茨城のやりたいバスケを何度もライスナーが盗み、中山選手のファストブレイク演出に酔いしれた

茨城ロボッツは現在東地区8位の1勝21敗と調子が上がってこないで苦戦している。秋田は大阪ゲーム2の敗戦を切り替えて、群馬に勝ち、チームのやるべきことの形が見えつつあり、選手も一定程度の手ごたえを感じてはいるだろうか?しかし油断は禁物。過去茨城には選手登録が少ない状況で負けている。

試合結果・速報

2023-24 B1第14節12月23日秋田ノーザンハピネッツVS茨城ロボッツゲーム1

秋田|17|21|22|19|=79
茨城|16|19|11|17|=63

茨城はぽっかり空いたペイントをいきなりブラント選手がダンク!秋田は油断したのか?信じられない時間の入り。ただ秋田は選手の動きはキレていた。ライスナー選手のリバウンドや、古川選手からのキックアウト3Pを決めた。

カーター選手もごり押しパワープレイで強さを発揮した。ボールも良く回り、合わせのタイミングも良く、突き放す時間も早いのでは?と思った。しかし秋田はタイムシェアを繰りかえす。なので調子のいい選手も引っ込めてしまう。田口選手も久ぶりにキャッチアンドシュートの3Pを決めた。

せっかくのリズムが悪くなるリスクもある。
そこを茨城の選手が巧みに突いて、カーター選手が連続ファールを犯すし、33-24と9点差を茨城は追いついていく。熊谷選手がペイントエリアをぐるりと回ってからアタック!連続アタック!さらに縦への侵入から、中山選手が飛びこむ!

秋田は流動性あふれるオフェンスを展開するも、茨城の平尾選手がドライブを決めて38-35で前半を終えた。

後半秋田は10-0のラン!さらにディフェンスのギアを上げ、大庭選手がトラベリング。熊谷、ライスナー選手が3P 。自在な熊谷選手がペイントエリアをぐるりと回ってからのジャンパーが外れたところ、中山選手が鬼リバウンド!

ライスナー選手がスチールから、前を走る中山選手の前へジャストバウンド!鮮やかすぎるファストブレイクを演出した。そして再びライスナー選手はボールをはたいて熊谷選手が速攻を決めた。54-40。

さらに赤穂選手もスチール!ドライブを成功させて60-46で早々に勝負を決めた。

茨城は大庭選手が獅子奮迅の活躍を見せた。ディープ3Pや高速ドライブは熊谷選手、河村選手並みのスピードを見せた。16得点を記録した。

秋田は嫌な流れをカーター選手がリバウンド!中山選手が古川選手の飛び出しにバックカットパス!最後古川選手がとどめの3Pを決めた。

ハイライト動画

秋田ビッグプレー動画

ケンゾーHCコメント

熊谷選手のコメント

最後に

秋田のライスナー選手の調子がまた上がってきた。攻撃の嗅覚はもちろん、ディフェンスのアジャストもいい。Bリーグに慣れてきた感がある。ケンゾーHCからは自信をもってプレーする言葉を投げかけられているようだ。

それは日本人選手へもお願いしたい。今日のゲームでは長谷川選手0点。保岡選手1点。もちろんディフェンスの貢献はあると思う。しかし長谷川選手に至ってはドフリーの3Pをことごとく外している。ペイント侵入からのフロータもしかり。

シュートが入らない日も確かにあるが、もう少し安定したパフォーマンスもほしいし、期待されているところだ。

外国籍選手が安定しているとき、狙うは上位チームとの勝利だ。彼らが激しく対策をされれば、その隙を狙って日本人戦選手が、結果を出さないことにはCS出場は難しい。

また茨城の特別指定選手の大庭選手を、止められなかった点も反省だろうか?本来なら、B1の厳しさを教える立場なんだろうと思う。

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