秋田のプレシーズンが終了した。東北カップ、天皇杯と選手10人でのやりくりではあったが、見る人が見れば「面白くない」の一言で一蹴される。それは大先輩、先見の目からの発言であり、愛でもある。
中村氏の辛口動画!すぐ聞けます!
2023-24シーズン選手契約を双方合意の上で解除
シーズン前に判断した福島。このような前例はあるが、はたして秋田は出来るのか?
福島ファイヤーボンズは9月27日、エリック・マーフィーとの2023-24シーズン選手契約を双方合意の上で解除することを発表した。同日15時にBリーグの自由交渉···
秋田ファン当然ながら、同じような気持ち、感じを持ち「同感!!」「御意!!」という声も聞こえてきそうだ。確かに今の現在地はそんなに褒められたものではないだろう。しかしまだシーズン前。10月の試合を見ての判断はどうだろうか?中村氏も熊谷選手、赤穂選手、藤永選手に期待しようとのことだ。
ケンゾーHCの言うように秋田のバスケの特徴は一言でいうと「繋ぐバスケの完成形」にある。ディフェンスはさらに激しく進化させ、そこから早い展開のバスケを目指す。なので、だれか一人の活躍に頼るスコアラー的なパフォーマンスは求めていないのだ。
なので局面を打開するのはまずディフェンスにある。とりわけリバウンドまでがディフェンスだ。そこから2次3次攻撃を展開するということだろう。
苦しい時、外国籍選手が1オン1を仕掛けて得点するのではなく、そう見せかけてパスを回し、有利に打てる選手が決める。または直前のゴール下で狭いパスを出し、相手を欺いてゴールする。
そのような連携を徹底する意図も感じ取れる。もちろん、3Pを狙えるのであればどんどん打つ。そうやって、つなぐ意識を統一し共有していく。
もちろん、それを遂行するときはターンオーバーはあってはならないし、リバウンドで有利に立たなければいけない。だから外国籍選手に求められる部分はまずリバウンドだ。ザック選手とクロケット選手やベイカー選手のリバウンド奪取も均一化し、またはさらに強化しないといけない。
そうしたチームを完成させ、結果も付いてきたときに、目指したバスケが評価されると思う。
頑張れ!クロケット選手
ただプレシーズンでは結果は厳しいものとなった。先行きを不安に感じたファンは多くいたと思う。新しい外国籍選手には期待外れのパフォーマンスに何度もうなだれた。しかし、考えてみれば彼らも繫ぐ役割としてのチームの約束事をこなしただけなのではないだろうか?
その中で決め切るシュート精度があれば、リバウンドをもぎ取るパフォーマンスがあればファンも納得しただろう。
ただ開幕までの時間はそう多くない。そしてCSカムバック、4000人という目標がある。信じてケンゾーHCの手腕に期待しよう。んでねー?