中山拓哉選手重症か?末節骨開放骨折と爪脱臼、復帰はいつ?戦術の見直しの危機か?

われらが、秋田ノーザンハピネッツのスチール王の中山拓哉選手が、先の12月11日のアウエーでの宇都宮戦でケガをした。試合中、ファールを受けて出血したのか?一度ベンチに下がって治療したのは映像で確認したのですが、まさかの骨折とは驚きました。部位は右手の親指。

末節骨開放骨折


引用:https://allabout.co.jp/gm/gc/432671/
温存療法なのか手術なのか?発表はないのですが恐らくは固定なのかな?と勝手に思っています。メスを入れるとなると、もっと長期かもしれませんし、、、。

爪脱臼


引用:http://www.wound-treatment.jp/next/case/985.htm
爪根部での爪甲脱臼については拙書『外傷治療「裏」マニュアル』に明記している通り,基本病態は爪甲脱臼ではなく末節骨開放骨折である。つまり,開放骨折の治療が最優先となる。

末節骨背側に爪床が密に結合しているため,末節骨骨折が起こるとそれに伴って爪床裂傷が起こる。そして爪床裂傷に伴って,爪甲は爪根部で脱臼したり,爪甲裂創を起こすわけだ。つまり,爪甲脱臼はあくまでも末節骨骨折の結果として起きただけである。だから,爪甲脱臼を治療目的にするのは間違いである。

このような爪根脱臼,爪甲裂傷の治療は次のようになる。
1局所麻酔
2爪甲を丁寧に抜去。全抜爪したほうがよいようだ。
3創傷裂創部をモノフィラメント吸収糸で丁寧に縫合。これで骨折が整復される。
4爪床にアルギン酸塩被覆材を貼付し,フィルム材で密封。
5シーネで外固定。
6C-ワイヤーなどによる内固定は通常不要。
引用:http://www.wound-treatment.jp/next/case/985.htm

彼も生涯初めての骨折なのではないだろうか?まして指となれば深刻かもしれません。今の時期他のチームでもケガによる戦線離脱が増えていますし、起きてしまったものは、どうしようもなりません。なので残りのメンバーでやり繰りし、戦い続けるのみです。

ハピネッツにしてみれば、やっとこさ、古川選手が復帰してきて「さあ、これから!!」という時にタイミング的には最悪ですが、しかしここからハピネッツの真価が問われる時期なのでしょうか?

チームによると完治までは6週間前後ということでので、再発しないようがっちり骨を強化してきてほしいですね。
後はチームの戦術ですが、ここも古川選手を中心に今出来る事を、精一杯力を出し切ると思います。白濱選手は出れるか分かりませんが、ここは若い選手の出番ですよ!きっと。

何が幸不幸か分かりません。

残ったメンバーで日替わりでヒーローが出る可能性だってあります。チームが結束し、プラスアルファの力がでることもあります。

幸い名古屋との2連戦は地元ホーム開催ですし、禍転じて福となるような2日間に期待しましょう!!

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