新年早々課題露呈!川崎ブレイブサンダース戦で後戻りしたハピネッツはB1定着も危機的状況に?


ハピネッツは2019年になって初めてのゲーム、アウエーで川崎ブレイブサンダース戦。年末の好調を維持できているのか?一皮むけたハピネッツが見られるのか?今後を占う意味でも大事なゲームです。

年末の三遠戦でつかんだ悟り

ペップHCは「三遠との初戦はホームで20点差を付けられる負けで、選手は精神面の立て直しに苦しんだ。次の日のゲーム2では勝負のかかったのこり4分で突き放しに成功、チームの成長を感じた。」
ハピネッツの時間を最大限にプレーした圧巻の姿だった。これをいかに安定して、発揮できるかが後半戦の鍵となる。なるべく一歩進んで二歩下がることがないようにお願いしたいです。

2019年ハピネッツの始動から見えてくるもの

ハピネッツは1月2日から練習を再開しました。新加入のドワイト・コールビー選手や特別指定選手のガード長谷川暢選手が軽快な動きを見せ、チームの連携を深めようと必死です。キャプテンのコールビー選手は「2019年もチームとして正しいと信じることをハードにやって行く。」と抱負を話しました。

川崎ブレイブサンダースはリーグ屈指の強豪で記憶に新しいのが外国人選手のファージカス。現在日本代表の彼は昨季日本人国籍を取得したので、ルール上は他の外国人選手二人とコートに立つことが出来ます。能代工業OBの長谷川技(たくみ)、ハピネッツの谷口選手の弟、光貴選手がいます。

【速報】18-19 B1第18節1月5日ハピネッツvs川崎ブレイブサンダース試合結果

うーん、なんか、ハピネッツは全体的に覇気がなく、格上相手になすすべがなかった。「やってやろう感」は一体どこに行ったのだろう?相手ファジカスは30得点で、気持ちよくプレーしていたし、外角シュートの精度も良かった。ハピネッツは一桁の点差で食い下がっている間も、ミスを連発してゴール下の簡単なシュートを入れられない。そしてターンオーバーの連発。みるみるうちに20点差を付けられた。


アウエーということで気持ち的に、もう一段の強い気持ちが求められています。本当に強いチームはそこからしぶとく打開して20点差を逆転したりします。その力を発揮する前にもがいて終える。
ハピネッツは年末に、チームの成長を示せたものの、その継続、発展に結びつけていない。これではいつも強豪チームとは消化試合でしかない。B1定着も危なくなりつつある。
秋田|17|15|15|18|=62
川崎|28|14|22|19|=84

ペップHCの注目発言

今日は最初の1分から、川崎さんのようなハイレベルなチームに勝つために要求される激しさを出すことができていませんでした。選手たちははじめから下を向いてしまうようなかんじで、本来のわたしたちのチームの良いところ、特長を表現することができず、勝ちたい気持ちをみせられなかったのが残念です。

最後に

これ、戦う前から川崎の強い気持ちがあったのではないでしょうか?「あきちゃのーじぁんはぴねっちゅなんかに負けていられない!負ける訳ねーだろ!」だって川崎は伝統も歴史もあるクラブ。秋田はどちらかというと新参者であるわけです。「また格上相手か、、」とどこかで弱気の部分があったとしても不思議ではありません。あるいは「胸を借りるつもりで、、」かな?
一人ぐらいは「ひと泡吹かせてやる」みたいに虎視眈々とした思いがあってもいいのですが、この「メンタル」はとても大事です。
その上で競った試合をものにしていかないといけません。
シーホース三河戦で、序盤からリードした試合を思い出してください。2連勝した試合を!