bリーグ プレーオフ 2019の回避条件の天王山始まる!真冬の北海道戦で負傷明けの白濱選手に涙した!


2019年になって、1月23日が4試合目になります。いよいよハピネッツとしては天王山が始まります。昨年から持ち越した課題克服はどうなっているのでしょうか?なかなか簡単に勝たせてはくれないのがB1の環境。もちろん、いいところも出始めていますが、チームとしての熟成といいますか、バランスが悪くて、どこか歯がゆさを覚えます。

そろそろ、季節が進むにつれ、B1残留プレーオフという言葉も出てきました。これだけは何とか回避したいといけませんし、選手には奮起をお願いしたいものです。

前回のA東京戦から一週間でそれなりの練習期間はありましたし、白濱選手は脳震盪により、オールスターゲームを休んでいますし、これがいいコンディションになることを期待しています。A東京戦で前半7点差リードを保てなかった課題、後半にディフェンスが崩れてしまった、理由。あと外のシュートの確率が上がってきません。

当然ハピネッツの弱点を突いてくる

秋田には「外のシュートは捨てて、ゴール下を固めればいいさ!」などと思われているのかもしれません。さすれば、外国人のキーナン選手を特にマークを厳しくしたり、ゴール下へのパスを読みカットを決めるという戦術は中学生でもわかりますので、内外からまんべんなくシュートを放たないといけませんよね。

現在東地区最下位には負けていられません

秋田ノーザンハピネッツは残留プレーオフ圏外にいます。だからといって取りこぼしは出来ませんし、あらゆる油断はできません。ハピネッツはこれまで1勝1敗。初戦は延長戦をものに出来ましたが、ゲーム2では後半に失速して逆転を許しています。前節のA東京でも後半にミスからの逆転されていて、今回、制度の高いプレーが求められています。ペップHCは「北海道戦は大事な試合になる。ファイナルのような戦いになるだろう」と連敗脱出への重要な試合を強調。コールビー主将は「アグレッシブなディフェンスは出来ている。必ず勝って秋田に戻って来たい」と力を込めた。なお前節脳震盪で退場した白濱選手は練習でも制限があって今回出場できるかは微妙。守備のかなめでありますが、ここは選手の強いハートで乗り越えて欲しいですな。レバンガ北海道戦と次は因縁の相手の横浜ビーコルセアーズです。しっかりと勝ちきることが絶対条件であります。

18-19 B1第20節1月23日ハピネッツvsレバンガ北海道試合結果

重い入りだった。お互いにインサイドへのマークが凄い。両チームのディフェンスが機能していた。そんな中キーナン選手の外角シュートと3Pのシュートが気持ちよく決まった。谷口選手連続3P、白濱選手の3Pも続いて主導権を握ったかに見えるも、2クオーターはオフェンスの手詰まり感があって、30-35と逆転された。
3クオーターに入るとハピネッツはディフェンスの強度を一段あげた。でもお互いターンオーバーが多い。中山拓哉選手のリバウンドショットやレイアップシュートで再び逆転に成功。保岡龍斗選手のレイアップシュート、ワンスロー、白濱選手、谷口選手の3Pを決めてリードを広げた。4クオーターはミスやファールが増えて流れを失いかけたが、要所で成田正弘選手が3Pを決めて凌いだ。北海道は外国人の高さを生かして攻撃したが、外角シュートの精度が低かった。
秋田|22|8|23|23|=76
北海道|15|20|11|23|=69

ペップHCの注目発言

まず今日はどうしても勝ちたい重要な試合において勝利をつかんだ選手たちを称えたいです。アウェーの地ですし、北海道さんのような良い選手がひとつになったチームに勝つことは難しいと分かっている中で、第2クォーターを除く30分間は、選手たちが最大限の力を発揮してくれて、素晴らしい1勝を手に入れたと思います。今日の一番の収穫は、選手たちがひとつひとつのプレー、とくにディフェンスにおいて、1人1人の役割を果たすことの責任を感じてくれていたことです。ミスがあってもディフェンスでしっかりと立て直そうとする意識が見えたと思います。

勝利を手繰り寄せる3Pを連発した成田正弘選手のコメント

タクがいいパスをくれて、コールビー選手がしっかりブロックしてくれたチームのおかげ!今週末も絶対に勝つので応援よろしくお願いします。

最後にやらかした件

今日は課題の外角シュートが決まりましたね。フリーになったら思いきって打てていました。成田選手、白濱選手、特に谷口選手はあのB1昇格のかかった試合を思い出させる3Pの精度でしたね。ポンポンと、本当にやらかしてくれました、しびれました。迷いなく打つことが、絶対に結果を引き寄せてくると、証明した感がありました。そうすることで内外バランスよくオフェンスの形ができるので、強豪チームとも遜色なく渡りあえて行くと思います。

また出場が脳震盪で危ぶまれていた白濱選手。顔色がすこし悪かったと思いますが3Pに加え献身的なディフェンスが光りました。彼の責任感に思わず目頭を熱くしました。ありがとう。

現時点で残りの試合の中で、東地区の千葉ジェッツ、リンク栃木、A東京と4試合ずつの戦いが待っています。厳しい戦いにはなると思いますが、なんとか勝機を見つけていかないといけません。やるべきことをやって、貪欲に策士になって欲しいと思います。必ずや勝てるチャンスはあるものです。初代B1では勝てていました。今はレベルも違うのでしょうが、ハピネッツとて、負けてはいない部分がゲームの中でちゃんとあります。どうは気持ちで負けないで、信じて戦ってもらいたいのですね。