2021~22シーズン開幕で秋田は、チームの改革を上げて臨んだが、10月は思わぬ展開の試練となった。新生秋田に期待を寄せたファンも、アイバーソン選手、伊藤選手のケガで、不安になり、さらにはデイビス選手が退場処分で水曜日の横浜戦に出られなくなった。
さすがに外国籍がグリン選手ただ一人ではさすがに分が悪いし。そもそもグリン選手に負担がかかりすぎると、またケガのリスクも増える。
さらに、週末からは天皇杯バスケでB2熊本戦が待ち受ける。勝てば連戦になる模様だ。
スケジュール的にきついから、天皇杯は脱力してあきらめた方がいいのか?、温存する方がいいのか?そんな忖度も働いてしまいそうではある。優先すべきは11月攻勢かもしれないからだ。
もちろん勝負なので、準備はしなければならないし、ゲームプランを練る必要がある。この期間厳しいのは百も承知だ。普段プレイタイムも少ない選手も総動員して、戦わなければいけない。
弱音を吐くのではなく、タフになれ!ということなのかもしれない。それは無策でがむしゃらになることではない。
昨シーズンでいえば、外国籍選手ジャクソン選手一人の渋谷戦に、秋田は負けてしまった経緯がある。
⇒どうして勝利の女神は渋谷に微笑んだ?ライオンになれなかった秋田はコールビーを失った
これがバスケ。外国籍で優位の秋田が負けてしまった。なので今度は逆に秋田だって勝てるかもしれないのだ。
チームを実践において立て直すということは並大抵ではないので、一つテーマを絞って戦うということはできないだろうか?ディフェンスならディフェンスに、ペイントエリア内を徹底的に守ってみる。そこからの反転攻勢に賭ける。
ケンゾーHCは今できる具体策を練っているだろうし、目の前の横浜戦をどう戦うのか?ひょっとしたらアイバーソン選手が間に合うのかもしれないが、無理はさせられないだろう。
選手全員がタフになって、ファンに何かを伝えるのがプロの仕事。ひょっとしたら明日奇跡が起こるかもしれない。