島根戦で保岡選手勢い衰えず!リングに吸い込まれる音の凄さに寒気がした

元秋田のニカ選手、白濱選手が秋田のホームアーリーナに凱旋する。現在島根のプレイヤーになり、それぞれ活躍をしているが、しばらく白濱選手はケガか、体調不良のため確認できていませんが、最近ではドライブで、インサイドにきりこんだり、ニカ選手は、相変わらずダンクシュートを見せたりして元気だ。

今日の秋田戦でも期するものがあり、秋田ブースターにどんなメッセージを送ってくれるのか?楽しみだ。特に白濱選手のマッチアップで、どんなディフェンス勝負をしてくるのか?あいさつ代わりに注目しよう。

2020-21 B1第13節12月12日秋田ノーザンハピネッツVS島根スサノオマジックゲーム1

秋田|21|20|29|18|=88
島根|22|13|18|23|=76

保岡選手は先発に名を連ねて、いきなり3pシュートをを決めた。シュートタッチが素晴らしく、自信を取り戻したように思えた。こうも人間は変われるのだろうか?和雄氏から「保岡!輝きがない」の一言で。和雄氏が発した「輝き」という言葉こそ絶妙だ。完全にこき下ろすこともなく、彼の心に変化を与えたのだからー。

いわゆる、考えさせすぎることなく、くどくど感がなく、確信を突いた、まさに「一転語」なのだ。

そしてそれをすぐに形にできる保岡選手も大したものだ。このスランプ状態の自分の心の状態、迷いは本人でしかわからない。そしてバスケットに関して厳しいファンの目もある。

チームメイトの励ましも、ありがたくも空回りする自身にやりきれなかったろう。まして家に帰れば1児の父である。その責任感たるや、。

しかし、それが報われる日がちゃんと訪れるのも、バスケの神様に愛された、人柄だからだろう。保岡選手がつかんだ悟りは大きい。自分の好不調の原因をつかみ、努力し、腐らず乗り越えたのだから。

その輝きはみんなに愛された。2020年の彼を決して忘れないだろう。

試合は前半のリードを島根が粘り、逆転したが、秋田は攻守がかみ合って再度逆転に成功。かなでも要の島根のトラビス選手を自由にさせなかったし、ディフェンスの圧では圧倒した。

白濱選手もコールへ切り込みがあったし、激しいディフェンスを披露した。ニカ選手もダンクシュートを決め、元気な姿があった。

秋田は古川選手の3pシュートも安定し、リズムよく加点した。保岡選手は3pシュート5本。大浦選手、多田選手、細谷選手、長谷川選手も結果を出した。ホームゲームらしい活躍を見せてくれた。

腹痛から復帰したデイビス選手も長い手を駆使したパスカットを何度も見せていた。派手なダンクもいいが、改めてディフェンスで流れを断ち切ることも、相手へのダメージは相当あると思った。

コールビー選手もフェイクを入れてシュートを打つとき、相手は先に飛んでしまい、それに体をぶつけてワンスローをもらう冷静なプレーにも感動した。

コロナから復帰した野本選手も、ディフェンスで圧をかけ、自らフローターシュートを決め、体もキレて来た。

しかし70-53の最大で17得点差をつけたものの、終盤ゆるみが生じた感があった。いわゆる終わらせ方が千葉のそれとは違った。

選手を入れ替えるのはわかるが、強度を保てないゲームをしてしまえば、いつか痛い目に合う。島根はしたたかに得点を取りに来た。やはり最後の最後まで、やり切らないといけないし、ケンゾーHCは厳しさを口にした。

まずは、沢山のブースターの皆さんの前で勝てたというのは非常に良かったと思います。
試合内容としては悔しさの方が大きいです。自分たちがどういうチームなのか理解できていないですし、必死さも見えず、最後の5分間は弱いチームでした。そういった時間帯はなくさないと強いチームにはなれません。20点差がついて、その時点で勝ったと思ってしまったからあのような結果になってしまったんだと思います。

若手選手を出さないで勝つのは簡単ですが、彼らの成長が必要だから起用しています。それなのに緊張感のないプレーをしているというのは自分の意図が何も伝わっていないんだと思い、非常に情けなさを感じました。
前半は島根さんのゾーンに対して戸惑いがあったので、ハーフタイムに指示をしてある程度修正して後半リードできて、明日試合がある中でハビエル・カーター選手、カディームコールビー選手、古川孝敏選手、保岡選手を休ませながら若手たちに締めてほしいという思いでしたが、全くできませんでした。
ただ彼らが必要なのでチャンスは与えますし、これが理解できないと試合には出せません。でも、彼らが試合に出られないということは僕らは勝つことができないと思います。

最後までブースターの皆さんには試合を楽しんでもらいたいですし、明日の試合に向けての気持ちも出してほしかったです。コロナがまた増えてきている中でこれだけお客様を頑張って入れてくれているフロントスタッフの想い、応援してくれるブースターさんの想いを全く理解できていない感じがして非常に残念でした。40分間、試合を見てくれている方々に楽しんでもらえるように、自分達は一生懸命プレーすることが最低限やらないといけないことだと思います。

これはチーム全員の責任ですし、これが許される雰囲気にしたみんながよくないです。もちろん僕の責任でもあります。誰か一人でも欠ければ戦えないし、成長はないと思っているので、明日は全員がしっかり準備をして、勝ち負け以前に全員がチャレンジするメンタリティーで臨んで欲しいと思います。
引用https://northern-happinets.com/news/detail/id=15596

そのゆるみが明日どんな試合展開になるか?日本一を目指しているチームなのか?問われるゲームになりそうだ。


→島根に連勝逃したメンタルの弱さにNGを突き付けハピネッツブースターがとったまさかの行動