ゲーム2に超強い北海道をオフェンスで粉砕!12月攻勢へチーム戦術の浸透がやばい?

昨日のゲームは4クオーターで北海道の猛攻にあって、課題を突き付けられた。北海道は今日につながる試合をした。なのでどちらが主導権を握るのか?興味深い戦いになる。

2021-22 B1第8節11月14日秋田ノーザンハピネッツVSレバンガ北海道ゲーム2

秋田|33|19|20|22|=94
北海道|24|21|16|23|=84

ケンゾーHCコメント

この2日間を通して、選手たちがこの試合に対しての重要さをしっかりと理解してくれた上でポイントを抑えながらチームで守れたこと、そして、今日はチームとしてしっかり走れたことがよかったです。
1Qにファウルトラブルで難しい状況もありましたが、選手それぞれがステップアップしてしっかり40分間チームで我慢して戦いきってくれたので非常に大きい2勝となりましたし、いい勝利だったと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=16308

北海道の佐古賢一ヘッドコーチコメント

「第1クオーターで33点取られたことが全て。シュート成功率が高く、我々の守備、メンタルが壊された」
引用:https://www.sakigake.jp/news/article/20211114AK0032/

田口選手のコメント

シューターがこれだけいれば、誰かしらが当たればいいと思っている。自分のやるべきことを一生懸命やれば勝ちにつながる
引用:https://www.sakigake.jp/news/article/20211114AK0032/

川崎、宇都宮、千葉をゲーム2で勝利している北海道に対して1クオータから点の取り合いになった。その中でも田口選手は3pシュート4本を決めて30-23とした。北海道のロング選手はずーっと出っ放しが気になった。

デイビス選手も2ファールで、今後の展開に不安を残す結果となった。だだ、後に控えるアイバーソン選手の存在は大きく、それが心理的に大きく、各選手の持ち味を発揮している要因になっているのは確かだ。

北海道もタフなチームで、ディフェンスで秋田の24秒バイオレーションやターンオーバー誘発したし、どこからでも攻撃ができる。外国籍選手のロング、ブルックス選手が噛み合ったら連続得点を取ってくる脅威がある。

しかし今日の秋田は、苦しい時間での3pシュートが決まったり、入れられてもきっちりやり返した。リバウンドから早い攻撃で北海道はたまらず、2度のアンスポーツマンライクファールを犯した。

アンスポ受けた田口選手は、フリースローを今シーズン初めて1本落としたものの、カットインで72-59で最終クオーターへ。ここで川嶋選手がいぶし銀のボールコントロールを見せる。変幻自在のジャンプシュート、ステップバックからの3pシュート77-63。思わず「お見事!」と声が出るプレーだった。

秋田はオールコートプレスで守ると、アイバーソン選手のシュートブロック!正直この高さは異次元で参った!中山選手のスチールからの田口選手が5本目の3クオーターで80-66の14点差とした。

中山選手は空中パスでデイビス選手アリウープダンクを演出。今までのうっぷんを晴らすかのような身体能力を鼓舞した。デイビス選手はこうした空中戦で、チームにエナジーを与えてほしい。

川嶋選手はそろりとドリブルでペイントに近づくとゴール下へ侵入した保岡選手へパス、イージーなゴール下シュートを演出した。ここで北海道はタイムアウト!秋田はおなじみフライアゲン!!!の応援!!!

タイムアウト後、橋本選手が一人でレイアップ。それをそっくり中山選手がやり返す。古川選手のジャンプシュートで14点目88-74。パスフェイクを入れてカットインで、92-80タイムアウト!なんだかんだで古川選手は必殺仕事人。ケガに悩まさせるシーズンが多いが、今シーズンはよほど、気持ちと体の調和がいいのだろう。

早々にデイビス選手がファールアウト。川嶋選手が時間稼ぎのドリブルに対しダブルチームでパスを防いだかに見えたが、古川選手に投げるとバレーのトスみたいにゴール下のアイバーソンへ渡りダンクシュートで勝負あり!

アイバーソン選手の活躍もあったが、彼はヘッドコーチにすれば「まだまだ」の状態で、明日からのバイウィークで休養と練習でもっと良くなると。確かにゴール下の連携でボールが手につかなかったり、シュートが外れたりしていた。

なので、連携を深めた時の景色は脅威だろう。またデイビス選手は気持ちが空回りしている感がある。ファールになる手先をこらえて、賢くなったほしい。せっかく、昨シーズンでみせた、アジャスト感は素晴らしかったので、こちらも試合をこなすたびにもっと良くなると思う。

多田選手、ワン選手もまだまだ良くなる。日本人選手の競争もあるし、いかに戦術の浸透するのか?この先は楽しみでしかない。12月1日の天皇杯バスケ、琉球戦が実に楽しみである。んでねー?