2。結果は72-85で悔しい連敗になりました。けれど、ただの完敗ではありません。ペイントで押し込み、速攻で走り、スティールも奪って、戦う形は確実に出ていた。だからこそ、最後に残ったのはハッキリした課題です。3Pで刺され、3Pで返せなかった。この一点に尽きます。

とはいえ、暗い話だけで終わらせるつもりはありません。ピンダーの21点、マクリーンの10リバウンド、要所で息を吹き返した栗原や高比良。試合の中には次へつながる材料がちゃんとある。バイウィーク明けの川崎2連戦で、ここから巻き返すために何が必要か。試合の臨場感を大事にしつつ、熱量高めで振り返ります。

今日の試合の注目点

今日のポイントは大きく3つです。ひとつ目は、秋田が作った勝ち筋の素材。ペイント44点、ファストブレイク10点、セカンドチャンス9点。ここだけ見れば、秋田がやりたいバスケは出ていました。

ふたつ目は、相手の武器を止め切れなかったこと。三遠の3Pは12本。特に要所で決める力がえげつない。最後に心を折るのは、いつもこういう一撃です。

そして三つ目が最大のテーマ。秋田の3P成功率20.0%(5/25)。ここが改善しない限り、どれだけペイントで勝っても、速攻で走っても、上位相手に勝ち切るのは難しい。外が入らないなら、外を打たせない。これが今の秋田の現実的な勝ち方です。

試合結果・速報

2025-26 B1 1/4(日)第18節 VS三遠ネオフェニックスGAME2

会場 対戦 スコア
豊橋市総合体育館 秋田ノーザンハピネッツ vs 三遠ネオフェニックス 秋田 72-85 三遠
1Q 2Q 3Q 4Q 合計
26-25 17-26 15-16 14-18 72-85

スターティング5(秋田):#1 マクリーン、#12 元田、#14 菅原、#17 中山、#25 ピンダー。

チームスタッツで見る勝敗の分岐点

項目 秋田 三遠 メモ
2P 24/43(55.8%) 18/31(58.1%) 中は押し込めた
3P 5/25(20.0%) 12/34(35.3%) 7本差=21点分
FT 9/13(69.2%) 13/15(86.7%) 僅差で効く差
リバウンド 35(OR12/DR23) 38(OR9/DR29) ORは勝ったがDRで負けた
ペイント得点 44 36 勝ち筋の軸
速攻得点 10 3 走れていた
ベンチ得点 26 41 ここが地味に痛い
ターンオーバー 12 11 ほぼ互角

こうやって並べると明快です。秋田はペイントと速攻、セカンドチャンスで勝てる要素を作った。でも、外の確率と被弾の差が全部を持っていった。スコア差13点なのに、3Pは21点分の差。つまり、どれだけ中で頑張っても、最後に外で撃ち抜かれて帳消しにされるゲーム展開でした。

スコアリーダー・リバウンド・アシスト

  • 得点:秋田 #25 ピンダー 21点 / 三遠 ヌワバ 27点
  • リバウンド:秋田 #1 マクリーン 10本 / 三遠 キャメロン・ジャクソン 10本
  • アシスト:秋田 #1 マクリーン 3本 / 三遠 ヌワバ 5本

試合内容・ゲームの流れ(臨場感マシマシ)

1Q:開始から嫌な予感…でも秋田が踏みとどまる(26-25)

中山のレイアップでスタート。よし、入った。そこから一気に流れを掴みたい…が、相手は三遠。ヌワバ、湧川、大浦が、いつも通りの軽さで3Pを沈めてくる。気づけば11-19。こういう入りをされると、秋田はメンタル的にきつい。

しかも中山のドライブから土屋へ出したパスがターンオーバー。嫌な空気が一瞬よぎる。さらに大浦のドライブキックアウトから津屋の3Pで14-24。10点差。正直、また大差ゲームの匂いがした人も多いはずです。

でも、ここで踏ん張った。栗原が3Pで返して、ドライブでも連続得点。相手の大きいジャクソンをスピードでかわしてねじ込むあたり、魂が見えた。最後はファストブレイクで元田が3Pファウルをもらって3本。2本を決めて26-25。最悪の流れから、1点リードで終えたのはデカい。

2Q:勝負の分岐点。突き放せず、流れを渡す(17-26)

三遠はデイズがベンチ外。相手も台所事情は楽じゃない。だからこそ、秋田はここで叩きたかった。マクリーンがゴール下でエンドワン、リバウンドからダンク。31-25。よし、来た。

…が、ここからが痛い。3本リバウンドを取っても決め切れない時間が続く。こういう時に点が入らないと、相手は一気に息を吹き返す。ヌワバが個人技でこじ開け、ジャクソンがスピンムーブからゴール下。33-29。じわじわ、三遠が温まってくる。

さらに湧川、ジュニアが連続3Pで36-43。タイムアウト。ここで止めたいが、栗原のファール、マクリーンのテクニカルも絡んで三遠に3ショット。43-51で後半へ。2Qで9点負けた。この区間が今日の敗因として一番重いです。

3Q:ゾーンも混ぜて耐える。5点差まで詰めるが…(15-16)

お互いハードなディフェンスで守り合い。ロースコアで進む。ヌワバのアタックで10点差に戻されるが、秋田はゾーンも使いながら我慢する。ピンダーのドライブ、菅原のフローター。ピンダーがスチールも、3Pは入らない。惜しい。

それでも、マクリーンからのキックアウトでようやく一本を沈めて50-55。5点差。ここが最大のチャンスでした。ただ、一進一退の中で津屋への3Pファウルを与えて3ショット。こういう1プレーが、じわじわ効いてくる。流れを掴む寸前で、手からこぼれ落ちた感覚でした。

4Q:刺したのは大浦。追い上げたのに、津屋の3Pが止まらない(14-18)

三遠はヌワバを一度休ませる。秋田はここだ、と思ったはず。でも相手はミスマッチを突かれそうになるとすぐヌワバを戻す。上位の勝ち方を見せつけてくる。

そして決定打。元秋田の大浦が3Pで62-75。これはキツい。追う側の心を折りに来る3P。タイムアウト後、ピンダーがステップ踏んでアタックするが、ヌワバも3Pで返す。64-78。

それでも秋田は諦めない。湧川のスルスルドライブをマクリーンがブロック、ピンダーがフローターで食らいつく。残り3分15秒、マクリーン→元田のパスからファストブレイク、ピンダーがダンク。よし、まだ行ける。

しかし、一瞬のノーマークの隙で津屋の3P。これが痛すぎた。残り2分を切っても、高比良がドライブでエンドワンを取り切り、戦う姿勢は見せた。だが、最後は72-85。新年初勝利はお預けです。

叱咤激励:勝てる試合を落としたのか、勝てない試合を詰めたのか

ここ、言い方は難しい。でも、ブースターとして本音を言います。今日の秋田は、素材はあった。ペイントで勝ち、速攻で走り、スティールも奪った。なのに勝てないのは、やっぱり苦しい。

ただし、相手が三遠であることも事実。上位は、こちらが詰めた瞬間に3Pで突き放す。だからこそ秋田は、外が入らない日でも勝つために、守りで3Pを減らし、終盤に相手の気持ちいいショットを打たせない設計が必要です。外が入らないなら、外を打たせない。これが現実的な勝ち方。

そしてもうひとつ。オフェンスリバウンドを取った後に決め切れない時間帯が長かった。ここが改善されれば、3Pが入らない日でも粘り勝ちの可能性が上がります。バイウィークで整えてほしい、超重要ポイントです。

ハイライト動画

ミック・ダウナーHCコメント

連敗が続く中でも、指揮官は前向きな材料を口にしました。課題に向き合い、修正しようとする姿勢が見えたこと。特にディフェンス面で、わずかでも改善があったこと。体制が変わり、選手たちがアジャストしている途中だからこそ、これからの練習とコミュニケーションで自信と信頼を積み上げたい。ここはブースターとしても、踏ん張って信じたい部分です。

試合後の菅原暉選手のコメント

昨日の試合に比べれば、今日は40分間しっかりと戦い抜くことができたと感じています。
しかし、勝負どころで相手に3Pシュートを決められてしまうなど、自分たちに足りていない部分、そして経験の差が勝敗を分けた印象です。
新体制になってディフェンスのシステムも少しずつ変わってきているので、このバイウィークでしっかりと固めていきたいです。
今日は久々のスターターでしたが、スタートかどうかにかかわらず、勝負どころで離されないようなゲーム運びが求められています。
我慢強くついていけば、どんな相手でも最後に勝つチャンスは必ず巡ってくるので、そこを徹底できるかどうかが鍵になります。
シーズン前半の30試合が終わり、正直チームの誰もが望んでいた結果ではありませんが、チームには変われる可能性が十分あると思っています。
このバイウィークは僕たちにとって本当に大切な期間になるので、リフレッシュした状態で全員が戻り、チームルールをもう一度固め直し、それをやりきれば、絶対にいいチームになれると信じています。

コメント内容はクラブ公式の試合レポートを元に要点を整理しています:秋田ノーザンハピネッツ公式 試合レポート

バイウィークで何をすべきか:川崎ホーム2連戦で勝つための現実プラン

次節はバイウィーク明け、1月24日から川崎ホーム2連戦。ここで一つでも勝つために、やるべきことは整理できます。難しい理想論じゃなく、今の戦力で現実的に勝つためのプランです。

  • 3P被弾を減らす:ローテ遅れのチェック漏れを減らし、勝負どころで同じ形を打たれない。
  • OR後の決定力を上げる:取ったなら仕留める。ここが上位に食らいつく最短距離。
  • 終盤の1本を作る約束事:誰がどこで打つか、迷いを減らす。
  • 守って走る時間を40分に伸ばす:走れた時間は強い。問題はそれが続かないこと。

そして何より、けが人の復帰を強く願う。これは願望だけじゃなく、ローテが回るかどうかの生命線。ベンチ得点で15点差が出た今日みたいな試合は、層の薄さが直撃します。戻ってくる選手がいるだけで、守り方も攻め方も変えられる。バイウィークは、チームの再起に必要な時間です。

最後に

悔しい。でも、下を向いている暇もない。今日の秋田は、ペイントで勝ち、速攻で走り、戦う姿勢は見せた。だからこそ、最後に突き付けられた課題は明確です。3Pで刺されるなら、刺されない守り方を徹底する。外が入らない日でも勝つ設計を作る。ここをバイウィークで固められれば、川崎ホームで流れを変えられるはずです。

ピンダーは21点。中山も、波はあっても挑み続けた。マクリーンは10リバウンドで身体を張った。高比良は少ないチャンスを高確率で決めた。悔しさを次に変えよう。ブースターも、ここで踏ん張りどころです。次はホーム。勝とう。

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