未知なる世界で秋田はタフさの証明!ワン&多田選手が新たな脅威に急成長中!

2021-22天皇杯11月1日秋田ノーザンハピネッツVS京都ハンナリーズ3次ラウンド10回戦

秋田|16|20|27|16|=79
長崎|11|17|8|15|=51

ケンゾーHCコメント

非常にタイトなスケジュールの中、選手たち、コーチングスタッフ、チームスタッフが素晴らしい仕事してくれて、3日間を通してチームで一丸となりしっかり戦えたと思います。
また、今日の試合においても、選手たちが自分たちで考えていいバスケットを展開してくれたのでよかったです。
天皇杯でトップ10に入ったのは秋田としても初めてですし、チームとしても3試合勝って秋田に戻れることは嬉しいです。
本当にこのチームを誇りに思います。
引用:https://northern-happinets.com/news/detail/id=16281

秋田は先週水曜日試合を経て、九州佐賀へ移動。けが人を抱える中、土曜日から3試合連続の試合を戦った。秋田ファンもこれ以上無理をして、けが人が増えることを心配した。

しかし、ふたを開けてみれば選手たちは足がよく動いていた。確かに疲労はあるしそれは、相手京都も同じ。

秋田はゲームの入りは多田選手、グリン選手の3pシュートで先行した。京都のハーパー選手も3pシュートで追撃ののろしを上げたが、展開はロースコアに。

お互い3連戦で疲れているのか?3pシュートが多かった。インサイドに切れ込む選手は少なかった。そんな中でも長谷川選手は、無尽蔵のスタミナで、レイアップを仕掛けた。アグレッシブな運動量は最後まで衰えなかった。

また彼はデイビス選手のゴール下への侵入を見逃さず、何度もキラーパスを供給した。今日の京都の外国籍選手はデイヴィッド・サイモン選手がケガで離脱しているため、それほど背が高くなく、ミスマッチを効果的に突き、ダンクを決めた。ここにアイバーソン選手がいたら、さらに有利な展開になっただろう。

ワン選手、多田選手の効果炸裂!

すると多田選手もエンジンがかかり、3pシュートを連続で決めだす。自分で放ったミドルが、リングボードわきに当たったボールを自らキャッチ、振り向きざまに3Pシュートを決める場面には、凄さを感じた。京都はたまらずタイムアウトを取った。

今日の多田選手は4本の3pシュートを決めた。

ここから秋田はさらに攻守がかみ合い、得点を広げにかかる。グリン選手もレイアップを連続でこなすし、アウトサイドシュートだけではない、オールラウンダーの面もある。デイビス選手もファールをコントロールし、アグレッシブなプレイを取り戻した。

おいさー田口選手、古川選手も3pシュートを効果的に決めたし、大浦選手も「ふわり」と浮かせるレイアップを連続で決めた。

京都のハーパー選手も連続3pシュートで意地を見せるが、秋田の流れは止めることはできず、79-51で秋田が勝利した。

ワン選手もゴール下での存在感を示した。ピックからパスを出すと見せかけつつフェイントで、ゴールへ走った。リバウンドも積極的に絡んで二次攻撃につなげた。

ファールをもらったフリースローはすべて決めた。ワン選手と多田選手はこの連戦である程度、信頼を勝ち取ったと思う。これからのチームでの活躍が楽しみだ。

今週末はアウエーで信州戦。この連戦で培ったタフさを発揮して、けが人も復帰して11月攻勢を成し遂げてほしい!