渡辺雄太入団千葉ジェッツの攻略法はあるのか?誰がどうマッチアップすべきなのか?

渡辺雄太選手は正式に千葉ジェッツへの入団が決まった。

今年4月に渡辺がBリーグでプレーする意向を表明した直後、国内では豊富な資金力を持つ他のクラブが有力視されていました。実際、最終的に20以上のクラブが正式にオファーを出し、年俸は当初の3億円以上から、争奪戦の激化により6億円にまで高騰しました。中には1年あたり6億円の長期契約を提示するクラブもあったようで。

それにもかかわらず、渡辺は必ずしも金額面を最重要視していなかったようです。千葉Jが提示した金額は他のクラブに比べて低かったとされ、さらに資金力で劣る地方のB3クラブも最終候補に残っていたと見られます。渡辺自身も4月の帰国会見で「移籍先選びの決め手は熱量」と語っていたように、熱意が大きな決定要因となりましたね。

ここで千葉ジェッツも最強メンバーをそろえたことになります。まして代表クラスの選手が多いのも特徴で、今から「リーグ優勝おめでとう」の声もささやかれています。まさに死角がないチームと言えそうです。

昨シーズン秋田は千葉と戦い2勝2敗の5分。実に7年ぶりの勝利となった試合だった。

今シーズン、千葉ももちろん強いだろう。しかし予定された千葉のヘッドコーチが揺れている。ドイツのヘッドコーチだ。なのでそのところがどんな変更、変化がもたらすかは未知数だ。

秋田はアジア枠、外国籍に代表クラスの選手を加えた。これは秋田の戦術にマッチした、走力のある選手をベースにしている。攻守の切り替えはもちろんスピードある展開を目指している。

ケンゾーHCが掲げるチームバスケは明確なので、よりアジャストしやすい選手層だと思う。

とりわけ渡辺雄太選手のマッチアップは赤穂選手が備えるだろう。静かな闘志を燃やすタイプで今シーズンに賭ける想いも伝わってくる。メンタルをさらに強く出すことで一皮むけた赤穂選手になるだろうと楽しみにしている。

さらには、身体能力を生かした台湾代表のガディアガ・モハマド アル バシール選手だろう。秋田のオフェンスはこれから仕上げていくので、相当な破壊力が生まれると思う。

バシール選手秋田発見参動画

どうだろう?実際のマッチアップがとても楽しみだし、ケンゾーHCのアイデアもあるだろう。

また渡辺雄太選手は昨季グリズリーズに移籍後、メンタル面の問題から欠場が続いていた期間があるので、秋田のホーム開催のアリーナではブースターの熱量で圧倒させたいものだ。