攻めるディフェンスでアーリーカップ東北優勝奪還!手の内を隠し秘密兵器を出すまでもなかった理由とは?

秋田ノーザンハピネッツは2年ぶりにアーリーカップ優勝しました!本当おめでとうございます!現時点で結果にこだわり「勝ち切る」という点では合格かと思いました。

19-20アーリーカップ2回戦9月15日ハピネッツvs福島ファイヤーボンズ試合結果

秋田|14|24|25|33|=96
福島|18|15|19|18|=70

19-20アーリーカップ決勝戦9月16日ハピネッツvsレバンガ北海道試合結果

秋田|15|13|18|21|=67
福島|18|9|20|17|=64

B2福島相手も序盤はもどかしさがありましたが、終盤一気に突き放す勝負所は、さすがに見ごたえがありましたし、オフェンスの仕掛けも豊富で、昨シーズンとはまるっきり違いましたね。

まあ、アーリーカップまでは、各チーム腕試し的な要素があるのですが、一つの見極めや仕上げの時期であって、重要な意味があります。

補強はうまくいったのか?オフェンスはこれでいいのか?ディフェンスの仕掛けはどうなのか?そのように必死になっています。

その意味ではレバンガ北海道との対戦は実に興味深く、ロウキュウ侍的にはどれくらいカミングス選手を止められるのか?という点を注視していました。(結局はチーム最多の22得点されたよ)

元ハピネッツHCの中村和夫氏は「楽勝だ!」なんて言っていましたが;^^

試合はお互い、プレッシャーディフェンスのやり合いで手に汗握る展開、じりじりした展開になりましたね。

北海道のスターターは惜しみなくオンザコート3にしてきました。(帰化選手の外国人選手を入れる)対する秋田は選手を素早く入れ替え、タイムシェアをしながら選手の役目を最大に発揮させるスタイルを取りました。

ここで注目すべきは昨日まで出ていた古川選手、今川選手、ハビエルカーター選手を出さない状態で試合をしたということです。(保岡選手と北海道もミークス選手はケガで出ていません。)

ハピネッツとしては、この時点で完全に手の内を出していない、オプションがあるということ。将棋で例えると、飛車角なしで戦ったということなのでしょうか?(大袈裟ですか?)

この試合の勝負所はズバリ3クォーターの白濱選手がアンスポーツマンライクファールをもらった時だったと思います。ここでフリースローを決め、自分達からの攻撃で流れをつかめきれなかった点。

一気に引き離すことが出来なかった。

まあ、北海道のディフェンスもそれだけ良かったということでしょうか?

ハピネッツのウィリアムス選手は今期に賭ける思いがあって、リバウンド争いで頑張っていましたね。コールビー選手とかぶってしまい、倒して押し出す場面もありましたが、意識の高さは伝わってきました。

オフェンスもインサイドでダンクを決めていましたし、存在感はありましたね。でももう少しディフェンスも頑張ってほしい。位置取りはまんま、ゾーンディフェンスのようでした。試合を重ねるにつれアジャストし、もっと良くなると思います。

試合を決めたのは細谷選手とキーナン選手のフリースロー。ホントフリースローは馬鹿に出来ませんよね!確実に3本決めた細谷選手はさすがでした。

ハピネッツは選手層が確実に厚くなりました。一人の選手が頑張って出続ける危険な場面はなくなりました。戦略的にボールを預ける選手はいると思いますが、出る選手がケミストリーを発揮し、チームで戦うことが出来れば、ハピネッツはチャンピオンシップ出場は決して夢では無くなります。

プレシーズンゲームでハピネッツに敗れた、宇都宮と富山はアーリーカップで優勝しました。本当にバスケは奥が深いですし、相手への駆け引きもあり、その中で「いかにして勝ち切るか?」が大事です。

そして白濱選手が言っていた「勝って反省する」この謙虚さがあれば、天狗にならなければまだまだ強くなります。

秋田ノーザンハピネッツの今シーズンの秘密兵器とは?

私たちハピネッツファンがまだ見ていないオフェンスの秘策!秘密兵器が開幕で見れるかもしれませんよ!それはON3なのか?分かりませんが、相手チームが思わず「そ、、それはないだろ!」と困惑するようななにかが。

例えば、最終4クォーターで、ファール数とか関係してくるのかもしれませんが、ハピネッツの起死回生のドリームチームというべき、ウィリアムス選手プラス、外国人選手2人と、日本人選手のタイムシェア。これ練習していると思うのですが。

ねえ、楽しみですね!

ハピネッツの秘密兵器はこれだ!