秋田はあえいでいる!結果が欲しいところだが、限られた選手で戦い抜くしかない。千載一遇のCS出場の機会ではあるが、神様は試練を与えるもの。今シーズンこのメンバーで行く!と決めたからには、一丸で突き進むしかないのだ。
試合結果
2021-22 B1第33節4月24日秋田ノーザンハピネッツVS宇都宮ブレッブスゲーム2
秋田|17|13|29|3|=82
宇都宮|25|15|21|21|=62
秋田は明らかに体が重そうだった。昨日の激闘の疲れが見て取れた。昨日3Pシュートがゼロだった古川選手が2本を決めて、今日こそ秋田の長距離砲が決まるのか?と期待が膨らんだ。
しかし、ターンオーバーが続いたり、バウンドパスのあわせが、決まらない。ボールがつながらないもどかしさがあった。宇都宮は定石通りのインサイドにスコット選手を集めてごり押しでのゴール下を決め切る。秋田は無理にファールをしないであきらめた感があった。
それでも川島選手が入ると流れが変わり、宇都宮のターンオーバーを誘発、ルーズボールを秋田は取りに行った。ディフェンスの足も動くようになった。
長谷川選手の3Pで28-34としたが、アウトサイドシュートの精度が悪く秋田の得点が止まってしまう。
30-40の10点差で折り返した。
秋田にしては鬼門の3クオーターで奇跡的なパフォーマンスを見せる。秋田は先発メンバーに戻すと、宇都宮も足が止まりつつある秋田のディフェンスに対してボールを回しに回してフリーを作り、3Pシュートを決めだす。
秋田はセカンドユニットに切り替えてワン選手がスチールそのままレイアップ。田口選手のキックバックから川島選手が3Pシュート。川島からワン選手のあわせで8-0のランを作った。スコット選手がいないとはいえ、素晴らしいファイトだった。
さらには伊藤選手のアタック、川島選手も続き、田口選手のコーナー3Pシュート。伊藤デイビス選手のあわせで29点をもぎ取った。59-61のワンポゼッション差まで迫った。
ハイライト動画
ケンゾーHCコメント
ゲームの入りで流れを持っていかれて、その点差がありましたが3Qにしっかりファイトバックして追いつけそうなところまではいけました。
ですが4Qの最後の8分半、点が入らず無得点。この時間帯にチームとしても自分としても流れを変えられず、逆にその間に宇都宮さんに得点されて、オフェンス面で非常に苦しい時間帯が最後まで続いてしまいました。苦しい試合でした。
次の茨城戦を含めて残りは5戦です。まず次の試合、チームとして40分間戦えるように準備したいと思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=16677
最後に
しかし秋田は4クォーターに一気にクオリティーが下がりガス欠状態になった。昨日のハードディフェンスのつけが回ってしまった状態で、3点しか取れなかった。勝敗を超えて、見ていて気の毒だった。よくぞやり切ったと思う。
そうはいっても地力の差は歴然だ。チームとして打開できないものか?ここはプロとしてどうなのか?明確にして来季の克服につなげたい。秋田は肝心かなめのところで大型センター不在に苛まれた。これは今後、無視できない。帰化であれ、新しい外国籍選手であれ、わかっていると思うが確かな戦略が必要だ。
今日もグリン選手は3Pシュートを打たせてもらえなかった。ましてペイントエリア内のジャンパーも精度を変えた。強引なインサイドもあったが。彼なりに貢献しようとの証だった。ただ相手も研究してくるので、セカンドユニットでの連携や、他の日本人選手も引き出せるので、それを生かせる存在にもなれることを示してくれたのかなと。
デイビス選手も今日は我慢しきれずに4ファールまで行ったが、それでも存在感を示してくれた。不思議とまだまだ伸びしろを感じる選手だ。
後残るは5試合。下位チームとの対戦ばかりだが、油断はできない。神様にゆだねて、ベストを尽くし勝利するしかない。