それでも渋谷に引き分けは御の字なのか?残り4戦同一カードへの収穫・課題と手ごたえ

秋田は無観客試合渋谷戦2連勝を飾り、どうにかして苦手意識を植え付けたい。その後の千葉や宇都宮戦を見据えて目の前のチャンスをものに出来るか?どんな環境であっても、選手の気持ちが問われる試合だ。

2019-20 B1第28節3月15日秋田ノーザンハピネッツVSサンロッカーズ渋谷2

秋田|15|22|21|21|=79
渋谷|13|22|21|28|=84

秋田は昨日とは逆な試合展開になってしまった。お互いが似たようなチームなので、激しディフェンスは見ごたえがあったと思う。しかし、最後要所での3Pシュートへの対応が、甘すぎたのではなかろうか?勝利がするりと逃げていってしまった感があって、もやもやした。

キーナン選手に変えてカーター選手も奮闘は出来た。渋谷もセバスチャン・サイズ選手に変えてきた。これでもうお互い手のうちは見せたことになる。

ところが秋田はまさかのターンオーバーが18ということで、今日のディフェンス対決では負けてしまっていたということでありましょう。

そしてもう一つは3Pシュートの精度。19本放ち、決めたのが4本。渋谷は4クオータで追い上げる3P シュートを効果的に決めていき、4クオータの10点差をひっくり返し突き放つ。

相手シューターはフリーで打っていましたし、まあ各選手の武器ですのでそれなりの威力はありました。なるほど、こうやって東地区4位にいるわけなのね。

アキアは試合中止期間、秋田ノーザンゲートスクエアーでリングが13個ある環境で練習してきたので、シュート精度にはある程度期待はあったのですが、やはり実践で生かすとなると、まだまだ何か足りないのでしょうか?

シュートタッチは試合の中でつかんでいく部分もありますし、怖がらないで信じて打ち続けないとならないところもあると思います。渋谷のケリー選手は最後の最後で大きな3Pシュートを決めたのだし、秋田はもう少し多田選手を使っても良かったと思うし、若い選手の仕上がりも見たかった。

それでも秋田の外国籍選手は活躍して存在感を見せてくれた。アメリカではNBAが試合中止になっていますし、Bリーグの滋賀では外国籍選手は出場停止しています。

ハビエル・カーター選手はチーム最多の16得点、12リバウンド。リバウンドからの2次攻撃は見ていて気持ちよかった。カディーム・コールビー選手も同2位の14得点、11リバウンドでダブルダブル達成。

ケンゾーHC試合後のコメント

「第4クォーターにリードしてから相手に追いつかれてしまった弱さ、そしてラスト2分間のゲームの組み立て方がポイントでした。渋谷さんのプレッシャーを受けてターンオーバーをしてしまった。非常に苦しい試合だったし、課題がよく見えたゲームでした。その中でも収穫はたくさんあったと思います。一番嫌だったのは相手に対して嫌な印象や弱気な印象を思ってしまうことでした。その中で昨日勝てて、そして今日も終盤までリードを作れたのは大きな収穫でした」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200316-00220508-bballk-spo&p=2

新型肺炎感染拡大の中試合再開は賛否があろうかと思います。モチベーションを含め精神的には辛いと思いますが、免疫力はプロバスケ選手は一般人よりはあると思います。白血球が頑張っています。それを阻害する恐怖心が一番いけないのかと。常識的な手洗い、うがい、を徹底し、栄養、休養をしっかり取る。たとえかかってしまっても若い人はそんなに重篤な状態にならないような。高齢者さんや障害者さんにはうつさないようにしないといけませんが。

無料配信では普段の3倍の試聴があったといいます。やっぱり見たいんですね。
渋谷とはもう4試合あります。同じようなチームカラーだとしたら後は気持ちの問題かも。一つでも多く勝つ!という気持ちで乗り切って欲しいですな!

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