広島丸が巨人へ移籍でファンが怒る感情は 田中大貴が西地区のチームへ移籍したら同じこと?


セ・リーグ3連覇を遂げた広島の丸選手が巨人へ移籍することになりました。いわゆるFAの権利を使っての移籍です。そのことで広島ファンからのまあ、ごく一部かもしれませんが、誹謗中傷するコメントが相次いでいて話題となっています。

その内容は詳しくは言えませんが、「うーん、そこまで言うか」という感じですね。ファンからすれば必死になって応援していますし、一心同体の思いがあるのでしょう。まして広島の応援は「カープ女子」というくらい女性の応援も一番熱いことで有名ですものね。

プロ野球はプロバスケットよりも歴史は長く熟成されていますので、ファンの確立も土台が違います。ですが選手へ向ける感情は共通するところは大いにあると思います。

プレーの一つ一つに一喜一憂しますし、いいパフォーマンスには歓声が付いて回りますし、気のないプレーや繰り返されるミスにはブーイングがあります。行ってみればファンが選手を成長させている部分もあろうかと思うのですね。

それでも選手は環境の変化を求めてより良い決断を出すことがあります。これはプロである以上避けられないです。お金の問題もあるとは思いますが、それほどチームの顔とも言える大事な選手なら、移籍しないように早めにお金で解決する方法もあったでしょうし。昨シーズンのうちに複数年契約を結んでおけば良かったのです。ですがそこは球団の事情が存在します。

プロバスケットの場合はどうなんでしょうね?FAとかもないですし、野球とはルールが違います。戦力外になってから移籍したり、他チームからオファーがあるときは、現在のチームとの契約を結ばないことで移籍できます。あとはシーズン途中での期限付き移籍。出場機会を求めての場合が多いですね。それでもたまに帰って来ない選手もいますが。元ハピネッツの田口選手は千葉へ移籍しましたが、ファンは恨んだりはしていないと思います。

チームには個性あふれる選手が集まっていますし、ある選手はチーム内でなくてはならない存在となります。それでも別れはやってきます。ケガによる長期離脱。優勝して去る選手。B2に降格して移籍する選手。チームと共に数年存在する選手。その時の成績にもよると思いますが、あまりにも主力選手の流出が続くのは受け入れがたいものですよね?それでも結局はどんな選手もコート内で結果を出すしかないと思います。その輝きこそ、「証」となってまたファンに愛される選手になるのでしょうからー。