劇的すぎる！敗北覚悟で北海道がまさかのアンスポ！田口選手のフリースローが勝利を舞い込んだ

ゲーム1では秋田のアウトサイドシュートが好調過ぎて１００点ゲームを演じましたが実はこれ、過去に北海道にやられているんですね。

試合結果

2021-22 B1第27節11月10日秋田ノーザンハピネッツVSレバンガ北海道ゲーム2
秋田｜18｜15｜24｜29｜＝86
北海道｜18｜20｜20｜29｜＝84

昨日大当たりした古川選手は最初にジャンパーを決めてからシュートタッチは苦戦した。その代わりにグリン選手は試合の入り早々にワイドオープンを決めた。秋田は昨日同様にボール回しが早くフリーでシュートを打てているがその精度は今一つ。

今日は北海道のディフェンスはシューターに対して体を寄せている。そして橋本選手は積極的にミドルを連続で決め切った。お互いしまった展開ではあるが、北海道のディフェンスの意識の高さは見て取れた。

橋本選手のエナジーを受けて北海道の選手は昨日見られなかった「、ペイントエリア内にアタックをして秋田のディフェンスを惑わした。秋田も昨日と同様にインサイド、アウトサイトと攻め、拮抗した展開が続いた。

うーん、どうなんだろう？秋田にしてみればいつでも逆転できそうな試合運びとも感じるが、北海道は昨日の反省を生かして２次攻撃を展開してくる。ボール回しができている。秋田は修正してきたディフェンスを崩し切れていない。我慢の時間が続いた。

スコアらのロング選手もチームプレイに徹して日本人選手のアシストを引き出していた。それがインサイドアタックで活路を見出す。秋田はアウトサイドシュートの精度が低い古川選手がレイアップ、ワンスロー、グリン選手の3Pシュートで39－43、グリン選手からのピック＆ロールアイバーソン選手がゴール下で41-43と盛り返す。ここでミラー選手のボール運びを中山選手がスチールを狙い、長谷川選手がレイアップで43-43-の同点にした。

同点まではあっという間の展開で、ここから引き離したい秋田だったが、ロング選手のアリウープダンク、寺園選手の3Pシュートで拮抗した展開に持ち込んだ。秋田は我慢の時間なのだが、相手はブルックス選手が不在。それを考えれば物足りない展開と思う。

秋田はそのような相手に付き合ってしまう悪い癖があるように思う。相手の弱い部分をつけない！とことんつけないのはどうしてだろうか？

なので最終クォータの入りもバタバタして、ターンオーバーを連発する。中山選手、長谷川選手のあわせで59-64とするがここで相手ナナー選手が負傷退場のアクシデント。なのでここは一気にトラジションを生かしたい場面なのだが、逆にロング選手にスイッチが入る。

タフショットやゴール下ワンスロー、ミドルを決め切って秋田の追撃を許さない。頼れる個人技がさく裂し73-77とする。ここで古川選手が今日初めての3Pシュート78-81、ロング選手もミドルで78-83で逃げる。ここでグリン選手の起死回生の3Pシュートで81-83ここから秋田はファールゲーム残り23,5でミラー選手がグリン選手の3Pシュートへファール、3スローで83-84の1点差に！ここでグリン選手にロングがまさかのアンスポでグリン選手が目を負傷、変わった田口選手がフリースローを決め切り逃げ切った。

ハイライト動画

ケンゾーHCコメント

前半の入りから北海道さんの日本人選手たちが非常にアグレッシブで、その部分で前半非常に苦しめられました。
後半は終盤になるにつれてショーン・ロング選手の勝負強さに苦労しながらずっとビハインドを追いかける状況で、いつもなら負けてしまっているパターンの中、選手たちがよく我慢して諦めずに最後までプレ－してくれたことで勝利が舞い降りたと思います。
勝利を掴んだというよりかは、今回に関しては本当に勝ててよかったです。
非常に苦しい中、勝ちを手に入れられてよかったと思いますが、同時に反省点も非常に多いので、自分としても選手の入りだったり、前半の出来がよくなかったのでまだまだ課題が多いなというのはすごく痛感しました。
引用：https://northern-happinets.com/news/detail/id=16606

最後に

北海道のディフェンスの修正は見事だった。秋田は昨日あまりにもアウトサイドシュートの精度が良すぎて今日は苦戦すると思っていたが、代わりにグリン選手が気を吐いたし、田口選手も続いた。しかし、相変わらずインサイドの攻防では、物足りなさを露呈したし、次の名古屋はそこを突いたくるに違いない。

今日は秋田は勝ち切れたことは喜ぶべきことだ。この勝ち方は強豪でさえ、経験をしている。そこからの反省と、教訓を得てさらに成長する姿を見てみたい。秋田のアイバーソン選手の爆発はまだなのが気になる。んでねー？