起爆剤が欲しい!新年早々秋田はシーズン後半戦に向けて新外国籍選手獲得の検討をしているのか?

1月4,5日には今年最初の2連戦がアウエーでの三河戦を控えている。このところの秋田は連敗中で現在12勝13敗で負けが先行している。確かに昨シーズンの今頃と比べたら良い成績ではある。

しかしこの先を見据えて本当に秋田がチャンピオンシップを夢物語ではなく、現実的に考えているのであれば、現在のチーム状況を手放しでは喜べないだろう。

出入りが激しく、プレッシャーディフェンスの強度も安定しない時がある。昨シーズンより改善しているもののゲームの出だしの積極性に欠ける。

また3Pシュートの確率が悪く、強豪チームと対戦するとまるで影を潜める。得点力の安定でインサイドを攻めるが、ゾーンディフェンスを攻めきれず、得点の入らない時間帯が存在する。

昨シーズンも極端に得点が伸びないクオーターがあった。

されどこれから、選手の自覚や練習次第ではもちろん伸びしろは無限大と思うし、成長の度合いの楽しみもある。

ただそれらを一段と引き上げる「特効薬」というものもある。それが選手の入れ替えであり新しい外国籍選手の獲得だ。

ペップ時代を思い出してほしい。シーズンを見据え、何としてもB1昇格のためには、現状維持ではダメで、新しい外国籍選手を獲得したのを。

その時は2017年12月22日トアーリン・フィッツパトリック選手を解雇して、クリス・カヨール選手の獲得の報告をしています。その時の公式の見解が以下にあります。

【クラブ代表コメント】
現在東地区首位と好調なスタートを切っておりますが、1年でのB1復帰を果たすためにシーズン後半及びB2プレーオフを見据えたときにどんな状況でも必ず勝ち切る力がチームには必要であり、そのためには何が必要かコーチ陣と議論を重ねてまいりました。
フィッツパトリック選手は素晴らしい選手ではありましたが、ペップHCが求めるアグレッシブなディフェンスとトランジションの早いゲームをするために、よりチームに適した選手の獲得を行います。ここまでのシーズン、勝利に貢献してくれたフィッツパトリック選手に感謝いたします。
新たな選手とともにB2優勝へ向けてクラブ一丸となって戦ってまいりますので、引き続き皆様の応援をよろしくお願いいたします。引用:https://northern-happinets.com/news/37806/

この時のクラブの本気度はすさまじいものがったと思いますし、何が何でもB1に1年で行くプランの遂行のため、秋田県民のためという強い意志がありました。

そしてクラブの新年のあいさつではこうあります。

B1へ復帰した2019年は、B1残留を果たすことができ、おかげさまで充実したシーズンとなりました。
さらに2019-20シーズンに入り、秋田ノーザンハピネッツは節目となる10年目シーズンを迎えることができました。B1東地区は強豪クラブ揃いではありますが、チャンピオンシップ進出を目指し、今年もチーム・フロント一丸となって戦って参ります。これからも”いかなる逆境にも立ち向かい、常識を打ち破り、新たな挑戦をし続ける”クラブとして、現状に満足することなく、「ハッピーとワクワク」を皆さまへ届けられるよう、私たちはさらにチャレンジをして参ります。
本年も秋田ノーザンハピネッツへ熱い応援のほどよろしくお願い申し上げます。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=14810

「いかなる逆境にも立ち向かい、常識を打ち破り、新たな挑戦をし続ける”クラブとして、現状に満足することなく、、。」とあります。ということはひょっとするとひょっとするかもしれません。

そのもしかしたらは、誰でしょうか?カーター選手?コールビー選手?まさかのキーナン選手?

誰の何処が物足りないところ、ありませんか?残りの試合数や東地区との対戦を考えたら「もっとこうできればいいのにね」と感じませんか?それを総合的にクラブだって思っていると思いませんか?なら、決断を下すかもしれないのですね。

外国籍選手の求められるところは、安定したパフォーマンスの提供です。とりわけ、得点力が優先されるでしょうか?そしてインサイドへのディフェンス力。このエナジー効果でチームに活力をあたえないといけません。

それが日本人選手にも伝染し、チームとして機能し出し、一つの目指す形、完成形となります。
そしてその時期は早ければ早い等が言いに決まっています。

そこは特別指定選手の新人選手とは違い、ある程度経験、実績のあるプロ集団ですのでね。

じっくり選手を育ててもかまいません。真の強いチームこそ本望ですから。しかしワクワクしませんけれどね。この新年早々、2020年は起爆剤がありえるのかもしれませんね。


⇒チャンピオンシップ出場が目標だけど余裕でB1残留が実現ならうれしくないですか?