ケレム・カンター選手は、10/22(土)琉球戦GAME1で股関節を負傷したことで、試合に出れない日が続いている。負傷という表現はあいまいでいわゆる「病名」がついていなく、「全治」もあいまいだ。どれくらい休暇が必要なのだろうか?また川嶋選手選手もまだ試合に出れない状況だ。公式な発表もない。

そもそも股関節って?

股関節は、球関節(きゅうかんせつ)(ボールと受け皿の関節)として知られており、大腿骨(だいたいこつ)(太ももの骨)の丸い骨頭(こっとう)(ボール)が骨盤の臼蓋(きゅうがい)(受け皿)に組み合わさってできています。
ボールと受け皿の表面は軟骨でおおわれ、股関節のまわりは筋肉や腱に囲まれて補強されています。こうした組織が股関節を支え、安定した動きを与えています。
引用:https://jinko-kansetsu.com/pain/hip/structure/index.html

ここが負傷したのだから、打撲程度なのだろうか?骨折していないので幸いだ。

股関節のよく出る症状

一般的には、足の付け根から太ももに痛みを感じることが多いですが、時にはお尻や膝まで痛むことがあります。多くの場合、痛みは歩いていたり股関節を動かしたときに感じますが、病気が進行していたり、はげしく動いた夜などはじっとしていても疼くことがあります。足を引きずったり(跛行)、足の長さが左右で違ってきたり、関節の動きが悪くなったりします。痛みのため歩ける距離や他の動作が制限されてきます。時に痛みは腰が原因として股関節の病気が見逃されることもあるので、注意が必要です。引用:https://www.gh.opho.jp/org/kansetu/kokansetsu.html

股関節の治療法:保存療法

保存療法には、生活指導(体重コントロールや杖の使用など)、運動療法(筋力訓練やストレッチング、水中運動など)、温熱療法、薬の服用などがあり、患者さんの全身状況や病気の状態をもとに、適する保存療法をまずおこなってみることは大切です。
ただし、手術をおこなわない保存療法だからといって必ずしも安全ではありません。運動療法にしても、変形性関節症が進行している場合負荷の強い運動はかえって関節症を悪化させたり、薬の使用も胃腸障害や腎臓障害・喘息発作などの副作用をひきおこす可能性があります。保存療法をおこなっている間も、定期的に病院・医院でレントゲン検査など関節障害の進行性や治療効果がどの程度あるのか、副作用はみられないかなど、診察をおこなうことが必要です。
引用:https://www.gh.opho.jp/org/kansetu/kokansetsu.html

カンター選手はアウエー群馬戦にチーム同隊していたので、症状的にはそう重くないと思われる。ただ痛みがどれくらいあって、パフォーマンスに影響があるか?はハピネッツのトレーナーが日々チェックしているに違いない。逆に腕の見せ所だ。

彼はチーム合流直前まで試合をしていたようだ。体を休める間もなく酷使してしまったのだろうか?見た目はとても頑丈そうだし、リバウンドも強い。これからもっと慣れてエンジンがかかってくる選手だし「股関節負傷」のニュースには驚いたし、残念だった。

しばらくはキッド、ザック、ワン選手のローテーションと思うが、これ以上ケガの無いように望む。

そして川嶋選手!

彼の開幕戦はいつになるのだろうか?選手自身が一番もどかしいが、彼は開幕に向けて「焦ってもしょうがないのでベストパフォーマンスを発揮できるまで、、、。」と話していた。

最後に

川嶋選手は天皇杯バスケで数分間の出場を果たした。しかし本来のパフォーマンスには程遠く、試運転したかのようだった。されど今後の期待はやはり大きいのは確かだ。カンター選手はアメリカへ行ったとの情報もあり、有名な医師の診断を仰ごうとしているのか?定かではない。復帰の時期は混迷を極めている。
天皇杯バスケ3次ラウンドが終わると3週間のバイウィークに入る。できればこの期間終了後に選手がそろってプレーできるように祈りたい!んでねー?