ワン・ウェイジャ選手がアジア枠として秋田に加入して早くも3年になる。その彼も今シーズンはオフコートキャプテンに抜擢された。なるほどその心意気は良しと感じるが実際のプレーの質はどうなのか?
198cm、104kgと恵まれた体格のワン選手は昨シーズンオールスターゲームに初出場を果たした。プレーではダンクシュート等のパフォーマンスを演じて身体能力の高さを改めて示した。
ところがBリーグのディフェンス下になるとそのパフォーマンスが発揮できないジレンマがあった。それゆえプレイタイムも伸び悩んだ。
生きた本気のディフェンスをかいくぐっての、パフォーマンスで結果を示さなくてはいけない立場だ。同じアジア枠で活躍している滋賀のラベナ選手や北海道のラモス選手と比べてももう少し力を発揮できないのは、悔しいだろう。
ワン選手の覚悟動画
実際にワン選手は今シーズン課題克服に向けてどんな練習をしているのか?わからないが、唯一ケガに強い選手で、今シーズン、ひょっとしたら、ひょっとするかもしれないのだ。
どんなパフォーマンスをするのか?まずはプレシーズンゲームで判断するしかないだろう。
奇しくも秋田は赤穂選手・熊谷選手 に加え、藤永佳昭選手も体調不良のために参加できない状況になっている。ここでのプレータイムは重要な意味を持つと思う。
果たしてワン選手、覚醒なるか?相手チームの油断を突いて、ワン選手の成功を願わずにはいられない。