秋田ノーザンハピネッツは昨シーズン、B1残留プレーオフ直前に滋賀レイクスターズと対戦したものの、2年2敗した経緯がある。この時はもう、ハピネッツにすれば崖っぷちで、当時は連勝をもくろんでいたが、激しいディフェンスがまったく機能しない、惨敗だった。滋賀はチーム一丸の戦いで、するりと残留争いから抜け出していった。
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秋田は今シーズンは選手補強も行われ、シーズン序盤のハピネッツは昨シーズンよりは勝率もいいのだが、まだまだ不本意な状態で、オフェンスの得点パターンに偏りが見られている。ディフェンスもずれが出てしまって、簡単に抜かれてしまっている。先の千葉戦で96失点はいただけない。どこまで修正できるのか?注目される内容だ。対する滋賀は元NBAヘンリーウォーカー選手が最大の得点源として君臨する。コールビー選手が不在なら、ここはハビエルカーター選手の躍動に期待する。
2019-20 B1第6節10月26日秋田ノーザンハピネッツVS滋賀レイクスターズ試合結果
秋田|23|12|14|28|=77
滋賀|16|14|17|16|=63
ハピネッツは前回の千葉と同じスコア、77点で滋賀にリベンジ成功しましたね。
それでもお互いプレッシャーディフェンスをやり合って、じりじりした展開。ハピネッツは11点差をつけたものの、アルバルク東京からレンタル移籍の斎藤を止められず、逆転を許した。
秋田はオフェンスが停滞する時間がある。もう少し合わせの連携が欲しいところであって、もどかしさを感じてしまう。それでもディフェンスで我慢して、流れを掴んだことは収穫に値する。
3クオーター途中からディフェンスのギアを伊藤選手があげると相手のパスを白濱選手がスチール速攻を決める。カーター選手も正面フリーから来日初の3Pを決めて47-47の同点を演出した。コールビー選手並のシュートブロックも素晴らしかった。本領発揮してきていますよ!
古川選手、細谷選手の3pも効果的で、じわじわと点差を広げにかかったし、野本選手のリバウンドも光った。
先の千葉戦ではアウトサイドのシュートが入らなくて苦しんだけれど、今日は滋賀が入らなくて助かったのですが、逆に3Pを気持ちよく打たせないハピネッツのディフェンスの勝利だと思います。
元NBAのヘンリーウォーカー選手も今日は得点に絡めていないと思ったし、ファールトラブルに合っていましたね。カーター選手のマッチアップが効いていたし、ボールをパスカットされて、レイアップを決めにかかるカーター選手へあわやスポーツマンライクファール?と思えるような止め方をしていました。
ケンゾーHCの試合後のコメント
滋賀さんは3ポイントの確率がすごくいいチームなのでその強みであるアウトサイドをしっかり止めながらも、自分たちはアウトサイドもしっかり決めて攻められるようにしたいと思います。
まだ同一カードで連勝できていないので気を引き締めてまた明日勝てるように準備したいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=14665
最後に
明日の試合はまた違った展開になると思うのですが、金シーズン初の連勝をかけた一番に気合いを入れなおして、ファイトしてほしい。
あっそうそう、今日はハピネッツはプロバスケット1年目当時のユニフォームデザインでプレーして、なかなか感慨深い印象でしたね。